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山口県の5市のうち、高齢者にタクシー券を出しているのは岩国市・周南市・山口市の3市で、岩国市は75歳以上で運転免許のない人に500円券を年48枚出します。バスの100円乗車証は、山口市・宇部市・岩国市なら70歳になる前に申請なしで郵送されますが、下関市は自分で申し込み、使えるのは毎週火曜だけです(2026年10月27日に各市の公式ページで確認)。
- 申請なしで届く:山口市・宇部市・岩国市のバス乗車証、周南市の助成券(前の年度にもらった人)
- 申請が要る:下関市の「いきいきシルバー100」、周南市の助成券(初めての人)、岩国市と山口市のタクシー券
- なくしても再発行されない:岩国市のタクシー券、周南市の助成券
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山口県5市の高齢者のバス・タクシー助成の比較(対象・金額・申請)
タクシーに使える券は、岩国市が500円券、周南市と山口市が200円券で、どれも年度ごとに枚数が決まっています。バスの100円乗車の使い方や会社ごとの乗り方は、山口県5市の路線バスの記事にまとめています。
| 市 | バス | タクシー | 受け取り方 |
|---|---|---|---|
| 下関市 | 70歳以上、火曜に1回100円 | — | 申請(電子申請・窓口・郵送) |
| 山口市 | 70歳以上、1回100円 | 要支援・要介護の人に200円券60枚など | バスは郵送、タクシーは申請 |
| 宇部市 | 70歳以上、1回100円 | — | 郵送 |
| 周南市 | 200円引きの券48枚(バス・タクシー共通) | バスと同じ券 | 初回は申請、2年目から郵送 |
| 岩国市 | 70歳以上、1回100円 | 75歳以上で免許のない人に500円券48枚 | バスは郵送、タクシーは申請 |
表の「—」は、山口県警察がまとめた「高齢者等に対する各市町の交通支援事業一覧表」(2026年10月26日現在の版)に、高齢者向けのタクシーの助成が載っていない市です。出典:山口県警察 運転卒業証制度(支援事業所一覧)と各市の公式ページ(2026年10月27日確認)。
山口県の高齢者の交通助成で、自分が使えるものの見分け方
- 70歳以上でバスに乗る:住んでいる市のバス乗車証(下関市だけ申請が要る)
- 75歳以上で、岩国市に住み運転免許がない:岩国市の500円のタクシー券(年度の途中の申請は枚数が減る)
- 周南市で75歳以上、または65〜74歳で運転免許がない:バスにもタクシーにも使える200円引きの券
- 山口市で要支援・要介護の認定を受けている:山口市タクシー利用券(200円券60枚)
- 山口市で駅やバス停から1km(70歳以上は500m)以上離れて住む65歳以上:グループタクシー利用券
下関市:いきいきシルバー100は申請が要り、使えるのは火曜だけ
下関市に住民登録がある70歳以上の人は、利用者証「いきいきシルバー100」を見せると、毎週火曜にサンデン交通・ブルーライン交通の路線バスと市の渡船(六連島航路・蓋井島航路)に1回100円で乗れます。払うのは現金で、ICカードは使えません。下関〜福岡線と、市外だけの区間には使えません。
利用者証は自動では届かず、やまぐち電子申請サービス、長寿支援課・各総合支所・各支所・サテライトオフィス・一部の公民館の窓口、長寿支援課への郵送・ファクスのどれかで申し込みます。70歳になる人は、誕生日のおおむね2週間前の申請が案内されています。同じ利用者証は、火曜の「いきいきシルバー銭湯デー」にも使えます(下関市 いきいきシルバー100について)。問い合わせは長寿支援課支援係(083-231-1340)です。
菊川・豊田・豊北の地区では、市が年齢を問わず乗れる生活バスを1回100円で走らせています。デマンド型の便は前もって電話で予約します(問い合わせは都市計画課 083-231-1441)。
