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下関でふく(ふぐ)を食べるなら、週末の唐戸市場の屋台から、4日前までに予約するふぐ料理公許第一号の春帆楼まで、選び方の幅が広い町です。唐戸市場と専門店5店の営業時間・休み・コースの価格・予約・駐車場を1枚の表にまとめました。昼のふく料理は2,800円から、夜のコースは6,600円から選べます。どの店も下関市内にあります。
6か所の営業時間・価格・駐車場
予約なしで入れるのは唐戸市場とやぶれかぶれ、旬楽館の一部のコースで、春帆楼とたまや本店は完全予約制です。名前を押すと、その店の節に移ります。価格はすべて税込で、2026年10月6日時点の各店の公式サイトの表記です。
| 店 | 地区 | 営業・休み | ふく料理の価格 | 駐車場 |
|---|---|---|---|---|
| 唐戸市場 | 唐戸 | 馬関街は金土8:00〜、日祝7:00〜、15:00まで | 屋台ごとに異なる | 立体572台(1時間無料) |
| 春帆楼 | 阿弥陀寺町 | 予約受付9:00〜22:00 | 会席8,800円〜(サービス料10%別) | 50台(無料) |
| AKAMA布久亭 | 阿弥陀寺町 | 11:00〜15:00、17:30〜21:00・月曜休 | ふく御膳3,800円、コース8,500円〜 | 5台 |
| 旬楽館 | 唐戸 | 11:00〜15:00、17:30〜21:00・水曜休 | ふく寄せ鍋2,800円、コース8,500円〜 | — |
| やぶれかぶれ | 豊前田町 | 11:00〜14:00、17:00〜21:00・水曜休 | 昼3,850円〜、夜6,600円〜 | — |
| たまや本店 | 彦島 | 11:30〜21:30・水曜休(不定休あり) | コース8,000円〜24,000円 | 7台 |
山口で選ぶときの事情
下関がふくで知られるのは、全国のふぐが集まる専門の卸売市場があり、ふぐ食が最初に解禁された土地だからです。山口県観光連盟のふぐの特集によると、山口県のふぐの漁獲量は全国の上位3位にも入っていません。それでも下関には、ふぐの取扱量が全国1位で、日本で唯一のふぐ専門の卸売市場「南風泊(はえどまり)市場」があり、各地で揚がったふぐがここに集まります。豊臣秀吉の禁令のあと、伊藤博文が1888年に山口県でだけふぐ食を解禁し、その店が春帆楼でした。
予約の決まりは、店によって大きく違います。春帆楼は4日前まで、たまや本店は2日前までの予約制で、どちらも2名から受けます。たまや本店は当日の予約を受けていません。反対に、やぶれかぶれは「予約なしで一年中OK」と案内していて、旬楽館にも予約なしで出せるコースがあります。
休みの曜日も分かれます。旬楽館・やぶれかぶれ・たまや本店は水曜が定休日で、唐戸市場も2026年10月は7日・21日・28日(いずれも水曜)が休場日です。水曜に行くなら、月曜休みのAKAMA布久亭か、春帆楼を選ぶことになります。
車で行く人は、唐戸の週末の渋滞に注意が要ります。唐戸市場は、土日祝は駅周辺の駐車場を使い、海響館近くの広い駐車場から歩いて回るよう呼びかけています。春帆楼には50台の無料駐車場があり、予約は要りません。
冬にしか出ない料理もあります。春帆楼の天然とらふぐのフルコースは5月〜9月と年末年始には出ず、やぶれかぶれの白子料理は12月初旬〜3月の季節の品です。
唐戸市場:金土日祝の「活きいき馬関街」でふくの握りを
唐戸市場の屋台イベント「活きいき馬関街」は、金・土曜が8時から、日曜・祝日が7時から、15時までです。2026年9月14日の市場のお知らせで、この開始時間に改められました。鮮魚店がふくの握りや、その日に揚がった魚の握り・丼を売る催しで、店ごとの開始と終了の時間は、ネタの仕入れによって変わります。
卸売市場としては、月曜〜土曜の午前4時から動いています。市場の案内では、朝7時までは仕事で仕入れる人、9時以降は一般の人で混むため、7時〜9時ごろがゆっくり買い物できる時間とされています。山口県観光連盟の特集によると、市場ではふぐの刺身や唐揚げも買え、配送も頼めます。市場の2階には回転寿司店「海転からと市場寿司」があり、平日も開いています。
