世田谷区には区立の児童館が25館あります。その中から、区内5地域のすべてに散らばるよう6館を選び、乳幼児親子が使える「ひろば」の曜日、最寄り駅からの徒歩分、予約や登録の要否を並べました。6館のうち5館は、乳幼児から中高生世代までが使える「プレスポ」(中高生支援館)の児童館で、残る1館は未就学児の親子だけが対象の子育て児童ひろばです。
世田谷区から6館を選んだ理由
区の公式ページが、館ごとに住所・最寄り駅・開館時間・乳幼児向けのひろばの曜日まで載せている区なので、横に並べて比べられます。区内は世田谷・北沢・玉川・砧・烏山の5地域に分かれ、児童館は各地域にあります。暮らす場所の近くで選べるように、世田谷地域の池尻、北沢地域の代田、玉川地域の玉川台と奥沢、砧地域の喜多見、烏山地域の粕谷を取り上げます。
区の案内では、児童館は乳幼児の親子連れから中高生世代まで、だれでも自由に利用できる施設です。乳幼児が使うときは保護者といっしょに来ます。区の「おでかけひろば」の案内ページは、料金を「無料(イベントの参加に実費が必要な場合があります)」としていて、おでかけひろばは地域の児童館にもあると書いています。
6館を1枚の表に
6館のうち5館は最寄りの駅から徒歩1〜10分で、駅から最も近いのは新代田駅から徒歩1分のプレスポ代田児童館です。施設名をタップすると、その館の節に移動します。
| 施設名 | 最寄り駅・徒歩 | 乳幼児のひろば | 予約・登録 |
|---|---|---|---|
| プレスポ池尻 | 池尻大橋駅 徒歩7分 | 火・水の午前 | ひろばは自由参加。サークルは登録制 |
| プレスポ代田 | 新代田駅 徒歩1分 | 火・水の午前 | ひろばは自由参加。サークルは登録制 |
| プレスポ玉川台 | 用賀駅 徒歩5分 | 火・水・金・土 | ひろばは自由参加。サークルは登録制 |
| プレスポ喜多見 | バス停 徒歩2分(駅なし) | 水・木 | 自由参加 |
| プレスポ粕谷 | 千歳烏山駅 徒歩10分 | 火・水・金ほか | ひろばは自由参加。サークルは登録制 |
| 奥沢子育て児童ひろば | 奥沢駅 徒歩8分 | 火〜金ほか | 自由参加。赤ちゃんタイムは申込制 |
5館のプレスポは開館が午前9時30分から午後6時、休館が月曜・第2と第4の日曜・祝日・年末年始で共通です。奥沢子育て児童ひろばだけは、休みが毎週の土曜・日曜・祝日(第2土曜は開所)で、開所時間は午前9時30分から午後6時です。
東京で選ぶときの事情
東京の児童館は車ではなく、駅や路線バスで行く前提で選びます。6館のうち5館は最寄りの駅から徒歩10分以内で、駅から離れた喜多見は小田急バスのバス停から徒歩2分です。
都内の児童館は、区市町村ごとに運営されています。東京都のオープンデータ(児童館の一覧CSV)には児童館が588館載っていて、23区内は438館、世田谷区は25館です。開館時間や休館日、乳幼児向けの行事は区や館ごとに違うので、行く館の案内ページを先に開いてください。
世田谷区の児童館は、月曜と第2・第4日曜、祝日(5月5日を除く)が休みです。月曜に行くなら、土曜・日曜・祝日が休みの奥沢子育て児童ひろばも候補になります。
区の案内では、正午から午後1時30分までの間の1時間程度はランチタイムとして、使える部屋や遊びを制限する場合があります。プレスポ喜多見児童館は、正午から午後1時に多目的室でお昼ごはんを食べられます。乳幼児のひろばは午前10時30分始まりが多いので、午前中に行くと予定を合わせやすくなります。
プレスポ池尻児童館(世田谷地域)
東急田園都市線の池尻大橋駅(東口・南口)から徒歩7分、バス停「池尻」「三宿」から徒歩6分です。開館は午前9時30分から午後6時で、水・土曜は午後7時まで開き、午後6時からは中高生世代限定です。対象は乳幼児親子から中高生世代までです。
