糸島市志摩船越の北伊醤油では、杉樽で仕込む醤油づくりの現場を見学できます。参加費は無料で、所要時間は30分から1時間。完全予約制です。
麹づくりから搾りまで、4つの工程をたどる
見学は4段階で進みます。最初は麹づくり。北伊醤油は原料の選定から麹づくりまですべての工程を自社で行っており、醤油の命といわれる麹の仕込みの様子を見ながら、発酵の工程について説明を受けます。次がもろみの仕込みで、麹と塩水を大きな容器に入れて混ぜ合わせる作業を間近で見ます。もろみの状態によっては、混ぜる作業を体験できる場合もあります。
3つ目が搾りの工程です。熟成させたもろみを布に包み、ゆっくり圧をかけて醤油を搾り出す様子を見学し、火入れをしていない搾りたての醤油を味わえます。ただし仕込みのタイミングによっては、搾りの工程を見られない日もあります。最後が醤油の試食で、10種類以上の醤油を比べながら味わう時間が用意されています。工場見学の公式ページに流れが書かれています。
平日のみ・5〜15名。申し込みはメールか電話で
開催は平日で、工場休業日、月末・月初、年末年始、12月は除きます。案内時間は10:00〜15:00ですが、工場の作業内容によっては午後からの見学になることもあります。案内人数は、一般の見学者なら5名から15名程度まで。参加費用は無料です。
申し込みは完全予約制で、公式サイトのお問い合わせフォームから送るか、電話092-328-2204へ。電話の受付時間は平日9:00〜17:00です。生産状況や急な点検・修理によって、見学当日に製造ラインが動いていないことがある点は、あらかじめ案内されています。
糸島半島の先の漁村。前原駅北口からバス30分
北伊醤油は1897年(明治30年)創業で、しょうゆのJAS認定工場です。地元糸島産の丸大豆を使い、大豆・塩・麦だけで杉樽に仕込んで2年半熟成・発酵させる製法をとっています。天然醸造しょうゆは常温で2年から5年ほどかけて熟成させるもので、看板商品の「純もろみしょうゆ」はもろみを杉樽の中で4年半熟成させています。
住所は福岡県糸島市志摩船越84。電車ならJR筑肥線の筑前前原駅で降り、前原駅北口から昭和バスの船越方面行きで30分、船越で降りて徒歩10分です。車の場合は西九州自動車道の前原ICから県道54号線に入り、松原交差点を左折して県道506号線を引津湾沿いに約2km、所要時間はおよそ15分。糸島でもう一つ手を動かす予定を足すなら、Studio MUSICAの陶芸体験の記事もあわせてどうぞ。
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公式情報確認:2026年9月21日(日本時間)。料金・開催日は変更されることがあります。

