東京都に住民登録がある人のパスポートは、新宿・有楽町・池袋・立川の4つのパスポートセンターで申請し、同じセンターで受け取ります。2026年7月1日の申請分から手数料が下がり、18歳以上の10年用は窓口で9,300円、マイナンバーカードを使うオンライン申請なら8,900円です。
受け取りは申請した日から数えて最短で9営業日目からで、日曜日は受け取りだけを受け付けています。4センターの場所と曜日ごとの受付時間、手数料、そろえる書類、オンライン申請でできること、冬休みの渡航に間に合わせる日程の目安をまとめました。
4つのパスポートセンターと最寄り駅
受付時間は4センターとも同じで、申請は月〜金曜、受け取りは月〜金曜と日曜で、土曜・祝日は休みです。どのセンターにも専用の駐車場・駐輪場はなく、都は公共交通機関で来るよう案内しています(パスポートセンターへのアクセス)。
| センター | 建物 | 最寄り駅・徒歩 |
|---|---|---|
| 新宿 | 都庁 都民広場地下1階 | 都庁前駅A3出口・新宿駅西口10分 |
| 有楽町 | 東京交通会館2階 | 有楽町駅京橋口1分 |
| 池袋 | サンシャインシティ ワールドインポートマート5階 | 東池袋駅5分・池袋駅東口15分 |
| 立川 | ルミネ立川店9階 | 立川駅1分・立川北駅3分 |
曜日ごとの受付時間は次のとおりです(窓口の受付日時と混雑状況)。
| 曜日 | 申請 | 受け取り |
|---|---|---|
| 月〜水 | 9:00〜19:00 | 9:00〜19:00 |
| 木・金 | 9:00〜17:00 | 9:00〜17:00 |
| 土 | 休み | 休み |
| 日 | 受け付けない | 9:00〜17:00 |
祝日・振替休日と、12月29日から1月3日までは休みです。祝日と重なった日曜日は受け取りの窓口を開け、その振替休日は休みます。
新宿パスポートセンター(都庁内)
都庁の都民広場の地下1階にあります。最寄りは都営大江戸線の都庁前駅A3出口で、JR新宿駅西口からは徒歩10分です。住所は東京都新宿区西新宿2-8-1。
有楽町パスポートセンター
JR有楽町駅京橋口から徒歩1分の東京交通会館2階です。住所は東京都千代田区有楽町2-10-1。
池袋パスポートセンター
サンシャインシティのワールドインポートマート5階で、池袋駅東口からは徒歩15分あります。東京メトロ有楽町線の東池袋駅からなら徒歩5分、都電荒川線の東池袋四丁目停留所から徒歩7分です。住所は東京都豊島区東池袋3-1-3。
立川パスポートセンター
JR立川駅から徒歩1分のルミネ立川店9階です。多摩モノレールの立川北駅からは徒歩3分。住所は東京都立川市曙町2-1-1。
問い合わせは4センター共通の東京都パスポート電話案内センター(03-5908-0400)です。月〜水曜は9時〜19時、木・金・日曜は9時〜17時に人が受け、それ以外の時間と土曜・祝日は自動音声になります。
手数料はいくら?
2026年7月1日の申請分から、18歳以上の10年用は窓口9,300円・オンライン8,900円、18歳未満の5年用は窓口4,800円になりました。それまでの10年用は16,300円でした(手数料一覧)。
| 種類 | 窓口申請 | オンライン申請 |
|---|---|---|
| 10年用 | 9,300円(18歳以上) | 8,900円 |
| 5年用 | 4,800円(18歳未満) | 窓口より400円安い |
| 残存期間同一 | 5,800円(18歳以上) | 窓口より400円安い |
手数料は国の収入印紙分と東京都の手数料を合わせた額で、オンライン申請では都の手数料が400円安くなります。10年用は収入印紙7,000円と都の手数料2,300円(オンラインは1,900円)です(オンライン(電子)申請について)。
払うのは受け取る日です。窓口申請の人は、受け取り窓口の近くの「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で、引換書を添えて現金で払います。クレジットカードやQRコード決済は使えません。オンライン申請の人は、事前にカードを登録しておけばクレジットカードで払えますが(島しょの町村役場で受け取る人を除く)、領収書は出ません。
前に申請したパスポートを発行から6か月以内に受け取らずに失効させた人は、失効から5年以内の申請で手数料が通常より6,000円高くなります(2023年3月27日以降の申請が対象)。
窓口申請でそろえる書類
初めての人と期限切れの人は戸籍謄本(6か月以内に発行)が要り、有効なパスポートを持つ人の切り替えは原則として要りません。どちらも申請書1通と写真1枚が必要で、申請書は18歳以上が10年用(上の縁が赤)、18歳未満が5年用(上の縁が水色)です(申請・受領に必要な書類)。
- 初めて・期限切れ:申請書、戸籍謄本(全部事項証明書)、写真、本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証なら1点、健康保険の資格確認書と写真付き学生証などなら2点)、期限切れのパスポート
- 切り替え(残りが1年未満、査証欄の余白が見開き3ページ以下):申請書、写真、今のパスポート。氏名や本籍の都道府県が変わったときは戸籍謄本も
- 都に住民登録がない人(居所申請)や、住基ネットの利用を望まない人:上に加えて住民票の写し(6か月以内、マイナンバーの記載がないもの)
写真は6か月以内に撮った無帽・正面・無背景のもので、縁なし、顔の大きさは頭のてっぺんからあごまで32〜36mmです。家族が同時に申請するなら、同じ戸籍の戸籍謄本は1通で足ります(有効なパスポートをお持ちでない方)。戸籍謄本は本籍地以外の区市町村の窓口でも取れるようになりました。
