広島市・福山市・呉市・東広島市の子どもの定期予防接種は、決められた期間内ならどの市も無料です。違いが出るのは任意接種の助成で、福山市は子どものインフルエンザに1回800円、東広島市はおたふくかぜの1回目に上限7,000円を出しています。
受ける場所によって手続きも変わります。
- 住んでいる市の実施医療機関で受ける:手続きはいらず、医療機関に直接予約します。
- 県内のほかの市町で受ける:前もって住んでいる市に申請し、広域予防接種券をもらいます。
- 里帰りなどで県外で受ける:前もって予防接種依頼書をもらい、いったん全額を払ってから払い戻しを受けます。
合わせて読みたい7件・横にスクロール
広島の高齢者バス・タクシー券|福山は年7,000円分、呉は1乗車100円【2026年】交通・移動
広島市の撤去自転車の保管所|西区扇で10時半〜19時、手数料2,200円と持ち物【2026年】手続き・窓口
広島県の免許自主返納|日曜は免許センター、経歴証明書1,150円・タクシー1割引手続き・窓口
広島のパスポート申請・受け取り|日曜は広島市旅券センター、10年用9,300円【2026年】手続き・窓口
広島市の区役所の営業時間は平日8時30分〜17時15分|土日・夜の住民票の取り方手続き・窓口
広島市・福山市・呉市の粗大ごみ|広島市は予約制で250円〜、呉市はシール300円手続き・窓口
広島の保育園4月入園申し込み2027|呉市11月11日・広島市1月12日締切手続き・窓口
広島県4市の子どもの予防接種の違い
- インフルエンザの費用を抑えたいなら:福山市(生後6か月〜小学6年生、1回800円を2回まで)
- おたふくかぜを受けるなら:東広島市(1歳〜2歳の誕生日の前日まで、1回目に上限7,000円)
- 接種の時期の案内を待ちたいなら:広島市は2種混合・日本脳炎2期・HPVの接種券を対象の年齢になると送ります。東広島市は時期を個人に知らせていません
- 接種の予定をスマホで管理したいなら:広島市の「ひろしま子育て応援アプリ」
| 市 | 当日の持ち物 | 任意接種の助成 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 広島市 | 接種券・母子健康手帳・マイナンバーカードなど | なし | 各区の地域支えあい課 |
| 福山市 | 親子健康手帳・健康保険証など | インフルエンザ 1回800円 | 保健予防課 |
| 呉市 | 母子健康手帳 | なし | 地域保健課 |
| 東広島市 | 母子健康手帳・予診票 | おたふくかぜ 上限7,000円 | 医療保健課 |
広島市・呉市・福山市は、骨髄移植などで免疫を失った子の再接種の費用を別に助成しています。乳幼児の予診票は、広島市・福山市では医療機関に備え付けてあります。東広島市は医療機関のほか、赤ちゃん訪問のときや医療保健課、支所(福富支所を除く)でも受け取れます。
2026年度の定期接種の種類と無料の期間
4市とも、下の表の期間内に受ければ費用はかかりません。期間を過ぎて受けると任意接種になり、全額が自己負担です。表は広島市の2026年度の一覧に沿っていて、福山市・呉市・東広島市も同じ種類を定期接種にしています。
| ワクチン | 無料の期間 | 回数 |
|---|---|---|
| ロタウイルス | 生後6週〜24週(ロタリックス)、〜32週(ロタテック) | 2回または3回 |
| B型肝炎 | 1歳になるまで | 3回 |
| 5種混合 | 生後2か月〜90か月(7歳半)になるまで | 4回 |
| 小児用肺炎球菌 | 生後2か月〜60か月(5歳)になるまで | 1〜4回(始めた月齢による) |
| BCG | 1歳になるまで | 1回 |
| 水痘 | 生後12か月〜36か月になるまで | 2回 |
| 麻しん風しん | 1期は1歳〜2歳になるまで、2期は小学校入学前の1年間 | 各1回 |
| 日本脳炎 | 1期は生後6か月〜7歳半、2期は9〜12歳 | 1期3回・2期1回 |
| 2種混合 | 11〜12歳(2期) | 1回 |
| HPV | 小学6年〜高校1年相当の女子 | 2回または3回 |
