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東京の帯状疱疹ワクチン2026。足立区は無料、4区は生4,000円から

秋の公園を歩く高齢の夫婦の写真に、帯状疱疹ワクチンの文字
写真:Pexels

世田谷・練馬・大田・江戸川・足立の5区の、2026年度の帯状疱疹ワクチン定期接種の対象の生年月日、生ワクチン・組換えワクチンの自己負担(足立区は無料)、2027年3月31日の期限、受けられる医療機関、50〜64歳の任意接種の助成をまとめました。

帯状疱疹ワクチンは2025年度から定期接種になり、対象の年齢の人は住んでいる区の助成で受けられます。東京23区で人口の多い世田谷区・練馬区・大田区・江戸川区・足立区の5区について、2026年度(令和8年度)の対象者、ワクチンの種類ごとの自己負担、期限、受けられる医療機関、50〜64歳向けの区独自の助成をまとめました。

  • 対象は2026年度中に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる人と、60〜64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害(身体障害者手帳1級相当)がある人。助成を受けられるのは一生に1度です
  • 自己負担は、足立区が無料。ほかの4区は生ワクチン(1回)が4,000円、組換えワクチン(2回)が1回10,000円(世田谷区)か11,000円です
  • 期限は5区とも2027年3月31日。組換えワクチンは2回目もこの日までに受ける必要があり、1回目は1月31日までが目安です
  • 50〜64歳の任意接種にも、世田谷区・大田区・江戸川区・足立区が助成を続けています。練馬区は2026年3月31日で終えました

5区の自己負担を一覧で

定期接種の期間は5区とも2026年4月1日から2027年3月31日までで、窓口で払うのは足立区が無料、ほかの4区は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回10,000〜11,000円です。生活保護を受けている人は、4区とも無料です。期間を過ぎた接種や、対象の年齢でない人の接種は、全額自己負担の任意接種になります。

世田谷・練馬・大田・江戸川・足立の5区の帯状疱疹ワクチン定期接種の自己負担と50〜64歳の任意接種の早見表
帯状疱疹ワクチンの5区の自己負担(各区の公式ページで2026年10月6日に確認。図解:この街手帖 編集部)
区生ワクチン(1回)組換え(1回・2回接種)50〜64歳の任意接種
世田谷区4,000円10,000円助成あり
練馬区4,000円11,000円3月で終了
大田区4,000円11,000円助成あり
江戸川区4,000円11,000円助成あり
足立区無料無料助成あり

組換えワクチンを2回受けたときの窓口の支払いは、世田谷区が20,000円、練馬区・大田区・江戸川区が22,000円、足立区が0円です(1回の額からの編集部計算)。使うワクチンはどちらか1種類で、組換えワクチンを1回受けたあとに生ワクチンへ切り替えることはできません(足立区の案内)。

対象になるのは誰? 2026年度の生年月日

2026年度の対象は、1961年4月2日〜1962年4月1日生まれ(65歳)の人と、経過措置で70・75・80・85・90・95・100歳になる人です。経過措置は2025年度から2029年度までの5年間で、各年度にその年齢になる人が対象になります。

生年月日で書くと、70歳が1956年4月2日〜1957年4月1日、75歳が1951年4月2日〜1952年4月1日、80歳が1946年4月2日〜1947年4月1日、85歳が1941年4月2日〜1942年4月1日、90歳が1936年4月2日〜1937年4月1日、95歳が1931年4月2日〜1932年4月1日、100歳が1926年4月2日〜1927年4月1日生まれです(練馬区・江戸川区の早見表)。世田谷区によると、対象の人は誕生日を待たずに4月1日から接種できます。

このほか、接種日に60〜64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害で身体障害者手帳1級相当の人も対象で、世田谷区・江戸川区ではこの人たちは予診票の申し込みが要ります。どの区も、5年ごとに対象になる仕組みではなく、その年度に受けなければ次の機会はありません。過去に帯状疱疹ワクチンを受けたことがある人は原則として対象外ですが、組換えワクチンの1回目だけを受けて2回目が済んでいない人は、2回目を定期接種として受けられる区があります(世田谷区・江戸川区・足立区)。全体の考え方は厚生労働省のページにまとまっています。厚生労働省 帯状疱疹ワクチン

世田谷区は生4,000円・組換え10,000円、18〜49歳の一部にも助成

世田谷区の自己負担は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回10,000円で、期間は2026年4月1日(水)から2027年3月31日(水)までです。組換えワクチンで受ける人は、1月31日までに1回目を受けないと2回目が定期接種の対象外になります。予診票は2026年3月25日に対象者へ一斉に送られていて、なくした人はオンラインか世田谷区予防接種コールセンター(03-5432-2437)に申し込みます。コールセンターは接種の予約を受け付けません。