駐車場は、市場から歩いて約1分の唐戸市場立体駐車場(572台)が30分120円で、6時〜23時は1時間まで無料です(1時間を超えると入庫時から料金がかかります)。市場横のカメラ式駐車場(138台)は、普通車が平日500円、土日祝1,000円です。バスはJR下関駅から唐戸まで約10分です。
住所は山口県下関市唐戸町5-50(Googleマップ)、電話は083-231-0001です。営業日と休場日は唐戸市場の公式サイトのカレンダー、時間は馬関街の開始時間のお知らせ、駐車場はアクセスのページにあります。
春帆楼:ふぐ料理公許第一号、会席8,800円から
春帆楼下関本店のふぐ会席は8,800円、ふぐフルコースは24,200円からで、どちらも4日前までの予約制、2名から受けます。料金とは別にサービス料10%がかかります。伊藤博文がここでふぐを食べたのをきっかけにふぐ食が解かれ、明治21年に「ふぐ料理公許第一号」となった店です。
ふぐ会席は、とらふぐの薄造り(個人盛り)、香草焼き、唐揚げ、ちり鍋(個人鍋)、雑炊などの内容です。会席は8,800円・11,000円・16,500円の3段階、ふぐフルコースは24,200円・29,700円・35,200円で、南風泊市場で買い付けた天然とらふぐのコースは60,500円です。天然とらふぐのフルコースは、仕入れの都合で5月〜9月と年末年始には出していません。
客室はどの部屋からも関門海峡が見え、店では宿泊もできます。駐車場は50台で、無料・予約不要です。車ではJR下関駅から約10分、新幹線の新下関駅から約15分、下関ICから約10分です。
住所は山口県下関市阿弥陀寺町4-2(Googleマップ)、電話は083-223-7181(受付9:00〜22:00)です。献立と料金は春帆楼本店のお食事のページ、駐車場と道順はアクセスのページにあります。
写真の出典:『Cafe & Dining HARUHORO』が開業10周年!「10周年記念コース」を期間限定で販売開始(オリックス・ホテルマネジメントのプレスリリース、2026年8月21日)
AKAMA布久亭:海峡を見ながら、平日昼のふく御膳3,800円
AKAMA布久亭は月曜が定休日で、昼は11時〜15時、夜は17時30分〜21時に開いています。関門海峡の潮流を見ながら食べられる日本料理店で、ふく・あんこうなどの旬の料理を出します。席は60席で、一人でも使える席があります。
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ふくのコースは、ふく彩りコースが8,500円、平家コース(ちり鍋と雑炊つき)が13,500円、源氏コースが18,500円です。天然とらふくコース(28,000円)と布久亭コース(42,000円)は、2名からの予約制です。昼は、ふく刺し・揚物などの「ふく御膳」が平日限定で3,800円です。一品のふく刺しは4,500円、とらふくにぎりは2,000円です。
住所は山口県下関市阿弥陀寺町7-8(Googleマップ)、電話は083-242-0772で、赤間神宮の向かいにあります。駐車場は5台です。ラストオーダーは昼14時、夜20時です。予約はWebでもでき、献立はAKAMA布久亭の公式サイトにあります。
旬楽館:唐戸の店で、昼のふく寄せ鍋2,800円
旬楽館の昼のふく寄せ鍋仕立ては2,800円で、ふく皮の湯引き、ふくの天ぷら、炊き込みご飯がつきます。唐戸市場と同じ唐戸町にあります。水曜が定休日で、昼は11時〜15時(ラストオーダー14時)、夜は17時30分〜21時(ラストオーダー20時)です。
ふくのコースは、ふく彩りコース8,500円、平家コース13,500円、源氏コース18,500円(要予約)です。予約なしで出せるコースもあると案内しています。一品では、とらふく刺し4,500円、ふくの白子グラタン3,800円、ふくめはり寿司1,500円があります。1階はカウンターとテーブル席、2階は個室です。
