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庭木や軒下、ベランダの隅にハチの巣ができたときの連絡先と頼み方をまとめました。松山市・今治市・新居浜市の対応、業者に頼むときの料金と流れ、刺されたときの電話相談の番号です。
先に答えを書くと、松山市・今治市・新居浜市のどこも、家や敷地にできたハチの巣を市が取ることはありません。巣は土地や建物の持ち主が片付けるもの、というのが3市に共通する扱いです。賃貸なら管理会社か大家さんへ、持ち家なら専門の業者へ頼みます。業者の窓口の一つ、ハチ110番の駆除料金は、ミツバチとアシナガバチが税込12,100円から、スズメバチが税込16,500円からで、どちらも出張費を含んだ額です。
| 方法 | すること | 費用 | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 自分で取る | 3市とも業者を勧める | 道具代 | 勧めない |
| 市の窓口 | 相談と業者の案内 | 無料 | 頼む先が分からない |
| 管理会社 | 賃貸の建物の対応 | 契約による | 賃貸に住んでいる |
| 民間業者 | 調査・見積り・駆除 | 有料 | 持ち家・早く取りたい |
自分で取らない。10月ごろまでは巣に近づかない
今治市は、巣の駆除は危険で、とくにスズメバチは専門業者に頼むよう案内しています。松山市も、駆除は危険を伴うので専門業者に依頼することを勧めています。ハチの駆除について(今治市)
新居浜市によると、ハチは春に女王バチが1匹で巣を作り始め、夏から秋は子育てで動きが活発になります。市内でよく見るスズメバチとアシナガバチは攻撃性が強く、巣に近づく人を威嚇し、最後は針で刺してきます。巣ができやすいのは庭木や枝の茂み、軒下、土の中で、庭木の手入れや草むらに入る前に、周りに巣がないか見ておくよう呼びかけています。ハチについて(新居浜市)
刺されないための注意も、新居浜市のページに具体的に載っています。巣を見つけても近寄らない。ハチをよく見かける場所は、巣が見えなくても近くにある可能性が高い。ハチは黒い色に反応するので、外では白など明るい色の服にする。香りの強い香水や整髪料は控える。ハチがいる所で、熟した果物やジュースを口にしない。今治市は、洗濯物や布団にハチがまぎれることがあるので、取り込むときに確かめるよう書いています。
新居浜市は、公園でハチを見かけたという情報を受けて、ハチは10月ごろまで活発に飛び回ると注意を呼びかけています。巣やハチを見つけたら、払いのけたりせず、姿勢を低くして、静かにできるだけ遠くへ離れます。公園内のハチに注意してください(新居浜市)
市は駆除しない。相談先と業者の探し方は市ごとに違う
松山市・今治市・新居浜市とも、私有地のハチの巣は市が駆除せず、持ち主か管理者に対応を頼んでいます。そのうえで、業者の探し方の案内が3市で少しずつ違います。

松山市は、生活衛生課(089-911-1862)が担当です。業者を紹介する団体として、愛媛県ペストコントロール協会(松山市桑原三丁目1-54、089-913-1064)を載せ、駆除は有料だと書いています。スズメバチなどのハチの巣の駆除について(松山市)
今治市は、環境政策課(0898-36-1535)が担当です。業者の紹介は同じく愛媛県ペストコントロール協会(089-913-1064)で、ほかにシルバー人材センター(0898-22-2003)が対応できる場合がある、と案内しています。
新居浜市は、環境政策課(0897-65-1512)が担当です。駆除だけでなく、駆除の費用の助成もしていないと明記しています。市のページには、タウンページに載っている市内の駆除業者4社の名前と電話番号の一覧があります。料金はハチの種類、巣の大きさや高さ、場所でかなり幅があるので、頼むときは状況を詳しく伝えて事前に確かめるように、とも書いています。
賃貸と公園・市営住宅は、持ち主に連絡する
アパートやマンションを借りているなら、業者を呼ぶ前に管理会社か大家さんへ連絡します。巣の対応は建物の持ち主か管理者がするもの、というのが3市の扱いです。国民生活センターも、賃貸住宅なら事業者に頼む前に管理会社や大家に相談するよう勧めています。作業後に高額請求する害虫駆除トラブル(国民生活センター)
公共の場所の巣は、管理している役所の担当です。新居浜市は、公園や街路樹のように市が管理しているかもしれない場所の巣は、市の担当課が対応することがあるとしています。分からなければ環境政策課か、担当と思われる課へ相談します。例として、市営住宅は建築住宅課、公園は都市計画課(0897-65-1270)が挙がっています。
ハチ110番に頼むといくら? 税込12,100円から
ハチ110番の駆除料金は、ミツバチ・アシナガバチが税込12,100円から、スズメバチが税込16,500円から(出張費込み)です。ハチ110番は、シェアリングテクノロジー株式会社が運営する受付の窓口で、電話やフォームで受けた依頼を加盟している業者に取り次ぎます。来て作業をするのは加盟店です。
| ハチの種類 | 駆除料金 | 備考 |
|---|---|---|
| ミツバチ | 12,100円〜 | 税込・出張費込み |
| アシナガバチ | 12,100円〜 | 税込・出張費込み |
| スズメバチ | 16,500円〜 | 税込・出張費込み |
表の額は最低の料金です。地域や加盟店によってはこの額では受けられないことがあり、巣のありかが分からない、取り出せない、高い所にある、といった場合は別の料金がかかります。払う額は、現地で出る見積りで決まります。