乳幼児のひろばは2つあります。「たんぽぽひろば」は毎週火曜の午前10時30分から11時30分で、0歳から1歳くらいの子と保護者が対象です。「ひまわりひろば」は毎週水曜の同じ時間で、1歳から2歳くらいの子と保護者が対象です。行事のない日も、遊具やマットで自由に遊べます。2歳児以上の幼児親子には、1年間登録制の子育てサークル「らいおんキッズ」があります。館内には音楽室とピアノ室(バンド練習・ダンス練習に対応)もあります。
住所:東京都世田谷区池尻2-3-11(Googleマップ)。電話:03-3422-0411。詳しくはプレスポ池尻児童館(世田谷区公式)で確認できます。
プレスポ代田児童館(北沢地域)
京王井の頭線の新代田駅から徒歩1分です。乳幼児専用室があり、開館時間中ならいつでもゆっくり遊べます。授乳スペースと乳幼児用トイレ、AEDがあります。開館は午前9時30分から午後6時で、水曜と土曜は中高生のみ午後7時までです。
乳幼児のひろばは、「ぽっかぽかひろば」が火曜の午前10時30分から11時30分(歩き始めてから入園までの子)、「01あいらんど」が水曜の同じ時間(マタニティの方と、生まれてから歩きはじめ頃までの子)で、どちらも自由参加です。木曜の午前10時30分から11時30分には、登録制の子育てサークルとプレ子育てサークル(11月から)があります。保健師や栄養士による相談、ベビーマッサージ、わらべうた、音楽遊びなどの講座も開かれています。行事の申込みは、参加する本人が児童館に来て行います。
住所:東京都世田谷区代田6-34-13(Googleマップ)。電話:03-3469-6095。詳しくはプレスポ代田児童館(世田谷区公式)で確認できます。
プレスポ玉川台児童館(玉川地域)
田園都市線の用賀駅から徒歩5分です。乳幼児親子の専用室「なかよしコーナー」があり、週に4日、午前のひろばが開かれます。区の案内は、お買い物や図書館に寄るついでにふらっと遊びに来られる場所としています。開館は午前9時30分から午後6時で、水曜と土曜は午後7時まで開き、午後6時からは中高生世代限定です。
ひろばは、「おさんぽひろば」が火曜の午前10時30分から正午(1歳児から就学前の親子)、「ひなたぼっこ」が水曜の午前10時30分から11時30分(0歳児の親子)、「にこにこひろば」が金曜の午前10時30分から11時30分(1〜2歳児の親子)、「ファミリーランド」が土曜の午前10時30分から正午(乳幼児親子)で、すべて自由参加です。木曜の「もくもくサークル」は登録制です。飲食スペースの「おしゃべり場」もあります。クッキングや工作の行事は、参加費と材料費が無料です。乳幼児の利用には保護者の付き添いが必要で、小学1年生からは1人でも利用できます。
住所:東京都世田谷区玉川台1-6-15(Googleマップ)。電話:03-3709-4163。詳しくはプレスポ玉川台児童館(世田谷区公式)で確認できます。
プレスポ喜多見児童館(砧地域)
最寄りは小田急バスの「喜多見住宅」(狛11)か「喜多見中学校」(狛12)で、どちらのバス停からも徒歩2分です。多目的室の中にマット敷きの乳幼児専用スペースがあり、ねんねやハイハイの時期の子も安心して過ごせます。赤ちゃん用のおもちゃ、授乳スペース、おむつ替えができる多目的トイレがあります。開館は午前9時30分から午後6時で、週2回は中高生のみ午後7時まで開きます(区の館のページに木・金曜と水・金曜の両方の書き方があるので、曜日は館に確かめてください)。
子育てひろばは、「ひだまりひろば」が水曜(0〜1歳。妊娠中の方も)、「ぽかぽかひろば」が木曜(1〜3歳)で、どちらも自由参加です。未就学児には大人の付き添いが必要です。ハンカチと飲みものを持って行き、ゴミは持ち帰ります。館内には遊戯室(卓球台)、音楽室(ドラム・アンプ)、中高生のくつろぎの間もあります。
住所:東京都世田谷区喜多見2-10-40(Googleマップ)。電話:03-3417-9151。詳しくはプレスポ喜多見児童館(世田谷区公式)で確認できます。
プレスポ粕谷児童館(烏山地域)
京王線の千歳烏山駅南口から徒歩10分で、粕谷区民センターと同じ建物にあります。2階の乳幼児専用の「パンダルーム」を中心に、週に3日以上のひろばが開かれます。開館は午前9時30分から午後6時で、水曜と土曜は中高生のみ午後7時までです。授乳スペースがあります。