| RSウイルス | 妊娠28週0日〜36週6日の妊婦 | 妊娠ごとに1回 |
通信費も見直すなら、料金プランと利用条件を確かめられます。
ロタウイルスの1回目は、どちらのワクチンも生後2か月〜14週6日、BCGは生後5〜8か月、水痘の1回目は生後12〜15か月が望ましい時期です。HPVは2026年4月1日からシルガード9だけになり、15歳になる前に1回目を受けると2回で済みます。
決まった期間を過ぎても受けられる特例が2つあります。麻しん風しんは、2024年度にワクチンが足りず受けられなかった子(1期は2022年4月2日〜2023年4月1日生まれ、2期は2018年4月2日〜2019年4月1日生まれ)が、2027年3月31日まで無料で受けられます。日本脳炎は、1995年4月2日〜2007年4月1日生まれで受け終わっていない人が、20歳になるまで定期接種として受けられます。広島市 こどもの予防接種のページ
広島市:接種券を持って、市内と安芸郡の医療機関で受ける
広島市は、接種するときに市に住民登録があれば、市の接種券で無料で受けられます。受けられるのは、かかりつけ医など広島市内と安芸郡の医療機関です。予約がいる医療機関もあるので、先に問い合わせます。医療機関は厚生労働省の「医療情報ネット」で探せます。
当日は、接種券(母子健康手帳の別冊か、個別に届いたもの)、子どもの氏名・住所・生年月日が分かるもの(マイナンバーカードなど)、母子健康手帳を持っていきます。0〜2か月の子と2歳未満で転入した子などには、接種券に貼る名前シールが届きます。
年齢が上がってからの接種は、市から接種券が届きます。日本脳炎2期は9歳の誕生日の翌月末、2種混合2期は小学6年生の6月末ごろ、HPVは中学1年生の5月末ごろです。2026年度は、11歳の誕生日を迎える子にも誕生日の翌月末に2種混合の接種券を送ります(4〜6月生まれは7月末)。
転入したときは、区役所の市民課などで転入の手続きをしたあと、母子健康手帳を持って住んでいる区の保健センターで接種券をもらいます。接種券をなくしたときも同じ保健センターで再交付を受けます。県外で受けるときは、受ける前に保健センターへ連絡し、予防接種依頼書をもらいます。申し込みから約1週間で届きますが、書類のやりとりで数週間かかることもあります。広島市予防接種費用助成制度(県外で受ける人向け)のページ
問い合わせは、住んでいる区の地域支えあい課です(中区 082-504-2528、東区 082-568-7729、南区 082-250-4108、西区 082-294-6235、安佐南区 082-831-4942、安佐北区 082-819-0586、安芸区 082-821-2809、佐伯区 082-943-9731)。
福山市:子どものインフルエンザに1回800円の補助
福山市は、生後6か月から小学6年生の子のインフルエンザ予防接種に、1回800円を2回まで補助します。鼻に吹き付けるタイプのワクチンは1回1,600円で、1回までです。対象の接種期間は2026年10月1日から2027年1月31日までで、任意接種なので医師と相談して決めます。
市内の補助の契約をしている医療機関なら、800円(または1,600円)を引いた額を払うだけで済みます。市外などそれ以外の医療機関で受けたときは、領収書の原本と通帳のコピーを添えて保健予防課に払い戻しを申請します。申請は2027年2月28日の消印まで受け付けます。持ち物は親子健康手帳と、子どもの住所と年齢が分かるもの(マイナ保険証や子ども医療費受給者証など)です。福山市 幼児等インフルエンザ予防接種費補助事業のページ
定期接種は、市内の予防接種実施協力医療機関で1年を通して受けられます。曜日や時間は医療機関ごとに違い、予約制のところもあります。当日は親子健康手帳と、福山市の住民と分かるもの(健康保険証など)を持っていきます。親子健康手帳がないと受けられません。
県内のほかの市町で受けるときは、先に予防接種券を申請します。電子申請か、保健予防課・健康推進課・各支所の保健福祉課で受け付けています。問い合わせは保健予防課(084-928-1127)です。福山市の乳幼児等定期予防接種のページ