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住所は山口県下関市唐戸町3-10(Googleマップ)、電話は083-228-2452です。予約は電話かWebで受けています。コースは旬楽館のコース料理のページ、昼の料理はランチ・御膳のページにあります。
やぶれかぶれ:下関駅から歩ける、予約なしのふく料理
やぶれかぶれのコースは夜が6,600円から、昼は3,850円からで、予約なしでも入れます。昭和55年創業の、豊前田町のふく料理専門店です。昼は11時〜14時(オーダーストップ13時)、夜は17時〜21時(オーダーストップ20時)で、日曜・祝日の夜は30分早く閉まります。定休日は水曜です。
6,600円のコースは、前菜・刺身・ちり鍋・雑炊の組み合わせなど4種類があり、7,700円のコースは刺身と唐揚げに、ちり鍋か鉄やきがつく2種類です。フルコースは12,100円と13,200円(前日までの予約)です。身皮を焼肉風に焼く「鉄やき」(3,300円)は、地元にも好まれる料理として案内されています。白子料理は12月初旬〜3月の季節の品で、各コースは1人2,200円の追加で白子つきにできます。
予約なしで入れる店ですが、予約や仕入れの状況で早く閉めることがあるため、店は予約を勧めています。住所は山口県下関市豊前田町2-2-5 はぎわらビル(Googleマップ)、電話は083-234-3711で、JR下関駅から徒歩7分です。料金と時間はやぶれかぶれの公式サイト、住所と電話は下関観光コンベンション協会の「ふぐの本場下関」の店舗ページにあります。
たまや本店:彦島の20席、2日前までの完全予約制
たまや本店のふぐのコースは8,000円から24,000円までの5種類で、2日前までの予約、2名からの注文です。当日の予約は受けていません。下関駅から車で9分の彦島にある、20席のふぐ料理・懐石料理の店です。
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14,000円のコースは、ふぐさし、ふぐ寿司2貫、とらふぐの白子の水炊きと塩焼き、唐揚げ、白子入りの茶碗蒸し、ふぐちり、雑炊などの内容です。コースは8,000円・11,000円・14,000円・19,000円・24,000円があります。ふぐちりには、天然のダイダイを使った自家製のぽん酢を合わせます。
営業は11時30分〜21時30分(予約の最終受付19時30分)で、定休日は水曜(不定休あり)と年末年始です。駐車場は7台あり、カードと電子マネーが使えます。住所は山口県下関市彦島老町2-5-9(Googleマップ)、電話は083-267-7804です。コースはたまや本店のコースのページ、店の情報は公式サイトのトップにあります。
どう選ぶ? 予算と予約で分ける
まず昼に気軽に食べるなら、週末は唐戸市場の馬関街、平日は旬楽館のふく寄せ鍋(2,800円)か、AKAMA布久亭のふく御膳(3,800円)が候補になります。やぶれかぶれの昼のコースは3,850円からです。
ふく刺しとちり鍋を夜にそろえて食べるなら、予約なしでも入れるやぶれかぶれの6,600円〜7,700円のコースか、旬楽館・AKAMA布久亭の平家コース(13,500円)です。日にちが決まっていて、春帆楼やたまや本店のような完全予約制の店で食べるなら、2〜4日前までに電話で予約します。
家でふくを食べたい人には、ふるさと納税の返礼品もあります。山口県観光連盟の特集でも、ふぐ刺しやふぐ鍋のセットが紹介されています。
同じ下関で、からと屋(カモンワーフ)や平家茶屋の瓦そばを比べたいときは、山口の瓦そば9店にまとめています。
よくある質問
唐戸市場の馬関街は平日もやっていますか。金・土・日曜と祝日だけです。平日は、市場2階の回転寿司店「海転からと市場寿司」が開いています。
春帆楼のコースの料金にサービス料は含まれていますか。含まれていません。表示の税込料金とは別に、サービス料10%がかかります。
白子が食べられるのはいつですか。やぶれかぶれでは、白子料理は12月初旬〜3月の季節の品で、数に限りがあるため1人1人前までです。
公式情報確認:2026年10月6日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。




