愛媛で65歳以上の人がインフルエンザの予防接種を受けるとき、住んでいる市の定期接種を使うと、医療機関での支払いは1,500円になります。松山市・今治市・新居浜市の3市について、2026年度(令和8年度)の対象、自己負担、接種できる期間、持ち物、無料になる条件と、子どもの接種の助成をまとめました。
- 高齢者の自己負担は3市とも1,500円。期間は2026年10月1日から2027年1月31日までです
- 新居浜市は9月11日から、今治市は9月25日から、市内の医療機関で前倒しの接種が始まっています(9月中は市に住民票がある人だけ)
- 生活保護を受けている人は、松山市と新居浜市では証明書を持っていけば無料です
- 今治市は子どもの接種にも助成があり、生後6か月から小学6年生と、中学3年生・高校3年生が1回1,000円引きです
3市の自己負担と期間を一覧で
高齢者の定期接種の対象は、3市とも65歳以上の人と、60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器の機能やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に身体障害者手帳1級相当の障がいがある人で、助成は期間中に1回です。松山市は、期間中に2回目を受けるとその分は全額自己負担になると案内しています。
| 市 | 高齢者の自己負担 | 期間(2026〜27年) | 子どもの助成 |
|---|---|---|---|
| 松山市 | 1,500円 | 10/1〜1/31 | ― |
| 今治市 | 1,500円 | 10/1〜1/31(市内は9/25から) | 1回1,000円引き |
| 新居浜市 | 1,500円 | 10/1〜1/31(市内は9/11から) | ― |
3市とも、接種は実施医療機関に直接予約して受けます。市が会場を設ける集団接種ではないので、市の実施医療機関の一覧で医療機関を選び、電話でワクチンの入荷と空きを確かめてから行きます。予診票は医療機関に置いてあり、松山市と今治市は接種券や予診票を家に送っていません。
接種を受けるかどうか、持病がある人がいつ受けるかは、かかりつけの医師に相談して決めてください。松山市と今治市は、この予防接種は本人が希望して受けるもので、受ける義務はないと案内しています。
松山市は1,500円、市外で受けるなら先に連絡
松山市の自己負担額は1,500円で、期間は2026年10月1日から2027年1月31日までです。対象は接種日に松山市に住民登録がある人です。生活保護を受けている人は「保護受給証明書」(生活福祉業務第1課・第2課で発行)、中国残留邦人等の支援給付を受けている人は「支援給付受給証明書」(生活福祉総務課で発行)を持っていけば無料になります。
持ち物は、マイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が分かる本人確認書類です。60〜64歳で対象になる人は身体障害者手帳も持っていきます。期間中に2回目を受けると、その分は全額自己負担です。
愛媛県内でも松山市の外の医療機関で受けたいときは、事前に保健予防課へ連絡します。市が対象の医療機関を確かめ、医療機関に予診票を先に送る必要があるためです。入院や施設への入所で県外の医療機関で受けるときも、原則として事前の手続きが要ります。松山市 高齢者のインフルエンザの定期予防接種
問い合わせ:保健予防課 予防接種担当 089-911-1858(松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所1階)
今治市は1,500円、子どもは1回1,000円引き
今治市の自己負担金は1,500円で、実施期間は2026年10月1日から2027年1月31日までです。今年度は開始を前倒しし、9月25日(金)から市内の委託医療機関の一部で受けられるようになりました。9月中に受けられるのは今治市に住民票がある人だけで、まだ始めていない医療機関もあるため、市の早期実施医療機関の一覧で確かめてから予約します。
対象は、今治市に住民登録があり、2027年1月31日までに65歳以上になる人などです。ただし、65歳の誕生日より前に受けた接種は助成の対象になりません。持ち物は、マイナンバーカードなどの本人確認書類と自己負担金の1,500円です。接種券(はがき)は届かないので、市がすでに配っている「予防接種記録カード」を使います(追加の用紙は保健センターにあります)。
愛媛県内の指定医療機関なら、市内と同じ方法で受けられます。県外や指定以外の医療機関で受けたいときは、事前に申請しておくと、後日払い戻しを申請して費用の一部の助成を受けられます。今治市 高齢者のインフルエンザ予防接種
