広島で2026年の紅葉を見に行くなら、軸になるのは宮島、縮景園、三段峡の3か所です。見頃の目安は、三段峡が10月下旬から11月下旬、宮島の紅葉谷公園が11月中旬から下旬、縮景園が11月下旬から12月上旬です。夜のライトアップは日程が決まりしだい各施設の公式サイトに出るため、この記事では2026年の日付が確かめられた行事だけを日付つきで載せ、そのほかは見頃の目安と、料金・駐車場・船賃などの動かない条件を比べています。
3か所の比較表
| 場所 | 見頃の目安 | 料金・費用 | 駐車場 | 2026年の行事 |
|---|---|---|---|---|
| 縮景園 | 11月下旬〜12月上旬 | 一般350円・大学生150円・小中高生無料 | 29台(乗用車1時間400円) | 菊花展 10月31日〜11月8日、もみじ茶会 11月15日 |
| 宮島 | 11月中旬〜下旬 | 紅葉谷公園は無料。船は大人往復400円+訪問税100円 | 島内は車に不向き。宮島口に駐車 | 宮島夜市 11月21日 |
| 三段峡 | 10月下旬〜11月下旬 | — | 正面口と水梨口。水梨口は有料 | 遊歩道に通行止め区間あり |
縮景園:入園350円、紅葉は11月下旬から
広島市中区にある縮景園は、1620年に築かれた大名庭園です(広島県の観光サイト)。開園は9時から17時(入園は16時30分まで)、入園料は一般350円、大学生150円で、小・中・高校生は無料です。65歳以上は年齢の分かる公的証明書の提示で無料になります。文化の日の11月3日も無料で入園でき、県立美術館とのセット券は一般660円です。休園日は12月29日から31日です。
園内の紅葉は11月下旬から12月上旬が見頃です。2026年度の行事予定には、10月31日から11月8日の菊花展、11月3日の菊見茶会、11月15日のもみじ茶会が載っています。広島県の観光サイトによると、2025年は11月22日から12月1日に紅葉ライトアップ(もみじまつり)が行われました。2026年の夜間開園の日程は、決まり次第、縮景園の公式サイトに出ます。
駐車場は縮景園の入口の向かいにあり、29台です。乗用車は1時間400円、以降30分ごとに200円が加わります。園は台数が限られるとして、公共交通での来園を案内しています。バスはJR広島駅新幹線口から乗り、県立美術館前(縮景園前)で降ります。路面電車は広島駅南口から八丁堀で白島線に乗り換え、「縮景園前」で下車します。
広島市中区上幟町2-11。Googleマップ。電話 082-221-3620。入園案内・四季と花・年間行事・駐車場・アクセス・2025年のもみじまつり
宮島:紅葉谷公園は無料、船と訪問税で大人往復500円
宮島の紅葉の中心は紅葉谷公園で、園内に約700本の紅葉があります。内訳はイロハカエデが約560本、オオモミジが約100本、ウリハダカエデやヤマモミジなどが約40本です。見頃は11月中旬から下旬で、公園への入園は無料、宮島桟橋から徒歩約15分です。宮島観光協会は、大聖院、大元公園、木比屋谷公園、今伊勢神社の階段も紅葉の場所として挙げています。
夜は、嚴島神社の大鳥居・社殿・五重塔・多宝塔が、日没30分後から23時までライトアップされます。基本は年中無休で、嚴島神社の行事がある日は行われないことがあります。ライトアップ中は嚴島神社に入れません。紅葉谷公園と大聖院では、近年、紅葉の時期の夜間ライトアップが行われていて、大聖院は有料・事前申込でした。2026年の日程は、決まり次第、宮島観光協会(0829-44-2011)や大聖院の公式サイトで案内されます。11月21日(土)には「宮島夜市」が開かれます。
宮島へは、宮島口桟橋からフェリーで約10分です。運航はJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社です。宮島松大汽船の運賃は、大人(中学生以上)が往復400円、小人(小学生)が往復200円です。これに、入島時に宮島訪問税が1人1回100円かかります。船会社が運賃に上乗せして集めます。未就学児は免除で、1年分をまとめて払う年払いは500円です。大人の船賃と訪問税を合わせると、往復で500円になります(編集部計算)。