接種は世田谷区内の指定医療機関のほか、世田谷区以外の都内22区の指定医療機関でも、世田谷区の予診票で受けられます。持ち物は届いた予診票と本人確認資料です。入院中・高齢者施設に入所中などで指定医療機関に行けない人は、接種予定日の2週間前までに申し込むと、指定外の医療機関でも助成を受けられます。

世田谷区は任意接種の助成も続けていて、50歳以上で定期接種の対象でない人と、病気や治療で免疫の機能が落ちているなど発症のリスクが高い18〜49歳の人が対象です。助成額は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回11,000円で、2027年3月31日まで。助成券は区内の指定医療機関に置いてあり、区への申し込みは要りません(49歳までの人は組換えワクチンだけ)。世田谷区 帯状疱疹予防接種

練馬区は生4,000円・組換え11,000円、予診票が無いと受けられない

練馬区の自己負担は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回11,000円で、期限は2027年3月31日です。区は年度末に予約が取りにくくなるおそれがあるとして、早めの接種を勧めています。払い戻しの制度はありません。

受けられるのは、練馬区の予防接種協力医療機関、練馬区以外の22区、西東京市の医療機関です。持ち物は「【定期】帯状疱疹予防接種予診票」と、氏名・住所・生年月日が分かる書類(マイナンバーカードなど)の2つが必須で、予診票を持っていかないと助成を受けられません。区内で引っ越した人は、新しい住所の予診票を出し直してもらいます。予診票の発行はオンラインの申請フォームで受け付けています。

練馬区の50〜64歳向けの任意接種の助成は、2026年3月31日で終わりました。問い合わせは健康部保健予防課予防接種係(03-5984-2484)です。練馬区 帯状疱疹ワクチンの定期接種について

大田区は生4,000円・組換え11,000円、50歳以上の任意接種も助成

大田区の自己負担は生ワクチン(ビケン)4,000円、組換えワクチン(シングリックス)1回11,000円で、期間は2026年4月1日から2027年3月31日までです。予診票は2026年3月下旬に対象者へ郵送しました。転入やなくしたことで手元にない人は電子申請で申し込み、受付完了のメールから7〜10日ほどで届きます。急ぐときは感染症対策課(03-4446-2643)に連絡します。

接種は大田区内の協力医療機関か、大田区以外の22区の協力医療機関で、大田区の予診票が使えるかを医療機関に確かめてから予約します。入院・入所などで23区の外で受ける人は、事前に予防接種依頼書の交付を受けると定期接種として扱われます。

任意接種は、接種日に大田区に住む50歳以上で定期接種の対象でない人が対象です。助成額は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回11,000円(2回まで)で、2027年3月31日まで。予診票兼申請書は区内の協力医療機関に置いてあり、区からは送りません。区内の協力医療機関で受けたときだけ助成され、あとから払い戻す制度はありません。大田区 帯状疱疹ワクチン接種(定期・任意接種)

江戸川区は生4,000円・組換え11,000円、50〜64歳も同じ負担で

江戸川区の自己負担は生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回11,000円(2回まで)で、組換えワクチンは2027年1月31日までに1回目を受けるよう区は案内しています。2回目が2027年4月1日以降になると、助成の対象外で全額自費です。予診票は2026年3月末に送られています。なくした人や転入した人は、電子申請か保健予防課庶務係(03-5661-5209)への電話で申し込みます。

接種は江戸川区内と、ほかの22区の指定医療機関で受けられます。生活保護と中国残留邦人等の支援給付を受けている人には自己負担0円の予診票が届き、0円でない予診票が届いたときは同係に連絡します。償還払いの制度はありません。

江戸川区は50歳以上65歳未満(1962年4月2日以降生まれ)の任意接種も、窓口の支払いが生ワクチン4,000円、組換えワクチン1回11,000円になるよう助成しています。期間は2027年3月31日までで、区への申し込みは要らず、江戸川区内の指定医療機関に置いてある予診票を使います。区外の医療機関では助成を受けられません。65歳以上向けの任意接種の助成は、2026年3月31日で終わりました。江戸川区 帯状疱疹予防接種費用の一部助成

足立区は定期接種が無料、50〜64歳には区独自の助成

足立区は、定期接種の対象の人なら生ワクチンも組換えワクチンも無料で受けられます。期間は2026年4月1日から2027年3月31日までで、予診票は2026年3月26日に送られました。2026年1月7日以降に転入した人は申請が必要で、区役所南館2階の保健予防課や各保健センターの窓口ならその場で受け取れます。電話はお問い合わせコールあだち(03-3880-0039、8時〜20時)で、郵送まで1週間から10日ほどかかります。定期接種は23区の指定医療機関で受けられます。

