広島市で借りられるシェアサイクルは、市の観光レンタサイクルとして始まった「ぴーすくる」、LUUP、HELLO CYCLINGの3つです。ぴーすくるは電動アシスト自転車で、60分165円から。HELLO CYCLINGは広島県の料金表で最初の30分160円、LUUPは基本料金50円+1分15円です。料金の刻み方、登録に必要なもの、返す場所の決まりを並べました。
3つのサービスを一覧で
どれもスマホのアプリで借りて、決まった場所に返す仕組みです。違いが大きいのは、料金の刻み方と、返せる場所の自由度です。
| サービス | 料金の目安 | 返す場所 | 車両 |
|---|---|---|---|
| ぴーすくる | 60分165円、以降30分ごとに165円 | ポート内のみ | 電動アシスト自転車 |
| LUUP | 基本料金50円+1分15円 | ポート | 車種はアプリで確認 |
| HELLO CYCLING | 30分160円、以降15分ごとに160円 | ステーション | 電動アシスト自転車が基本 |
1時間と3時間乗ったときの金額を、各社の公式料金から計算すると次のとおりです(1回ずつ借りて返す場合。LUUPは公式の「その他の地域」の料金で計算)。
| サービス | 1時間 | 3時間 | 1日の上限 |
|---|---|---|---|
| ぴーすくる | 165円 | 825円 | 1日会員1,100円 |
| LUUP | 950円 | 2,750円 | 上限の案内なし |
| HELLO CYCLING | 480円 | 1,760円 | 12時間まで2,500円 |
1時間なら165円のぴーすくるが最も安く、半日以上乗るなら1日会員1,100円のぴーすくるか、12時間上限のあるHELLO CYCLINGが目安です。時間貸しの料金は、乗る前にアプリで確かめてください。
ぴーすくるは電動で60分165円
広島市は2015年2月22日に観光レンタサイクル「ぴーすくる」の供用を始めました(広島市の年表)。いまはドコモ・バイクシェアのシステムで動く「ぴーすくる(広島)」で、どの自転車も電動アシスト付きです。ぴーすくる公式の「自転車シェアリングとは」
料金は、1回会員なら最初の60分が165円で、60分を超えると30分ごとに165円です。月額会員は3,300円で、1回30分以内なら何度乗っても追加料金がかかりません。1日会員は1日1,100円で、その日の23時59分まで乗り放題です。解錠から5分以内に同じポートへ返せば、利用料金はかかりません。ぴーすくる 料金プラン
スマホとクレジットカードがなくても使える1日パスがあります。コンビニで買う1日パスは1,100円で、SMSを受け取れる携帯電話があれば足ります。ICカード付きの1日パスは1,500円で現金払い、QRコードやパスコードは使えず専用カードで解錠します。午後パス(14時〜23時59分)は800円で、運営窓口だけの販売で学生証が要ります。
登録は、アプリ「バイクシェアサービス」で最短5分です。SMSを受け取れるスマホと、クレジットカードかd払いが必要で、アカウントはdアカウント・Google・Appleのどれかで作ります。デビットカードとプリペイドカードも使え、ICカードでは支払えません。ぴーすくる 登録方法
返却は、どのポートでもよいわけではありません。ポートの中に停めて鍵をかけるのが決まりで、エリアをまたいだ返却はできません。満車のポートや営業時間外のポートには返せないので、アプリで返却可能数を見ておきます。返す先のポートは、利用中に30分間だけ枠を押さえておけます。ポート外に一時駐輪している間も料金は進み、ポートの中での一時駐輪は自動で返却になる点に気をつけてください。ぴーすくる 借り方・返し方
電動アシストのバッテリー残量は、アプリのポート詳細で4段階の目安が見られます。残量が0だと返却できない場合があるので、走る距離に足りるか借りる前に確かめます。
2026年8月は、ドコモ・バイクシェアのシステム不具合でサービスが止まりました。広島と鹿児島のエリアは8月7日に再開し、8月1日のメンテナンス終了後から再開日までに始めた利用の料金は返金の対象になっています(ぴーすくる お知らせ)。2026年3月3日には、新ブランド「NOLL」と新料金への切り替えが予定として報じられましたが(ケータイ Watch)、2026年8月24日のお知らせで実施時期の延期が出ています。この記事の料金は、2026年10月10日に確かめた公式の料金ページのものです。