呉市:県内のほかの市町で受けるなら広域予防接種券を
呉市の子どもの定期接種は、市の協力医療機関で、対象年齢のうちは無料で受けられます。協力医療機関の一覧とスケジュールの例は、市の「子どもの定期予防接種」のページに載っています。当日は必ず母子健康手帳を持っていきます。手帳がないと接種の記録を確かめられず、原則として受けられません。
呉市外でも県内の医療機関なら、広域予防接種券を使って受けられます。電話か申請書で地域保健課に申し込むと、接種券と予診票が郵送で届きます。届くまで1〜2週間かかります。医療機関によっては広域予防接種券が使えず、予防接種依頼書が必要になります。県外で受けるときは予防接種依頼書をもらい、いったん全額を払ってから払い戻しを受けます。呉市 定期の予防接種を呉市外で検討されている方へのページ
病気で長く療養していたなどの理由で期間内に受けられなかった子は、受けられるようになってから2年間、無料で受けられる場合があります。どれも事前の手続きがいるので、地域保健課(0823-25-3525、すこやかセンターくれ)に問い合わせます。呉市 令和8年度子どもの定期予防接種のページ
東広島市:おたふくかぜの1回目に上限7,000円
東広島市は、1歳から2歳の誕生日の前日までの子が受けるおたふくかぜワクチンの1回目に、上限7,000円を助成しています。医療機関によっては一部を自己負担します。受けるときは実施医療機関に予約し、母子健康手帳と予診票を持っていきます。市外で受けるときは、先に任意予防接種依頼書をもらい、接種後40日以内に助成金を請求します。東広島市 おたふくかぜワクチン予防接種費用助成のページ
定期接種は市内の実施医療機関で受けるのが原則です。受けられるワクチンの種類、受付の時間、予約制かどうかは医療機関ごとに違います。東広島市は接種の時期を個人に知らせていないので、赤ちゃん訪問で渡される冊子「予防接種と子どもの健康」などを使って、保護者がスケジュールを組みます。
県内のほかの市町で受けるときは「広島県広域化予防接種事業」に参加している医療機関で、広域予防接種券を使います。県外で受けるときは、予防接種依頼書をもらってから受け(発行まで7〜10日ほど)、接種後40日以内に払い戻しを申請します。申請は電子申請・窓口・郵送のどれでもできます。問い合わせは医療保健課(082-420-0936)です。東広島市 定期予防接種の受け方のページ
広島で選ぶときの事情
- 県内の市町どうしは「広島県広域化予防接種事業」でつながっていて、住んでいる市の外でも、前もって広域予防接種券をもらえば県内の参加医療機関で受けられます。広島市は、市内と安芸郡の医療機関ならこの手続きがいりません。
- 県外の里帰り先などで受けるときは、4市とも予防接種依頼書を先にもらう必要があり、費用はいったん自分で払います。呉市は、手続きをせずに市外で受けると任意接種の扱いになり、健康被害が出たときに公的な救済を受けられないと案内しています。
- 妊婦向けのRSウイルスワクチンは、2026年4月から4市とも無料の定期接種になりました。妊娠28週0日から36週6日までに1回受けます。
- 子どもの任意接種の助成は市ごとに分かれていて、4市のうちインフルエンザは福山市、おたふくかぜは東広島市が出しています。
よくある質問
予防接種の費用は子ども医療費の助成で戻ってくる?
戻りません。子ども医療費の助成は健康保険が使える診療が対象で、予防接種は含まれません。定期接種は期間内なら無料、任意接種は各市の助成がある分を除いて自己負担です。医療費の助成は広島県の子ども医療費にまとめています。
期間内に病気で受けられなかったときは?
広島市・呉市では、長く療養が必要な病気などで受けられなかった子は、受けられるようになってから2年間、定期接種として無料で受けられる場合があります。広島市は市の認定、呉市は事前の手続きがいります。東広島市には、やむを得ず受けられなかった子が無料で受けられる市独自の「法定外予防接種」があります。どの市も、受ける前に担当の窓口へ問い合わせます。
公式情報確認:2026年10月19日(日本時間)。制度・料金は変更されることがあります。
