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山口県5市の出産・産後の支援|5市とも産後ケア無料、出産一時金50万円

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山口県5市の出産・産後の支援を比べます。産後ケアは5市とも無料で、岩国市は宿泊・通所・訪問を合わせて14回、宇部市は宿泊2回まで。出産育児一時金(国保)は1児50万円、産婦健診2回も受診票で受けられます。申し込み方の違いもまとめました。

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山口県の5市では、産後ケア(助産師などによる宿泊・日帰り・訪問のケア)を5市とも無料で使えますが、使える回数と時期は市で違い、岩国市は3種類を合わせて14回、宇部市は宿泊が2回(1回3日以内)までです。国民健康保険の出産育児一時金は1児50万円で、妊婦健診と産後2週間・1か月の健診も受診票で受けられます(2026年10月27日に各市の公式ページで確認)。

  • 妊婦支援給付金(妊娠届のあと5万円、出産予定日の8週間前から子ども1人5万円)と児童手当は、山口5市の児童手当と妊婦支援給付金の記事にまとめています
  • 産後ケアは、食事代やおむつ代、オプションのサービスなどが自己負担です
  • 里帰りで山口県外の病院で健診を受けたときは、あとで申請すると上限の範囲で払い戻されます

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山口県5市の産後ケアの比較(回数・時期・申し込み)

産後ケアの利用料は5市とも無料で、回数がいちばん多いのは3種類を合わせて14回使える岩国市です。宿泊型・日帰り型は産後4か月ごろまでが対象の市が多く、訪問型はどの市も産後1年まで使えます。

市 使える回数 対象の時期 申し込み
下関市 宿泊7日まで、日帰り・訪問は合わせて7回 産後1年未満(医院の宿泊・日帰りは産後1〜3か月まで) 健康推進課に電話で相談
山口市 宿泊7日、日帰り3日、訪問1回、母乳支援1回 産後1年未満 施設を予約してウェブ申請
宇部市 宿泊2回(各3日以内)、日帰り3回、訪問3回 宿泊・日帰りは原則産後4か月以内、訪問は1年以内 電子申請か申請書
周南市 宿泊・日帰り・訪問それぞれ7日まで 宿泊・日帰りは産後4か月未満、訪問は1年未満 まず電話で相談
岩国市 3種類を合わせて14回(宿泊は6泊7日まで) 宿泊は産後4か月未満、ほかは1年以内 出産後に申請して利用券

回数は1人目(単胎)の場合で、双子などは山口市と下関市で回数が増えます。出典:各市の産後ケア事業のページ(2026年10月27日確認)。

妊婦健診と産婦健診2回は、母子健康手帳と一緒に受診票を受け取る

妊娠届を出して母子健康手帳を受け取るときに、妊婦健診(山口市・宇部市・岩国市は14回分)と、産後2週間・産後1か月の産婦健診2回分の受診票を受け取り、受診票の項目は公費で受けられます。受診票が使えるのは主に山口県内の委託先の医療機関で、岩国市は広島県の一部の医療機関でも使えます。決まった項目以外の検査は自己負担です。

里帰りなどで受診票が使えない病院で受けたときは、いったん払って、住んでいる市に払い戻し(償還払い)を申請します。山口市と岩国市は、申請の期限を健診の日から6か月以内としています(山口市の妊婦健診は最後の健診から6か月以内)。山口市の産婦健診の払い戻しの上限は、1回4,000円です(山口市 産後ママの健康診査)。市外から転入した人は、保健センターなどで新しい受診票に替えてもらいます。

出産育児一時金は1児50万円。病院への直接支払いが使える

国民健康保険に入っている人が出産すると、出産育児一時金として1児50万円(産科医療補償制度の対象外の出産などは48万8,000円)が出ます。病院と合意すれば、一時金を病院が受け取る「直接支払制度」を使え、退院のときに払うのは一時金を超えた分だけです。費用が一時金より少なかったときは、差額を申請すると世帯主に支払われます(山口市 国民健康保険における出産育児一時金の支給、宇部市 出産育児一時金の支給)。

会社の健康保険に入っている人は、勤め先の健康保険から支給されます。申請の期限は出産の翌日から2年です。国民健康保険では、出産予定月の前月から4か月分の保険料が軽減され、出産予定日の6か月前から届け出られます(山口市 産前産後期間の国民健康保険料の軽減措置)。

下関市:産後ケアは市が利用先を調整。妊婦健診の送迎タクシーも

下関市の「産後ママとベビーのためのケア事業」は、健康推進課母子保健係(083-231-1447)に電話すると、市が希望に合う利用先を調整し、日時が決まってから保健センターなどに申請書を出します(利用日の3日前までに提出)。宿泊型は午前10時から翌日の午前10時まで、日帰り型は1日4時間以上、訪問型は2時間ほどです。宿泊型・日帰り型は市内の産婦人科医院や助産院で受け、医院により産後1か月か3か月までの受け入れです(下関市 産後ケア事業)。

産婦健診は産後2週間(産後7〜21日)と産後1か月(産後25〜45日)の2回で、市内の産婦人科なら無料です(下関市 産婦健康診査)。2026年4月1日以降に母子健康手帳を受け取った人は、出産や妊婦健診の送迎に使える子育てタクシー「しもまちBABYタクシー」のクーポンを片道10回分受け取れ、出産予定日から365日後まで使えます(下関市 子育てタクシー普及支援事業)。

