いま探している方は、下の表からどうぞ。そして落ち着いたときにもう一つだけ。いつもかかっている動物病院の「時間外はどこへ連絡すればよいか」を、冷蔵庫の扉なり携帯のメモなりに書いて置いておくと、夜に慌てなくて済みます。病院によっては公式サイトに時間外の案内が出ていますし、出ていなければ診察のついでに聞いておけます。夜中に調べはじめると、いちばん時間が惜しいときに時間を使うことになります。
この記事では、福岡市とその近郊で夜間・時間外に受け付けている動物病院を並べました。受付時間・電話・対象の動物・場所の4点です。診てもらえるかどうかはその日の状況によりますので、向かう前に必ず電話をしてください。
夜間・時間外に受け付けている病院の一覧
夜間だけを診る専門の施設と、通常の診療のほかに時間外も受け付けている病院を、同じ表に並べました。時間外の受け方は病院ごとに違うので、下の節で1軒ずつ書いています。
| 施設 | 受付時間 | 電話 | 対象動物 | 場所 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡夜間救急動物病院 | 夜8時〜翌朝5時(年中無休) | 092-504-8999 | 犬・猫 | 福岡市博多区月隈5-2-40 |
| 博多犬猫医療センター | 9:00〜12:00/15:00〜19:00(火曜休診)。時間外は事前の電話予約で対応 | 092-409-5396 | 犬・猫 | 福岡市博多区千代1-16-14 |
| 長者原動物病院 | 9:00〜12:00ほか。休診日も午前中は時間外診療の受付が可能 | 092-938-5206 | 犬・猫・ウサギ・トリ・ハムスターほか | 糟屋郡粕屋町長者原東1-12-14 |
| あけぼの動物病院 | 9:00〜11:30/15:00〜18:00(月曜休診、日曜は午前のみ) | 092-592-5656 | 犬・猫 | 大野城市曙町2-1-44 |
夜だけを診る病院は、福岡市に1か所
福岡夜間救急動物病院は、福岡県内の獣医師が協力して2004年9月1日に開院した、夜間専門の動物病院です。診療時間は夜8時から翌朝5時まで、年中無休。電話は092-504-8999で、公式サイトには「必ず電話予約の上ご来院下さい」と書かれています。場所は福岡市博多区月隈5丁目2-40、国道3号線の上月隈交差点から南へ200mの左側で、アクセスのページには駐車場11台完備とあります。都市高速は月隈または金の隈で降りる案内が出ています。
診療の対象は犬と猫に限られます。公式サイトのよくあるご質問には「それ以外の動物は専門的な獣医師がいないため、原則として診療しておりません」とあります。救急の病院なので、予防接種やフィラリア予防薬の処方は行っておらず、CT・MRI・放射線治療、骨折手術、往診も対象外と明記されています。病気の相談だけの電話は控えるよう求められています。
費用は、検査料金・処置料金に夜間診察料が加わる形です。公式の診療費ページには夜間救急診察料(初診)8,800円のほか、血液検査の血球計算2,420円、一般血液検査9,900円、レントゲン検査6,600円〜、超音波検査(胸部、腹部)5,500円などが出ています。支払いは現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネーが使えます。福岡夜間救急動物病院 診療費
翌日にかかりつけへ引き継ぐ仕組みも決まっています。かかりつけが会員病院であれば、同院から検査結果と治療内容がFAXで送られます。会員病院でない場合は、カルテと検査データを飼い主に渡すので、翌日の受診に持っていく、という案内です。来院時に血液検査のデータや服用中の薬があれば持参を、とも書かれています。福岡夜間救急動物病院 公式サイト
時間外にも電話を受けている病院
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代1丁目16番14号、092-409-5396)は、公式サイトの病院概要に「時間外診療 事前の電話予約にて対応可。(獣医師不在時を除く24時間365日)」と書いています。受け方は、まず同センターに電話すると留守番電話でその日の緊急対応の電話番号が流れ、その番号にかけ直して症状を伝える、という流れです。診療時間外料金が発生すること、学会などで獣医師が不在のときは受けられない場合があることが、注意事項として明記されています。通常の予約や薬の処方、フードの注文といった緊急以外の用件は、この番号では受け付けていません。一般外来は平日9:00〜12:00と15:00〜19:00、土日祝は9:00〜12:00と15:00〜18:00、休診日は火曜日。駐車場はセンター前に7台あります。博多犬猫医療センター 夜間・緊急診療