LUUPは基本料金50円+1分15円
LUUPは、アプリで借りて、ポートに返すサービスです。公式サイトの広島のポート一覧に広島が載っています。LUUP 広島のポート一覧
料金は、ライド基本料金50円に、1分あたり15円を足した額です。公式の料金表は、東京の25円、大阪の20円以外を「その他の地域」として15円と案内し、一部の地域で価格が異なると注記しています。広島での金額は、乗る前にアプリで見てください。LUUP 料金
広島市では2023年7月31日に提供が始まりました。ファミリーマートは同日、新白島駅前店と堺町二丁目店にLUUPのポートを置くと発表しています(ファミリーマートのニュースリリース、2023年7月26日)。開始時は約40ポートで、電動キックボードと電動アシスト自転車が30台ずつと報じられました(Impress Watch)。いまのポートの数や車種は、アプリの地図で確かめます。
返す場所は、借りたポートと違うポートでもかまいません。公式サイトには「返すポートはライド中にいつでも変えられる」とあります。LUUP サービス初回登録後の10日間は、1回のライドで最大30分の料金が0円になると公式トップに出ています。LUUP 公式サイト
HELLO CYCLINGは最初の30分160円
HELLO CYCLINGは、アプリで予約して借り、目的地の近くのステーションに返すサービスです。出発したステーションと別のステーションにも返せます。広島県の料金表では、シティサイクルが最初の30分160円、以降は15分ごとに160円、12時間まで2,500円です。スポーツタイプは15分ごとに160円で12時間まで3,000円、フル電動の「電動サイクル」は15分ごとに200円で12時間まで4,000円です。尾道市と呉市は料金が異なります。HELLO CYCLING 広島県の利用料金表
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車両は、坂道に強い電動アシスト自転車が基本です(一部の地域を除く、と公式にあります)。電動サイクルに乗れるのは16歳以上で、アプリで交通ルールのテストに合格し、年齢確認の書類を出す必要があります。支払いはクレジットカード、PayPay、キャリア決済が使えます。HELLO CYCLING サービスについて
広島市内では、安佐南区の「洋服の青山 広島緑井店」に、2026年2月にステーションが置かれました。2026年3月5日の発表によると、駐輪できるのは10台です(洋服の青山にHELLO CYCLINGのステーションを開設)。ステーションの場所はアプリの地図で見ます。
広島で選ぶときの事情
広島市は川で分かれた平地に市街地が広がり、周辺の山すそには坂があります。電動アシストが標準のぴーすくるは、その坂を気にせず使えます。
ぴーすくるは、返却がポートの中に限られ、エリアをまたげません。目的地の近くにポートがあるか、満車でないかを借りる前に見ておきます。
観光の1日使いは、ぴーすくるの1日会員1,100円か、12時間上限のあるHELLO CYCLINGが目安です。時間貸しのLUUPは、短い乗り継ぎに向いています。
広島市のぴーすくるは、2026年8月のシステム不具合で数日止まりました。予定が詰まった日は、徒歩や路面電車などの代わりも頭に入れておくと安心です。
選び方
坂のある道を荷物を持って走るなら、電動アシスト付きのぴーすくる。スマホとクレジットカードがなくても、コンビニの1日パスなら使えます。短い距離を何度も乗り換えるなら、ポートで借りて別のポートへ返せるLUUP。半日から1日ゆっくり回るなら、12時間2,500円で上限が決まるHELLO CYCLINGです。
よくある質問
ぴーすくるはクレジットカードがなくても使えますか。
コンビニで買う1日パス(1,100円)なら、SMSを受け取れる携帯電話があれば使えます。ICカード付きの1日パス(1,500円)は現金払いです。料金プラン
ぴーすくるをポート以外に返せますか。
返却はポートの中に限られます。ポート外に停める一時駐輪も料金がかかります。借り方・返し方
HELLO CYCLINGの12時間上限はいくらですか。
広島県の料金表で、シティサイクルは2,500円、スポーツタイプは3,000円、電動サイクルは4,000円です。広島県の利用料金表
料金やサービスの内容は変わることがあります。乗る前にアプリか公式サイトで最新の内容を確かめてください。
公式情報確認:2026年10月10日(日本時間)。料金や時間は変更されることがあります。