山口市:施設を予約してからウェブで申請。退院後すぐに使える

山口市の産後ケアは、宿泊型(7日)、日帰り型(3日、原則4時間以上)、訪問型(1回)、母乳支援型(1回)の4種類で、双子などは宿泊14日・日帰り6日・訪問5回に増えます。先に一覧の医療機関などへ予約し、ウェブで申請して表示される申請番号を当日に伝えます。ウェブを使わないときは、母子健康手帳を持って保健センターなどで申請します。退院してすぐに使うこともできます(山口市 産後ケア事業)。

家から最寄りの分娩施設まで車などでおおむね60分以上かかる妊婦には、出産のための交通費(1往復)の8割と、出産前に近くで待つ宿泊費の一部(14泊まで)を助成します。申請は出産日から6か月以内です(山口市 妊産婦アクセス支援事業)。問い合わせは子育て保健課(083-921-7085)です。

宇部市:宿泊と日帰りは産後4か月まで、申請から2日後以降に利用

宇部市の産後ケアは、宿泊(ショートステイ)が2回まで(1回3日以内)、日帰り(デイサービス、9時〜17時のうち4時間以上)が3回まで、自宅への訪問(1〜2時間)が3回までです。宿泊・日帰りは原則産後4か月以内で、電子申請か申請書で申し込むと市から電話で状況を聞かれ、申請日から2日後以降の日に使えます。年末年始(2026年12月26日〜2027年1月3日)は受付も利用も休みです(宇部市 産後ケア事業(個別支援事業)、宇部市 産後ケア事業(訪問支援事業))。

妊婦健診14回、妊婦の歯周病検診1回、産婦健診2回はどれも無料です(決まった項目以外は実費。宇部市 妊産婦健康診査・妊婦歯周病検診)。問い合わせはこども支援課(0836-31-1732)です。

周南市:3種類ともそれぞれ7日まで、まず電話で相談

周南市の産後ケアは、宿泊型(3食付き、1泊は2日と数える)、日帰り型(昼食付き、10時〜17時のうち)、訪問型(1回2時間ほど)がそれぞれ7日まで無料です。宿泊型・日帰り型は基本的に出産した産科医療機関で調整し、利用申請書を出します。対象は、産後の体の回復や育児に不安がある人です(周南市 産後に利用できるサービス)。

徳山保健センターでは、産後3か月未満の親子が助産師に授乳などを相談できる「産後ママのおっぱいサロン」を週1回、予約制・無料で開いています。問い合わせはあんしん子育て推進課(0834-22-8550)です。

岩国市:産後ケアは3種類を合わせて14回、申請は出産後

岩国市の産後ケアは、2026年4月から宿泊型・通所型・居宅訪問型を合わせて14回使えるようになり、宿泊型は7回(6泊7日)までです。申請は出産後にでき(妊娠中の事前登録はありません)、利用を希望する1週間前までに電子申請か窓口で申請すると、決定通知と利用券が家に届き、自分で利用先を予約します。回数を超えた分は全額自己負担です(岩国市 産後ケア事業)。

妊婦健診14回(双子などは5回追加)、産婦健診2回、赤ちゃんの1か月・3か月・7か月・1歳の健診の受診票は、山口県内と広島県の一部の医療機関で使えます(岩国市 妊婦・産婦・乳児健康診査)。問い合わせはこども家庭センター(0827-29-0404)です。

山口で出産・産後の支援を使うときの事情

山口県と市が共同で、県内のホテル・旅館を日帰りで使う「ほっとひといき宿泊施設活用産後ケア事業」を2026年7月29日から2027年2月25日まで(県が決めた平日)行っています。対象は産後4か月〜1年の母子で1組1回、下関市と宇部市は無料、周南市は3,000円、岩国市は産後ケアの利用券を1回分使います。10〜12月の分は下関市・宇部市・岩国市で受付を終え、1〜2月の分は12月上旬に受付を始める予定です(下関市、宇部市、岩国市の案内)。

産後ケアの申し込み方は市で大きく違います。山口市と岩国市は自分で利用先を予約し、下関市は市が利用先を調整し、周南市はまず相談、宇部市は申請のあと市から電話があります。宿泊型を使いたい人は、産後4か月までに申し込む市が多い点に気を付けます。

受診票と産後ケアは、住民票がある市の制度です。健診の日や利用の日に別の市へ転出していると使えず、転出先の市で受け直します。

よくある質問

山口県の産後ケアは、妊娠中に申し込めますか?

岩国市はできず、出産後に申請します。山口市は施設を予約してから申請し、下関市・周南市はまず電話で相談します。

里帰りで県外の病院で妊婦健診を受けたら、費用は戻りますか?

はい、住んでいる市に申請すると、市の決めた額を上限に払い戻されます。山口市・岩国市の申請期限は健診から6か月以内です。

会社の健康保険でも出産育児一時金はもらえますか?

はい、勤め先の健康保険から支給されます。市の国民健康保険から出るのは、国民健康保険に入っている人です。

公式情報確認:2026年10月27日(日本時間)。制度・回数は年度ごとに変わることがあります。

利用する前に知っておきたいこと

対象・回数
各市に住民票がある妊産婦と赤ちゃん。産後ケアは宿泊・日帰りが産後4か月ごろまでの市が多く、訪問は産後1年まで

場所・アクセス

施設・会場
山口県5市(下関・山口・宇部・周南・岩国)の出産・産後の支援(産後ケア・妊産婦健診・出産育児一時金)

参照

参照した情報(18件)

情報確認日:2026年10月27日

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