頼むまでの流れは次のとおりです。電話かフォームで相談すると(24時間365日受付)、加盟店が来て、ハチの種類と巣の様子を調べ、その場で見積りを出します。公式の案内では、現地の調査から見積りまでは無料で、調査の段階で出張費もとらないとしています。ただし、エリアや加盟店、現場の状況によっては、事前に知らせたうえで調査・見積りに費用がかかることがあるとの注記があります。
見積りの額に納得できなければ、その時点で断ってもキャンセル料はかからない、とされています。示した見積りから料金を上乗せしない、とも書かれています。頼んだ場合は駆除の作業のあとに支払うのが基本で、加盟店によっては作業の前に払うこともあります。支払いは現金と各種クレジットカードで、手数料がかかる場合や、エリアによってカードが使えない場合があります。
利用規約によると、ハチ110番そのものの利用料はかからず、工事の契約は利用者と加盟店のあいだで結びます。取り消しや解約の連絡も、加盟店に直接します。愛媛県のどこまで対応できるかは加盟店しだいなので、相談のときに住所を伝えて確かめてください。ハチ110番(シェアリングテクノロジー)
頼む前に、見積りの総額と取り消しの条件を確かめる
作業の前に、見積りの総額・来る会社の名前・取り消したときの費用・追加料金の有無を確かめてから頼みます。国民生活センターは、広告の格安な料金を見て害虫の駆除を頼んだら、作業のあとに高い額を請求された、という相談について注意を呼びかけています。2024年4月の発表では、害虫・害獣の駆除の相談が2023年度は前の年度の同じ時期の約1.5倍に増え、事例には「ハチに刺されて死ぬと言われ不安になって頼んだが、高額なので解約したい」という相談も挙がっています。害虫・害獣駆除のトラブルにご注意(国民生活センター)
2025年3月の発表によると、「〇〇円から」「基本料金〇〇円」と書かれていても、その額で頼めるとは限りません。複数の業者から見積りを取って比べる、納得できない請求にはその場で払わない、が基本です。前もって示された額と請求の額が大きく違うときは、訪問販売のクーリング・オフが使える可能性があります。困ったときは、消費者ホットライン188に電話すると近くの消費生活センターにつながります。作業後に高額請求する害虫駆除トラブル(国民生活センター)
刺されたら、まず離れて洗う。迷ったら#7119
刺されたら巣から離れて流水で洗い、意識がもうろうとする・唇が青白い・息が荒いなどの様子があれば救急車を呼びます。新居浜市は、刺された直後の手当てを3つ挙げています。流水で傷口を洗い流す(ハチの毒は水に溶けやすい)。患部をつまんで毒を絞り出す(口で吸い出さない)。市販の虫さされの薬を塗り、保冷剤などで冷やす。針が残っていたら、指でつままずピンセットでそっと抜きます。
症状はおよそ15分で、刺された所の腫れなどとして出始めます。2回目に刺された人のほうが重くなりやすく、アナフィラキシーショックで命にかかわることもあるので、早めに受診するよう新居浜市は書いています。ショックの症状として、公園のページでは、意識がもうろうとする、脈が触れにくい、激しい腹痛や嘔吐、唇や爪が青白い、呼吸が荒い・声がかすれる・せきが出る、が挙がっています。
救急車を呼ぶか、病院へ行くかで迷うときは、えひめ救急電話相談 #7119 に電話します。365日24時間、看護師や医師が症状を聞いて緊急度を判断し、近くの医療機関も案内します。ドコモ・楽天以外の携帯電話やダイヤル回線・IP電話からは 0120-79-7119(フリーダイヤル)、それも使えない一部のIP電話などからは 089-909-9935 です。えひめ救急電話相談#7119(愛媛県) 子どもの夜間の相談先(#8000)は愛媛の子どもの急病の相談先と夜間・休日の受診先にまとめています。
愛媛で頼むときの事情
3市とも、駆除の費用を補助する制度は市のページに載っていません。新居浜市ははっきり「助成していない」と書き、松山市と今治市は「駆除は有料」「専門業者に依頼」と案内しています。費用は全額、自分か建物の持ち主の負担と考えておきます。
業者を探す入口として、松山市と今治市はそろって愛媛県ペストコントロール協会(089-913-1064)を挙げています。協会は松山市桑原にあり、県内の業者を紹介する団体です。新居浜市は協会ではなく、市内の業者の一覧をタウンページから抜き出して載せています。今治市では、シルバー人材センターで対応できる場合もあります。
救急電話相談の #7119 は、愛媛県と県内の20市町が共同で運用しています。松山市・今治市・新居浜市のどこからかけても同じ窓口で、夜中でもつながります。携帯電話は NTT ドコモと楽天の回線なら #7119 が無料で、それ以外の携帯会社は 0120-79-7119 にかけると通話料がかかりません。
新居浜市の公園のように、市が管理する場所の巣は、市の担当課が対応することがあります。自宅の敷地か、道路や公園か、借りている建物かで、連絡する先が変わります。
よくある質問
市役所に電話すれば、巣を取りに来てくれますか?
松山市・今治市・新居浜市とも、個人の家や敷地の巣は市では駆除しません。市の窓口では、業者を紹介する団体や業者の一覧を案内しています。
駆除の費用に補助はありますか?
新居浜市は駆除の費用の助成をしていないと明記しています。松山市と今治市のページにも補助の案内はなく、駆除は有料としています。
公園にハチの巣があります。どこに連絡しますか?
新居浜市では、公園の巣は都市計画課(0897-65-1270)へ連絡するよう案内しています。松山市・今治市の公園は、公園を管理している課に問い合わせてください。
業者に頼むなら、ハチの種類と巣の場所・高さを伝えて見積りを取り、総額に納得してから依頼してください。ハチの巣の駆除を【ハチ110番】に相談する(PR)
公式情報確認:2026年10月6日(日本時間)。料金・連絡先は変更されることがあります。