18歳未満の子は、申請書の裏の「法定代理人署名」欄に親権者の署名が要ります。中学生以下の子が親権者と一緒に申請するときは、子の本人確認書類が無ければ親権者の本人確認書類でも構わないと都は案内しています(未成年者の申請)。
オンライン申請でできること
2025年3月24日から、切り替えだけでなく新規申請もマイナンバーカードとスマートフォンでできるようになり、窓口へ行くのは受け取りの1回だけです。新規申請では戸籍の電子証明書が自動で連携されるため、戸籍謄本を取りに行かなくて済みます(外務省「国内からオンライン申請する」)。
用意するのは、マイナンバーカード(署名用電子証明書の6〜16桁のパスワード)、マイナアプリに対応したスマートフォン、切り替えなら今のパスポートです。写真はアプリのカメラで撮るか、写真館で撮ったデータを取り込みます。サインは白い紙に黒か紺の濃いペンで大きく書いて撮影します。細いペンだとかすれて、やり直し(補正)の通知が来やすいと都は案内しています。
15歳未満の子は本人が申請できず、親権者が自分のマイナポータルから代理で申請します。15〜17歳は本人が申請できますが、親権者が署名した同意書が要ります。
オンライン申請ができないのは、有効期間が1年以上残っている切り替え(査証欄の余白不足と記載事項の変更を除く)、パスポートの損傷、通勤・通学以外の居所申請、親権者の同意が得られない未成年者です(東京都 オンライン(電子)申請について)。受取窓口は申請のときに新宿・有楽町・池袋・立川・島しょ町村役場から選び、あとから変えられません。
受け取りまでの日数と受け取り方
受け取れるのは申請日を含めて最短で9営業日目からで、土日・祝日・振替休日と12月29日〜1月3日は日数に数えません。窓口申請では交付予定日が引換書に書かれ、オンライン申請では審査が終わるとマイナポータルの「やること」に届きます(交付予定日)。
配送の遅れなどで予定日に渡せないこともあるため、都は交付予定日の2営業日前の17時以降に、外務省の「パスポート受取可能日検索システム」で確かめるよう案内しています。予定日より早くは受け取れません。
受け取れるのは、乳幼児も含めて本人だけです。代理人は受け取れず、受け取る場所は申請したセンターに限られます。窓口申請の人は引換書、オンライン申請の人はマイナポータルに届いた受付票のQRコード(スマートフォンの画面か印刷)を持っていきます。切り替えの人は今のパスポートも必ず持参し、忘れると新しいパスポートを受け取れません(受領する方)。発行から6か月以内に受け取らないと失効します。
東京で申請するときの事情
島しょの9町村を除き、都内のどこに住んでいても窓口は4センターだけで、受け取りも申請したセンターに限られるため、2回行きやすい場所を選ぶのが近道です。通勤先の近くで申請すれば、平日の帰りや日曜日に同じセンターで受け取れます。
混む時期は、例年ゴールデンウィークと年末年始の休みの前後、お盆です。1日の中では午後、それも遅い時間ほど混むため、都は比較的混まない午前中を勧めています。4センターの待ち人数は「窓口混雑状況配信」で見られ、番号札のQRコードを読むと順番が近づいたときにメールが届きます。日曜日は平日より受け取りが混みます。
大島町・利島村・新島村・神津島村・三宅村・御蔵島村・八丈町・青ヶ島村・小笠原村に住民登録している人は、町村役場で申請と受け取りができます。受け取りまでの日数は役場によっておおむね14〜22日(土日・祝日・年末年始を除く)です(島しょ地域にお住まいの方)。
住民票がほかの県にあっても、都内の学校に通う学生や、都内に住んで働いている人は、学生証や賃貸借契約書などで都内に住んでいることを示せば東京都で申請できます(居所申請)。
申請書は4センターのほか、区市町村の窓口でも10年用・5年用を配っています。配り方は窓口ごとに違うため、都は先に電話で確かめるよう案内しています(申請書の入手場所)。外務省のサイトからダウンロードもできます。
冬休みの渡航に間に合わせる日程
都は使う日の1か月前を目安に申請するよう呼びかけていて、12月29日〜1月3日はセンターが休みなので、年末に出発するなら12月上旬までの申請が目安です。オンライン申請は補正(直し)の依頼が多く、補正があるとその分だけ遅れます。

たとえば12月1日(火)に窓口で申請すると、土日を除いて数えた9営業日目は12月11日(金)です(編集部計算)。平日に行けなければ、12月13日(日)に受け取れます。審査や配送で遅れることもあるため、外務省の検索システムで受け取れる日を確かめてから出かけてください。
よくある質問
土曜日に申請や受け取りはできますか。
できません。土曜日は4センターとも休みで、日曜日は受け取りだけです。
子どものパスポートを親が代わりに受け取れますか。
受け取れません。乳幼児も含めて本人が窓口に来る必要があります。申請書の提出は、申請書の裏の委任欄を書けば代理人に頼めます。
引っ越して住所が変わりました。手続きは要りますか。
住所はパスポートの記載事項ではないため、手続きは要りません。氏名や本籍の都道府県が変わったときは、新しいパスポートか残存期間同一のパスポートを申請します。
オンライン申請でも窓口に行く必要はありますか。
受け取りのときに1回、選んだセンターへ本人が行きます。
公式情報確認:2026年10月6日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。