車は、宮島口に停めて人だけが船で渡るのが原則です。宮島観光協会は、島内は車での観光に適さないと案内しています。
宮島観光協会 広島県廿日市市宮島町1162-18、電話 0829-44-2011。紅葉谷公園のGoogleマップ。紅葉谷公園・ライトアップ・アクセス・紅葉スポットの案内・宮島松大汽船の運賃・JR西日本宮島フェリーの運賃・宮島訪問税(廿日市市)・宮島夜市のお知らせ
三段峡:見頃は10月下旬から、車なら水梨口
安芸太田町の三段峡は、特別名勝の渓谷です。見頃は10月下旬から11月下旬で、黒淵の渡舟は運行中なら予約なしで乗れます。黒淵の渡舟は、紅葉シーズンは大小2隻で運航します。運行状況は公式サイトの渡舟運行状況で見られます。
黒淵は車で近くまで行けず、正面口または水梨口の駐車場から徒歩で約50分かかります。二段滝・猿飛・三段滝の方面へ向かう人には、水梨口の有料駐車場が案内されています。正面口と水梨口を結ぶシャトルバスは、2021年3月末で廃止されました。
遊歩道には通行止めの区間があります。2026年7月10日付のお知らせでは、三段滝から下餅ノ木口までが復旧時期未定、黒淵から水梨口までが8月17日から当分の間、平日のみ通行不可(土日祝は通行可)でした。猿飛渡舟は2026年7月23日に「猿飛貸しボート」としてリニューアルしています。出かける前に、公式サイトで最新の通行止め情報と運行状況を確かめてください。
峡内のトイレは黒淵・水梨・葭ヶ原の3か所だけで、自動販売機はありません。深い峡谷は日没が早く、公式は早めの下山を呼びかけています。安芸太田町はクマやイノシシが多く生息する地域で、出会ったときは刺激せず静かにやり過ごすよう案内されています。
広島県山県郡安芸太田町。Googleマップ。三段峡質問箱・三段峡の歩き方・通行止めのお知らせ・お知らせ一覧
広島で選ぶときの事情
宮島は、車を使わない前提で組み立てます。宮島観光協会は、島内は車での観光に適さないとして、宮島口に駐車して人だけが船で渡るよう案内しています。宮島口から宮島までは船で約10分で、入島時に訪問税100円がかかります。
11月の宮島は、年間でもっとも混み合う時期です。宮島観光協会の紅葉の案内(2022年公開)では、車で来ると渋滞や駐車場探しで時間を取られるとして、公共交通を勧めています。観光客の数は、平日の朝と土日祝の昼で最大10倍ほど違うとされ、昼食は午前10時過ぎに入る時間帯が案内されています。11月の紅葉シーズン中は、たいていフェリーが15分に1本から10分に1本へ増便されます。
縮景園の駐車場は29台で、園が公共交通での来園を案内しています。広島駅からはバスと路面電車のどちらも使え、路面電車は白島線の「縮景園前」で降りるとすぐです。県立美術館とのセット券(一般660円)もあります。
三段峡は、駐車場の場所で歩く距離が変わります。正面口と水梨口をつなぐシャトルバスは廃止されていて、黒淵までは駐車場から徒歩約50分かかります。遊歩道の通行止めが続いているため、日程を決める前に公式の通行止め情報を見ておくと確実です。冬(12月から3月)は渡舟・黒淵荘が休業し、峡内のトイレも使えません。
目的別の選び方
広島市内で短時間に庭園の紅葉を見るなら縮景園です。入園料は350円で、小・中・高校生は無料です。
世界遺産の島で紅葉を歩くなら宮島です。紅葉谷公園は無料で、船と訪問税で大人往復500円がかかります。11月は混むため、平日の朝が動きやすい時間帯です。
渓谷で山の紅葉を歩くなら三段峡です。見頃は10月下旬から始まり、駐車場は正面口と水梨口です。
よくある質問
宮島に行くと、船賃のほかに何かかかりますか。入島時に宮島訪問税が1人1回100円かかります。船会社が運賃に上乗せして集めます。未就学児は免除、1年分をまとめて払う年払いは500円です。
縮景園は子どもも入園料がかかりますか。小・中・高校生は無料です(2025年4月14日から)。大学生は150円、一般は350円です。
三段峡の黒淵渡舟は予約が要りますか。運行中であれば、予約なしで乗れます。運行状況は公式サイトで見られます。
縮景園の休園日はいつですか。12月29日から31日です。
公式情報確認:2026年10月4日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。