山口市:タクシー券は2種類。介護の認定かバス停からの距離で決まる
山口市のタクシーの助成は、要支援・要介護の人向けの「山口市タクシー利用券」と、バス停から遠い65歳以上向けの「グループタクシー利用券」の2つで、両方は受け取れません。70歳以上のバスの優待乗車証は、申請しなくても市から郵送されます(山口市 敬老福祉優待バス乗車証)。
山口市タクシー利用券(旧おでかけサポートタクシー利用券)
要支援・要介護の認定を受けている人と、介護予防・生活支援サービス事業の対象者に、1枚200円の利用券を1年に60枚(1冊)出します。1回の乗車で、料金が1,000円以下なら2枚まで、1,000円を超えると3枚まで、その後は500円を超えるごとに1枚ずつ多く使えます。令和8年度分は2026年3月25日から申請を受け付けています。
申し込みは、本庁舎1階9番窓口、各総合支所の総合サービス課、地域交流センター(大殿・白石・湯田・小郡・秋穂・阿知須・徳地・阿東を除く)と分館、大海総合センターで、介護保険被保険者証(写しでも可)を持っていきます。代理の人が申し込むときは、代理人の本人確認書類も要ります。汚したりなくしたりしたときは、未使用の分を申請で再交付します(山口市 令和8年度山口市タクシー利用券の交付申請)。問い合わせは高齢福祉課(083-934-2793)です。
グループタクシー利用券
年度末に65歳以上で、家からいちばん近い駅やバス停まで1.0km以上(年度末に70歳以上なら500m以上)離れて住む人が対象です。坂の上の家や、道路の事情で遠回りが要る家も、対象になる場合があります。山口市タクシー利用券を受け取っている人は申し込めません(山口市 グループタクシーの申請)。
券は1年に60枚で、1枚の額はバス停などからの距離で決まり、1.5km未満は300円、1.5km以上4.0km未満は500円、4.0km以上は700円です。70歳以上の距離の条件は、2025年4月1日に700mから500mへ緩められました(山口市 令和7年3月の記者発表資料(PDF))。1回の乗車で1人1枚までなので、近所の人と乗り合わせるほど1人の負担が減ります。申し込みは交通政策課(083-934-2729)です。
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宇部市:バス乗車証は70歳の誕生月の前月末までに届く
宇部市は、70歳の誕生月の前月末までに高齢者バス優待乗車証を郵送し、誕生月の初日から宇部市営バスなどに1回100円で乗れます。使えるのは市営バスの全路線、小野きずな号の路線定期運行、船鉄バスの「宇部駅経由の船木〜宇部市役所前」「際波台〜宇部駅」の路線です。なくしたときの再交付は、高齢福祉課か各市民センターで申し込みます(宇部市 高齢者バス優待乗車証)。問い合わせは高齢福祉課(0836-34-8302)です。
路線バスが通っていない地区には、市の地域内交通として、西宇部・厚南・原・藤山・桃山・東岐波のコミュニティタクシー、小野きずな号のデマンド運行、二俣瀬と吉部・万倉のデマンドバスがあり、年齢を問わず使えます。運賃は路線ごとに違い、一部は前もって利用登録が要ります(問い合わせは交通政策課 0836-34-8831)。
周南市:200円引きの券48枚を、バスにもタクシーにも使える
周南市は、75歳以上の人と、65〜74歳で運転免許を持っていない人に、1枚200円引きの助成券を年度に48枚(9,600円分)出し、路線バスにもタクシーにも使えます。前の年度に受け取った人には、申請しなくても郵送で届きます。
初めての人は、平日8時30分〜17時15分に、本庁1階の高齢者支援課、各総合支所の市民福祉課、各支所で随時申し込めます。申請書は窓口にあり、マイナンバーカードなど本人確認書類の原本を持っていきます。代理の人が申し込むときは、本人と代理人の両方の原本が要ります。