今治市は子どもの接種にも助成があり、助成券を持っていくと接種料金から1回1,000円引きになります。対象は、接種のときに今治市に住所がある生後6か月から小学6年生までの子と、中学3年生、高校3年生です。助成券は9月中旬ごろまでに家庭に送られ、12歳までの子は2回受けられるので2枚付いています。経鼻ワクチンも対象で、12歳以下の子は1回に2枚使って2,000円引きになります。
助成券を使えるのは今治市内の協力医療機関だけで、利用期間は2026年10月1日から2027年1月31日までと案内されています。今年度は前倒しのお知らせが出ていて、9月25日(金)から市内の協力医療機関の一部で子どもの接種も始まっています。持ち物は助成券、マイナンバーカードなど子どもの住所・氏名・生年月日が分かるもの、母子健康手帳です。助成券をなくしたときや、期間中に生後6か月になる子は、「今治てのひら市役所」の申込フォームから発行を申し込めます。今治市 子どもを守るインフルエンザ予防接種助成(いまこそimabari)
問い合わせ:健康推進課(今治市中央保健センター)0898-36-1533(今治市南宝来町1丁目6-1 今治市中央公民館1階)
新居浜市は1,500円、9月11日から市内で接種
新居浜市の自己負担金は1,500円で、生活保護世帯の人は生活保護受給証明書を持っていけば無料です。実施期間は2026年10月1日から2027年1月31日までですが、市内の委託医療機関では9月11日(金)から受けられるようになっています。9月に受けられるのは新居浜市に住民票がある人だけで、9月に始めていない医療機関もあります。
受けられるのは、市内の委託医療機関と、愛媛県内の予防接種広域化協力医療機関です。県内の医療機関が協力医療機関かどうかは、その医療機関に直接問い合わせます。持ち物は、マイナンバーカードか資格確認書、自己負担金、生活保護世帯の人は生活保護受給証明書、60〜64歳で対象の人は身体障害者手帳です。60〜64歳の対象者には市からの個人通知はありません。
施設への入所などで県外の医療機関で受けるときは、接種の前に市の「予防接種実施依頼書」の交付を受けておくと、自己負担で払った費用の一部が助成されます。持病がある人は、身体の状態をよく知っているかかりつけ医などで受けるよう、市は案内しています。新居浜市 令和8年度 高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ
問い合わせ:健康推進課(保健センター)0897-35-1070(新居浜市庄内町四丁目7番17号)
愛媛で選ぶときの事情
3市とも、助成を受けられる期間の終わりは2027年1月31日です。今治市は、医療機関によって開始や終了の時期が変わる場合があると案内しています。ほかにも、愛媛で受けるときに知っておきたいことがあります。
- 住んでいる市の外で受けるときの手順が市で違います。今治市は県内の指定医療機関なら市内と同じ方法で受けられ、新居浜市は県内の予防接種広域化協力医療機関で受けられます。松山市は、県内でも市外の医療機関で受ける前に保健予防課への連絡が要ります。
- 前倒しの開始は市で分かれます。新居浜市は9月11日、今治市は9月25日から市内の医療機関で受けられるようになり、松山市は10月1日からの案内です。どの市も、医療機関によって始める日やワクチンの入荷が違います。
- 案内のはがきや予診票は、松山市・今治市では家に届きません。対象の年齢になったら、自分で実施医療機関に予約します。
- 入院や施設への入所で県外の医療機関で受けるときは、3市とも接種の前の手続きが必要です。新居浜市は、助成を受けるには接種の前に「予防接種実施依頼書」の交付を受けておく必要があるとしています。
- 子どもの接種は、今治市の助成券が使えるのは今治市内の医療機関だけです。松山市は子どものインフルエンザ予防接種を任意接種として案内していて、費用は全額自己負担です。
子どもの夜間・休日の急な発熱で受診先に迷ったときの窓口は、愛媛の夜間・休日の小児救急の記事にまとめています。
よくある質問
65歳の誕生日の前に受けても助成はありますか?
今治市は、65歳の誕生日を迎える前に受けた接種は公費負担の対象にならないと案内しています。松山市と新居浜市も、対象は「接種日に65歳以上」の人です。誕生日が近い人は、誕生日のあとに予約を入れます。
同じシーズンに2回受けられますか?
助成は3市とも期間中に1回です。松山市は、期間中に2回目を受けると全額自己負担になると案内しています。
新型コロナのワクチンも受けたいときは?
今治市と新居浜市は、高齢者の新型コロナの定期接種の案内を別のページに出しています。同じ時期に両方を受けるか、どの順番にするかは、接種する医師に相談してください。
公式情報確認:2026年10月5日(日本時間)。対象・料金は変更されることがあります。
