2027年4月から保育園に預けたい家庭は、この秋のうちに住んでいる区へ申し込みます。東京23区は区ごとに締切が違い、人口の多い世田谷区・練馬区・大田区・杉並区・板橋区の5区だけでも、一次の締切は10月23日(板橋区)から11月30日(大田区・杉並区)まで5週間以上の開きがあります。
郵送の扱いも区で分かれます。消印が有効な区と、締切日必着の区があり、窓口より郵送の締切が早い区もあります。5区の締切・提出方法・結果の時期・相談窓口を順にまとめました。
5区の一次申込の締切と結果の時期
一番早いのは板橋区で、4月一次の申込は2026年10月23日(金)必着です。世田谷区は郵送・電子申請が11月5日(木)、窓口が11月10日(火)と、方法で締切が分かれます。
| 区 | 一次の締切 | 出し方 | 一次の結果 |
|---|---|---|---|
| 板橋区 | 10月23日(必着) | 電子・郵送・窓口 | 2月5日 |
| 世田谷区 | 郵送・電子11月5日、窓口11月10日 | 電子・郵送・窓口 | 1月18日発送 |
| 練馬区 | 11月6日17時15分 | オンラインが原則 | 2月12日発送 |
| 大田区 | 窓口・電子11月30日、郵送11月9日必着 | 電子・郵送・窓口 | 1月29日発送 |
| 杉並区 | 11月30日17時 | 電子・郵送・窓口 | 1月15日(電子申請分をHPで) |
日付は2026年10月〜2027年2月です。杉並区を除く4区は、一次で入れなかった人を対象に二次の選考をします。杉並区は、二次の案内がページに見当たりません。
区ごとの申込の決まり
郵送で出すなら、練馬区は11月2日(月)の消印、大田区は11月9日(月)必着、板橋区は10月23日(金)必着と、窓口より早く切れる区があります。同じ区でも出し方で期限が違うので、自分が使う方法の日付を確かめてください。
板橋区:一次は10月23日必着、夜間と日曜の受付も
板橋区の4月一次申込は2026年10月1日(木)〜10月23日(金)必着で、不足書類と希望施設の変更は10月30日(金)まで受け付けます。二次は10月26日(月)〜2027年2月12日(金)、三次は2月15日(月)〜3月24日(水)です。結果の通知日は、一次が2月5日(金)、二次が3月12日(金)です。
申込はマイナポータルの電子申請、郵送(書留など追跡できる方法)、窓口のどれかです。窓口は平日8時30分〜17時で、ほかに夜間受付(10月6日・13日の火曜日、17時〜19時)と休日受付(10月18日(日)、9時〜17時)があります。選考は先着順でも抽選でもなく、希望した園すべてで選考して、内定の候補が複数あれば希望順の高い園に決まると区は説明しています。令和9年度4月入所 認可保育施設申込み案内(板橋区)
問い合わせ:子ども家庭部 保育サービス課 入園相談係 03-3579-2452(区役所南館3階23番窓口、板橋区板橋2-66-1)
世田谷区:郵送・電子は11月5日、窓口は11月10日
世田谷区の一次選考の締切は、郵送・電子申請が2026年11月5日(木、消印有効)、窓口が11月10日(火)です。締切までに書類を出した人に限り、11月24日(火)まで不足書類の追加を受け付ける場合があります。一次の結果は2027年1月18日(月)に発送予定で、問い合わせは1月20日(水)からです。
二次は、郵送・電子申請が1月27日(水)、窓口が2月1日(月)締切です。一次で内定しなかった人は全員が二次の対象になり、申し込み直す必要はありません。窓口・郵送の提出先は、住んでいる地域の総合支所子ども家庭支援課です。10月30日(金)までは総合支所の窓口相談が予約制で、申込書の提出だけなら予約はいりません。内定した人は園で面接と健康診断を受け、3月末までに受けられないと内定が取り消しになります。令和9年4月入園について(世田谷区)・令和9年4月入園を申し込まれる方へ(世田谷区、PDF)
問い合わせ:子ども・若者部 保育認定・調整課 03-5432-1200
練馬区:11月6日17時15分まで、原則オンライン
練馬区の4月1次の受付は2026年10月1日(木)〜11月6日(金)17時15分までです。郵送は11月2日(月)の消印まで有効です。1次の内定発表は2027年2月12日(金)で、利用調整の対象者全員に通知を送ります。2次の受付は2026年11月9日(月)〜2027年2月19日(金)17時15分まで、2次の内定発表は3月10日(水)で、内定した人にだけ通知が届きます。
区はオンライン申請が85%を超えているとして、紙の申込書類一式の配布をやめ、原則オンラインでの申請を求めています。紙で出したい場合は区のサイトから印刷します。出産予定日が10月25日以降の子の申込は、締切が12月18日(金)です。10月から11月の窓口は最大2時間ほど待つことがあり、保育課の窓口は来庁の前日までに予約できます。【保育園等】令和9年4月からの利用申込みについて(練馬区)・申込締切日・クラス年齢表・有効期間(練馬区)
問い合わせ:こども家庭部 保育課 入園相談係 03-5984-5848
大田区:窓口・電子は11月30日、郵送は11月9日必着
大田区の4月一次は、窓口と電子申請が2026年10月1日(木)〜11月30日(月)、郵送が10月1日〜11月9日(月)必着です。郵送は消印では受け付けないので、書留など追跡できる方法で送ります。11月8日(日)には休日受付(9時〜16時)があります。一次の結果通知は2027年1月29日(金)に発送予定で、二次は3月4日(木)に発送予定です。