タクシーは、料金が1,000円未満なら1枚、そこから1,000円増えるごとに1枚ずつ多く使えます。バスは1回の乗車に1枚です。乗る所か降りる所のどちらかが周南市内なら使え、光市役所〜周南市熊毛地域の広域生活交通も、市内で乗り降りするときは使えます。高速バスには使えず、200円未満の運賃に使ってもおつりは出ません。なくした券は再交付されず、汚れた券だけ同じ枚数と交換できます(周南市 令和8年度高齢者バス・タクシー運賃助成事業)。問い合わせは高齢者支援課(0834-22-8461)です。
岩国市:タクシー券は500円券を年最大48枚、申請した月で枚数が決まる
岩国市は、75歳以上で運転免許(原付を含む)を持っていない人に、1枚500円のタクシー利用券を年度に最大48枚出します。枚数は申請した月で決まり、4月なら48枚、10月なら24枚、11月なら20枚、3月なら4枚です。障害者福祉タクシー料金助成でタクシー券を受け取っている人は対象外です。
1回の乗車で使える枚数は料金で決まり、500円以上1,000円未満は1枚、500円増えるごとに1枚ずつ多く使えて、3,000円以上なら6枚まで使えます。申し込みは高齢者支援課、総合支所の市民福祉課、支所、出張所で、本人確認書類と、運転免許を返したことが分かる書類(運転経歴証明書、運転卒業証、運転卒業者サポート手帳のどれか)を持っていきます。返した証明が無くても申し込めますが、市が警察に免許の有無を確かめるので、券が届くまで4週間ほどかかります。
2年目からは、原則として住民票の住所へ3月中にゆうパックで届きます(置き配はできません)。窓口で受け取りたいときは「郵送化についての確認書」を出します(岩国市 高齢者活き行きサポート事業)。問い合わせは高齢者支援課支援班(0827-29-2588)です。
70歳以上のバスの敬老優待乗車証は、70歳の誕生日の月の前月末に郵送され、転入した人には転入の翌月以降に届きます(岩国市 高齢者等優待乗車証交付事業)。乗車証を見せると、錦川清流線(錦町駅〜川西駅)の6,000円分の利用券を4,000円で買え、柱島航路(岩国港〜柱島・端島・黒島)の運賃が半額になります(岩国市 公共交通利用にかかる費用の助成)。
山口で高齢者の交通助成を使うときの事情
対象になる年齢は、市と乗り物で違います。バスの100円乗車は4市とも70歳からですが、周南市の助成券は75歳から(免許がなければ65歳から)、岩国市のタクシー券は75歳から、山口市のグループタクシー券は65歳からです。
運転免許の有無が条件になるのは、岩国市のタクシー券と、周南市の65〜74歳の人です。山口市のタクシー利用券とグループタクシー券、各市のバス乗車証は、免許を持っていても対象になります。
使える範囲は、住んでいる市の中が基本です。周南市の助成券と下関市の利用者証は、乗る所か降りる所が市内でないと使えません。バス停から遠い地区には、山口市のグループタクシー、宇部市のコミュニティタクシーやデマンドバス、下関市の生活バスのように、年齢を問わない仕組みや距離で決まる券が別にあります。
よくある質問
山口県で70歳になったら、バスの乗車証は自動で届きますか?
山口市・宇部市・岩国市は、申請しなくても郵送で届きます。下関市は自分で申し込み、周南市は初めての年だけ申し込みが要ります。
運転免許を持っていても、タクシー券はもらえますか?
岩国市のタクシー券はもらえません。周南市は75歳以上なら免許があっても対象で、山口市のタクシー利用券は要支援・要介護の認定が条件です。
年度の途中で申し込むと、券は減りますか?
岩国市のタクシー券は、申請した月で枚数が決まり、10月の申請なら24枚です。周南市は年度に48枚、山口市のタクシー利用券は60枚(1冊)が交付の枚数です。
公式情報確認:2026年10月27日(日本時間)。制度・枚数は年度ごとに変わることがあります。