50歳以上65歳未満の人には、任意接種の費用の一部を助成しています。助成額は生ワクチン5,000円、組換えワクチン1回10,000円(2回)で、医療機関が決めた接種費用からこの額を引いた残りを払います。事前に区から予診票の交付を受ける必要があり、接種してからの申請はできません。受けられるのは足立区内の指定医療機関だけです。

足立区は、定期・任意を問わず帯状疱疹ワクチンの助成を受けられるのは一生に1度で、任意接種を済ませた人はあとで定期接種を受けられなくなると注意しています。問い合わせは保健予防課予防接種係(03-3880-5094)です。足立区 帯状疱疹ワクチン予防接種費用を助成します

東京で選ぶときの事情

東京23区では、隣り合う区でも負担額や任意接種の扱いが分かれます。東京ならではの点をまとめます。

  • 定期接種は、5区とも住んでいる区以外の23区の指定医療機関でも受けられます。勤め先の近くで受けたい人は、その医療機関が所在する区の指定医療機関かを確かめてから予約します。練馬区は西東京市でも受けられます。
  • 任意接種の助成は、区内の医療機関で受けたときだけ(大田区・江戸川区・足立区)という区が多く、定期接種とは使える医療機関の範囲が違います。
  • 同じ23区でも、足立区は定期接種が無料、世田谷区は組換えワクチンが1回10,000円、ほかの3区は11,000円と負担が分かれます。引っ越しをした人は、接種日に住民登録のある区の制度が使われます(練馬区は転出日から全額自己負担と案内)。
  • 50〜64歳の任意接種の助成は、練馬区が2026年3月で終え、江戸川区は65歳以上向けを終えました。続いている区でも期限は2027年3月31日です。
  • 年度末は予約が取りにくくなるおそれがある、と練馬区は案内しています。組換えワクチンは2か月あけて2回なので、1月31日の目安から逆算して早めに予約します。

どちらのワクチンにするかは医師と相談する

生ワクチンは皮下に1回、組換えワクチンは原則2か月の間隔で筋肉内に2回接種します。組換えワクチンは、1回目から2か月を超えた場合は6か月後までに2回目を受けます。病気や治療で免疫の機能が落ちている、または落ちるおそれがある人は、医師が必要と判断すれば間隔を1か月まで短くできます。生ワクチンは、病気や治療で免疫が落ちている人や妊娠中の人は受けられません。

各区と厚生労働省は、2種類のワクチンは接種の回数や方法、効果とその持続期間、副反応などの特徴が違うとして、特徴を確かめたうえで医師と相談して選ぶよう案内しています。大田区は、どちらがよいかの相談には区では応じておらず、接種医と相談して決めるよう書いています。心臓・腎臓・肝臓・血液の病気で治療を受けている人、以前の予防接種のあと2日以内に発熱や発疹が出た人、けいれんを起こしたことがある人などは、あらかじめ医師とよく相談します。接種は本人が希望して受けるもので、強制ではありません(江戸川区)。

よくある質問

以前に水ぼうそうや帯状疱疹にかかったことがあっても対象?
対象です。世田谷区は、かかったことがある人も定期接種や助成の対象になるとしたうえで、接種してよいかは医療機関に相談するよう案内しています。

組換えワクチンの1回目を自費で受けました。2回目は助成を使える?
世田谷区・江戸川区・足立区は、2026年度の定期接種の対象の人なら、2回目を定期接種として受けられると案内しています。

予診票が届かない、なくした。
世田谷区は予防接種コールセンター(03-5432-2437)かオンライン、練馬区は申請フォーム、大田区は電子申請か感染症対策課(03-4446-2643)、江戸川区は電子申請か保健予防課庶務係(03-5661-5209)、足立区は窓口かお問い合わせコールあだち(03-3880-0039)で受け付けています。

自分が対象になるか、どの医療機関で受けられるかは、住んでいる区の担当窓口に問い合わせてください。

公式情報確認:2026年10月6日(日本時間)。対象・料金は変更されることがあります。

利用する前に知っておきたいこと

対象・回数
その区に住民登録があり、2026年度中に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる人(1961年4月2日〜1962年4月1日生まれなど)、または60〜64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害(身体障害者手帳1級相当)がある人。過去に帯状疱疹ワクチンを受けた人は原則対象外。助成は一生に1度

場所・アクセス

施設・会場
世田谷区・練馬区・大田区・江戸川区・足立区の帯状疱疹ワクチン定期接種と任意接種の費用助成

情報源・掲載について

確認に使用した公式情報:

情報確認日:2026-10-06

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