電子申請は、大田区内の認可保育園・小規模保育所・事業所内保育所だけを希望する人が対象で、ほかの自治体の園と併願する場合は使えません。受付期間中に利用調整指数の回答を受けたい人は、11月上旬までに出すよう区は案内しています。大田区は2月・3月の利用調整をしないため、その月の保留通知は出しません。令和9年4月入園申込みについて(大田区)・令和9(2027)年度入園申込みのしおり(大田区)
問い合わせ:保育サービス課 03-5744-1280
杉並区:11月30日17時まで、電子申請なら内定をHPで
杉並区の4月一次の受付は2026年10月1日(木)〜11月30日(月)17時までです。電子申請は11月30日17時の送信完了分まで、郵送は11月30日必着で、簡易書留やレターパックなど発着の記録が残る方法で送ります。窓口は区役所東棟3階の保育課認定・入園係と子どもセンターで、予約した人から先に案内します(子どもセンターは完全予約制)。
区のサイトの電子申請で申し込んだ人に限り、2027年1月15日の夕方ごろ、内定者の受付番号を区のサイトに載せます。受付番号は申請後に届く送信完了メールに書かれているので、メールを残しておきます。結果の通知は、申込の方法にかかわらず全員に郵送されます。各園の4月の募集予定人数は10月15日(木)に公表予定です。【令和9年4月(一次)入所】認可保育所等の申込受付を開始します(杉並区)
問い合わせ:子ども家庭部 保育課 認定・入園係 03-5307-0657
指数(点数)の見方の入口
定員より希望が多い園では、申し込んだ順ではなく、家庭の状況を点数にした「指数」の高い順に選考されます。同じ指数が並んだときの決め方も区で違います。
大田区は、令和7年と令和8年の4月一次の利用調整の指数を区のサイトで公開しています。練馬区は区の公式LINEに「保育指数シミュレーション」があり、質問に答えると合計指数の目安が出ます。ただし区は、試算の結果は実際の審査の指数と違う場合があるとしています。過去の4月1次の倍率表や最低指数の一覧は「保育利用のご案内」から見られます。令和7年4月、令和8年4月の1次利用調整の指数の公開について(大田区)
世田谷区は、指数が同じ世帯の順位を決める第三段階で、階層の低い順(階層が同じなら住民税の所得割額の低い順)に選考します。税の資料が必要な人が出さないと選考で不利になることがあり、2026年1月1日に世田谷区に住んでいなかった人などは、令和8年度の住民税課税証明書などを出します。
認可外・認証保育所と保育料
練馬区と世田谷区は、2025年9月から0〜2歳児クラスの第1子の保育料も無償にし、認可保育園などに通う子の保育料はすべて無料になったと案内しています。練馬区は、無償化のための新しい手続きはいらず、延長保育料はかかるとしています。
区の利用調整を通るのは認可保育園などで、認証保育所や認可外の保育施設は、それぞれの施設に直接申し込みます。練馬区では、認可外保育施設(認証保育所を含む)の第1子の0〜2歳児の保育料を、月8万円まで無償にしています。補助の上限や手続きは区ごとに違うので、住んでいる区の案内で確かめてください。第1子保育料の無償化(練馬区)・保育料についてのよくある質問(世田谷区)
子どもの医療費や都の018サポートは、東京の018サポートと子ども医療費の記事にまとめています。
東京で選ぶときの事情
住んでいる区の外の園を希望すると、締切・選考基準・結果の時期と方法が住んでいる区と違います(世田谷区が案内)。区の境目の近くに住む家庭ほど、両方の区の日程を見ることになります。東京ならではの事情はほかにもあります。
- 大田区の電子申請は、ほかの自治体の園との併願に使えません。併願するなら郵送か窓口です。
- 園ごとの4月の募集数は秋に公表されます。杉並区は10月15日(予定)、世田谷区は10月20日に更新し、世田谷区は12月28日に園ごとの一次の申込者数も載せる予定です。
- 締切の直前は窓口が混みます。練馬区は10〜11月に最大2時間ほど待つことがあると書き、大田区・世田谷区も締切前の混雑を挙げています。世田谷区は時間に余裕をもって出すよう案内しています。
- 出産前でも申し込める区があります。世田谷区は2027年2月24日(水)までに生まれる予定の子、板橋区は2026年10月12日〜2027年2月17日に生まれる予定の子が対象です。
- 育児休業給付の延長の手続きで申込書の写しを求められることがあるので、出した書類は控えを取っておきます(大田区は、出した申請書は返却できないとしています)。
東京へ引っ越してきたばかりなら、転入届や児童手当の期限は東京23区の転入の手続きの記事にあります。
よくある質問
締切に間に合わなかったら、4月入園はあきらめるしかありませんか?
二次の選考に申し込めます。二次の締切は、世田谷区が2027年1月27日(郵送・電子)と2月1日(窓口)、練馬区が2月19日、板橋区が2月12日です。ただし二次は、一次の内定辞退などで空いた枠で選考します。
結果の通知が届かないときは?
板橋区は、結果通知日を過ぎても届かなければ保育サービス課入園相談係に問い合わせるよう案内しています。世田谷区は1月20日(水)から、大田区は2月3日(水)から、一次の結果の問い合わせに答えます。それより前は受け付けない区があるので、日付を確かめてから連絡してください。
希望する園は見学しておくべきですか?
大田区は、保育園の見学は各保育園に直接問い合わせるよう案内しています。見学の受け方は園ごとに違うので、早めに連絡を取ってください。
申込の書類や指数の具体的な点数は、住んでいる区の保育の担当窓口に問い合わせてください。
公式情報確認:2026年10月6日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。
