世田谷区・練馬区・江戸川区・足立区・大田区の区立小学校・中学校は、2026年度も給食費が0円です。区が給食費を負担していて、保護者の申請はいりません。区ごとに違うのは、区立に通っていない子や、給食を食べていない子への補助です。
- 私立・国立などに通う子:江戸川区は1食315〜400円の給食費相当額を補助、世田谷区は月6,700円(小学生)・8,100円(中学生)を2027年2月から支給する予定
- 長期欠席で給食を食べていない区立の子:練馬区が2026年10月分から月6,400円・7,900円、江戸川区は給食を止めた期間の分、世田谷区は食べなかった日数分を2027年2月から支給する予定
- 毎日弁当(完全弁当)の区立の子:足立区と大田区が補助
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東京5区の給食費無償化と、私立・長期欠席・弁当の子への補助の一覧
5区とも、区立小学校・中学校の給食費は保護者の負担がなく、申請もいりません。差が出るのは右の列の補助で、対象の子がいる家庭だけが手続きをします。
| 区 | 区立小中の給食費 | 区立以外・給食なしの補助 |
|---|---|---|
| 世田谷区 | 無償(2023年4月から) | 私立など:月6,700円・8,100円(予定)/長期欠席(予定) |
| 練馬区 | 無償 | 長期欠席:月6,400円・7,900円/特別支援学校 |
| 江戸川区 | 無償(2023年9月から) | 私立など:1食315〜400円/長期欠席 |
| 足立区 | 無償(2023年度から) | 毎日の完全弁当 |
| 大田区 | 無償(2026年度も継続) | 完全弁当・つばさ教室 |
金額は、左が小学生、右が中学生です。
東京都の給食費の支援と、区で違う1食の単価
東京都は、区市町村が公立学校の給食費の保護者負担を軽くする費用を支えていて、2026年度からは国の交付金と合わせた仕組みに変わりました。都の資料では、小学校中学年の例で国の基準額が1人月5,200円、都の上限額が1人月6,754円と示されています。「叶えたい」を支えたいアクションプラン2026(東京都)

都は2026年度予算で、私立小中学校などに通う子の保護者に給食費相当額を補助する区市町村を支える事業も始めました。補助率は2分の1、上限の単価は公立の負担軽減と同じ水準です。実際に給付するかどうか、金額や時期は区ごとに決めるため、区によって始まる時期が違います。世田谷区は、区立以外に通う対象の子を約16,900人と見込んでいます。
1食あたりの給食費(単価)も区で違います。2026年度の小学校低学年は、世田谷区354円、練馬区350円、江戸川区315円、大田区311円です。区立に通う家庭の負担はありませんが、区立以外に通う子への給付額や、弁当の子への補助額は、この単価をもとに決まります。
世田谷区:私立・国立に通う子に年73,700円・89,100円、長期欠席の子にも(2027年2月から予定)
世田谷区は、区立小中学校に通っていない区内の小学1年生〜中学3年生の保護者に、小学生月6,700円、中学生月8,100円の給付金を出す予定で、2026年度分の支給は2027年2月からです。8月を除く11か月分で、年額は小学生73,700円、中学生89,100円です。この給付金を含む一般会計補正予算(第3次)は2026年9月29日に区議会で可決されました。令和8年第3回区議会定例会 審議予定案件(世田谷区議会)・私立小・中学校等学校給食費相当額給付金の支給について(世田谷区、2026年9月1日、PDF)
区が住民基本台帳と学齢簿から対象を選び、2027年1月に申請書を送る予定です。電子申請か紙で申し込みます。2026年12月1日に条件を満たす子が対象で、2027年3月1日までの各月の初日に条件を満たした子も対象になります。区立以外の公立学校で給食費が無償になっている子、生活保護や都の就学奨励事業などで給食費相当額の支援を受けている子は除かれます。
区立小中学校で、不登校や病気などで長く欠席して給食を食べていない子にも、食べなかった日数×1食の単価の給食費相当額を2027年2月から支給する予定です。ほっとスクール北沢で昼食の提供を受けている場合などは対象外です。私立小・中学校等学校給食費相当額給付金の支給及び区立小・中学校における長期欠席者に対する学校給食費相当額の支給について(世田谷区、2026年10月26日、PDF)
区立小中学校の給食費は2023年4月から無償で、手続きや納付はいりません。2026年4月に1食の単価を13%ほど上げ、小学校低学年354円、中学年395円、高学年427円、中学校は489円(自校・親子調理)と454円(共同調理場)になりましたが、この分も区が負担します。区立小・中学校給食費無償化の実施について(世田谷区)・区立小・中学校の給食費の改定(世田谷区)
練馬区:長期欠席の子に月6,400円・7,900円
練馬区は2026年10月から、長期欠席などで1か月を通して給食を食べていない区立小中学校の子に、小学生月6,400円、中学生月7,900円を補助します。所得制限はありません。前月20日までに学校へ給食の停止を届け出ると、翌月分から対象になります。2026年度分(10月〜2027年3月分)は、2027年2月下旬に対象の家庭へ申請の案内が届き、4月下旬にまとめて支給する予定です。好き嫌いで弁当を持たせた場合や、牛乳だけを止めた場合は対象になりません。練馬区立小中学校給食未利用者補助事業(練馬区)