ひろばは、「こっこひろば」が火曜の午前10時30分から11時30分(1歳から就学前)、「ぴよぴよひろば」が水曜の同じ時間(マタニティの方と0歳児の親子)、「のりものひろば」が金曜(第3金曜を除く)の午前9時30分から11時30分(1歳から就学前)で、いずれも自由参加です。第3金曜の午前10時30分から正午には、マタニティの方と0歳から就学前の子が集まる「ふたごの会」、月1回の土曜には「わくわく土曜広場」(0歳から就学前)があり、これも自由参加です。木曜の「おひさまサークル」は登録制です。館内には、体を動かせるプレイルーム、工作室、多目的室、静かに過ごせるシエスタルームがあります。
住所:東京都世田谷区粕谷4-13-6(Googleマップ)。電話:03-3305-7171。詳しくはプレスポ粕谷児童館(世田谷区公式)で確認できます。
奥沢子育て児童ひろば(玉川地域)
東急目黒線の奥沢駅から徒歩8分です。現在は、奥沢区民センターから徒歩8分の仮施設で運営されています。対象は未就学児の親子だけで、開所は午前9時30分から午後6時、休みは毎週の土曜・日曜・祝日です(第2土曜は開所)。職員が子育ての相談にも応じます。
ひろばは、「ほかほかひろば」が火曜と木曜の午前10時30分から11時30分(0〜1歳くらいとマタニティの方)、「すくすくひろば」が水曜の同じ時間(1歳以上くらい)で、自由参加です。月1回の金曜には、九品仏地区会館2階で「デリバリーひろば@九品仏」(午前10時30分から11時30分)、月1回には「ほっこりタイム」(午後2時30分から4時)があります。第2土曜の「土曜日ひろば」は午前9時30分から午後6時の自由利用です。「はじめましての赤ちゃんタイム」は、ひろばに来たことのない赤ちゃんと保護者が対象で、月1回の午後2時から2時30分、申込制です。
住所:東京都世田谷区奥沢4-8-14(Googleマップ)。電話:03-3720-6331。詳しくは奥沢子育て児童ひろば(世田谷区公式)で確認できます。
年齢と用事で選ぶ
乳幼児だけの落ち着いた場を選ぶなら奥沢、上の子と同じ館で過ごすならプレスポの5館が目安です。5館は小学生や中高生の来館が前提の館なので、プレイルームや工作室、遊戯室のある館で、きょうだいの年齢に合わせて遊べます。
0歳の子と行くなら、0歳向けの枠がある日に合わせます。玉川台は水曜の「ひなたぼっこ」、粕谷は水曜の「ぴよぴよひろば」、喜多見は水曜の「ひだまりひろば」、奥沢は火曜と木曜の「ほかほかひろば」、池尻は火曜の「たんぽぽひろば」が0歳から1歳くらいの子向けです。
駅から近い館を選ぶなら、新代田駅から徒歩1分の代田、用賀駅から徒歩5分で買い物のついでに寄れる玉川台が向いています。
よくある質問
予約は要りますか
各館の案内では、乳幼児のひろばは自由参加です。登録制の子育てサークルと、奥沢の「はじめましての赤ちゃんタイム」(申込制)は、参加の前に手続きがあります。行事の申込みは、参加する本人が児童館に来て行います。行事によっては電話での申込みを受け付ける館もあります。
子どもだけで入れますか
乳幼児は、保護者といっしょに来ます。玉川台は、小学1年生から1人での利用ができます。
料金はかかりますか
区の「おでかけひろば」の案内は、料金を無料(イベントの参加に実費が必要な場合があります)としています。区の親子で児童館に行ってみよう!(世田谷区公式)では、児童館で月齢や年齢ごとのおでかけひろばを毎週開いていると案内しています。玉川台はクッキングや工作の行事の参加費と材料費を無料にしています。行事ごとの実費は、館のお知らせで確かめてください。
区の児童館の一覧はどこで見られますか
世田谷区児童館一覧(世田谷区公式)に25館の一覧と、開館時間・休館日があります。乳幼児向けのひろばは、おでかけひろば(世田谷区公式)の案内もあります。
公式情報確認:2026年10月4日(日本時間)。料金・営業時間・ひろばの曜日は変更されることがあります。