区内に住み、県立・国立・私立の特別支援学校に通う子の保護者には、給食費相当額の補助があります。給食を食べている場合の年間の上限は小学校低学年66,900円、中学生87,800円などで、弁当を持っていく場合は1食単価×持参回数です。2026年度の申請は11月30日(郵送は当日消印有効)までです。都立の特別支援学校は都が2024年度から無償にしているため、原則として対象外です。令和8年度 練馬区特別支援学校給食費等補助金制度(練馬区)
区立小中学校は、国と都の補助に合わせて給食費を無償にしていて、学校が給食費の引き落としを止めます。教材費の引き落としは続きます。2026年度の1食単価は、小学校低学年350円、中学年374円、高学年405円、中学校467円です。練馬区立小中学校給食費の無償化について(練馬区)・練馬区の学校給食(練馬区)
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江戸川区:私立・インターに通う子にも1食315〜400円
江戸川区は、私立小中学校などに通う区内の子に、区立と同じ1食315〜400円の給食費相当額を補助し、2026年度の1回目の受付は9月11日に締め切りました。年度内に3回受け付ける予定で、2回目以降の日程は区が決まり次第知らせます。対象は2011年4月2日〜2020年4月1日生まれで、毎月1日に区に住民登録があり、区立小中学校に通っていない子です。区立に籍を置いてインターナショナルスクールなどに通う子も含みます。私立小・中学校等の給食費補助(江戸川区)
単価は小学校低学年315円、中学年335円、高学年355円、中学校400円で、在籍した月数と区立の標準の給食回数から額が決まります。弁当を持っていく学校でも対象です。今の学校で給食費が無償の場合や、同じ内容の支援を受けている場合は対象外で、特別支援学校は別の補助になります。申請はLoGoフォームで、難しいときは窓口か簡易書留の郵送です。1回目の分は10月に決定の通知が届き、10〜11月に振り込まれる予定です。
区立小中学校の給食費は2023年9月から無償です。2025年11月からは、病気などの長期欠席で給食を止めている子の保護者にも給食費相当分を出しています。学校給食停止届と委任状を学校に出すと、受理の3日後(受理日と土日祝日を除く)から給食が止まり、その間の分が支払われます。令和8年度学校給食の運営について(江戸川区教育委員会、PDF)・長期欠席等の給食費相当分の補助(江戸川区教育委員会、PDF)
足立区:毎日「完全弁当」の子に補助
足立区は、2023年4月から区立中学校、2023年10月から区立小学校の給食費を無償にしています。学校給食費について(足立区)
重い食物アレルギーや宗教などで給食を受けられず、毎日「完全弁当」を持っていく区立小中学校の子の保護者には、給食費を上限に補助金が出ます。牛乳だけでも給食を受けていれば対象外です。学校から申請書を受け取って学務課に出し、前期(4〜7月分)と後期(9〜3月分)に分けて支払われます。年度を越えての申請はできません。完全弁当を持参する世帯への補助(足立区)
大田区:区が全額を学校に払い、物価高の分も上乗せ
大田区は2025年度に続き、2026年4月分から2027年3月分まで区立小中学校の給食費を無償にしています。区が全額を学校の給食費口座に払い、物価高騰の支援として1食あたり小学校76円、中学校97円も上乗せしています。令和8年度大田区立小中学校の学校給食費の無償化について(大田区教育委員会、PDF)
食物アレルギーや宗教などで給食を受けず、牛乳以外の1食分を毎日家から持っていく「完全弁当」の子には、学校から給食費相当分が支払われます。1食単価は小学校低学年311円、中学年331円、高学年356円、中学校417円で、牛乳を受け取る場合は牛乳代を引きます。日によって弁当を持っていく場合は対象外です。つばさ教室に弁当を持って通う子も対象で、学校に「完全弁当対応に関する届出書」を出します。振り込みは年2回ほどです。弁当を持参する児童・生徒への補助について(大田区教育委員会、PDF)
東京5区で就学援助・生活保護を受けている場合の給食費
世田谷区では、就学奨励費や生活保護を受けている家庭の給食費は、そこから教育委員会へ直接納める扱いで、保護者が払う必要はないと案内しています。
区立以外に通う子への給付や、給食を止めた子の補助は、生活保護・就学援助・都の就学奨励事業などで給食費相当額をすでに受けている場合は対象外です(世田谷区の給付金、江戸川区の長期欠席の補助)。練馬区の特別支援学校の補助は、都の就学奨励事業から給食費を受けている場合は対象外で、「区分2」の場合は残りの半分が出ます。
東京の給食費無償化のよくある質問
区立小中学校の給食費の無償化に、申請はいりますか?
5区ともいりません。練馬区は学校が引き落としを止め、世田谷区は手続き・納付がいらないと案内しています。給食費以外の教材費などは、学校から別に集金があります。
私立の小学校に通っていても、給食費の補助は受けられますか?
住んでいる区によります。江戸川区は2026年度に私立などに通う子への補助を受け付けていて、世田谷区は2027年1月に対象の家庭へ申請書を送り、2月から支給する予定です。都は、私立などに通う子へ給付する区の費用を2分の1支えていて、年度の途中から始める区もあります。練馬区・足立区・大田区に住んでいる場合は、区の給食の担当の新しい案内を確かめてください。
特別支援学校に通う子はどうなりますか?
都立の特別支援学校は、都が2024年度から給食費を無償にしています。練馬区は、県立・国立・私立の特別支援学校に通う区内の子に補助があり、2026年度の申請は11月30日までです。
都の018サポート(0〜18歳に月5,000円)と子ども医療費は「東京の018サポートと子ども医療費」にまとめています。
公式情報確認:2026年11月1日(日本時間)。金額や受付の時期は変更されることがあります。