長者原動物病院(糟屋郡粕屋町長者原東1丁目12-14、092-938-5206)は、診療案内に「休診日でも当番医はいますので、午前中のみ時間外診療の受付は可能です」「急患の場合はまずお電話ください」と出ています。昼休みにあたる12時から15時も、緊急時は電話で確認するよう案内されています。時間外診療には時間外料金がかかることがあるとも書かれています。夜間については、同院の公式サイトが福岡夜間救急動物病院を案内しています。JR福北ゆたか線の長者原駅から180m、徒歩3分です。長者原動物病院 診療案内
あけぼの動物病院(大野城市曙町2-1-44、092-592-5656)は、救急・集中治療のページで「緊急の場合はまずお電話ください」「まずお電話のうえ、できるだけ早くご来院ください」と案内しています。集中治療室を備え、人工呼吸管理ができる設備があること、状態が落ち着いたあとは専門性の高い施設への紹介やかかりつけ医での継続治療に移ることも書かれています。診療時間は午前9:00〜11:30、午後15:00〜18:00で、月曜は休診、日曜は午前のみ。祝日・ゴールデンウィーク・お盆・年末年始も診療するとあります。西鉄大牟田線の春日原駅から徒歩6分、駐車場は9台。同院は福岡夜間救急動物病院の会員病院です。あけぼの動物病院 救急・集中治療
犬と猫のほかの動物を連れていくとき
夜間専門の福岡夜間救急動物病院は、対象が犬と猫に限られます。ウサギ・鳥・ハムスターなどを飼っている家庭は、深夜に開いている行き先が別に必要になります。
上の4軒のうち、犬猫以外を公式に挙げているのは長者原動物病院です。診療対象動物としてイヌ・ネコのほかに、ウサギ、トリ、フェレット、ハムスター、デグー、チンチラ、モルモット、リス、フクロモモンガ、ハリネズミ、カメが並んでいます。ただし「担当の獣医師がおりますので、受診を希望される飼い主様はあらかじめお電話にてご確認ください」と条件が付いています。担当の先生がその日にいるかどうかで変わるということなので、電話が先です。
飼っている動物が犬猫以外なら、元気なうちにかかりつけを決めて、その病院の時間外の扱いを聞いておくほうが早いです。
糸島から向かうとき
糸島市内の動物病院の公式サイトを見ると、夜間の急患について福岡夜間救急動物病院を案内しているところがあります。有田動物病院(糸島市有田中央2丁目1-25)は、トップページに「夜間救急の方は・・・『福岡夜間救急動物病院』まで。連絡先:092-504-8999」と病院名・電話・住所を出しています。かじ動物クリニック(糸島市多久510-4)も、同院の公式サイトへのリンクを載せています。
糸島市から博多区月隈までは市内を横断する距離になります。夜に車を出す前に電話がつながるかを確かめておくこと、そして昼のうちに自宅からの経路を一度見ておくことで、当日の判断が一つ減ります。有田動物病院
電話をかけるとき、手元にあると話が早いもの
福岡夜間救急動物病院のよくあるご質問には、来院時の持ち物として「血液検査データや服用中のお薬」が挙げられています。なくても診察は受けられるとした上で、効率よく治療を受けるためには持参を、という書き方です。あわせて、できる限り動物の服を脱がせて来院してほしいという依頼も出ています。
博多犬猫医療センターのように留守番電話を経由する病院もあるので、電話は静かな場所からかけたほうが番号を聞き取りやすくなります。かかりつけの病院名と、直近にかかった内容を言えるようにしておくと、引き継ぎの話も進みます。
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普段の通院先を決めるときは、福岡市の動物病院を区ごとにまとめた記事を見てください。診療時間・休診日・診療対象・予約の要否を、公式サイトのある病院だけ並べています。毛のお手入れの先を探しているなら福岡市・糸島市のトリミングサロンを、犬を飼いはじめたときの届出は犬の登録と狂犬病予防注射の記事にまとめています。
公式情報確認:2026年9月23日(日本時間)。診療時間・料金は変更されることがあります。受診の前に必ず電話で確かめてください。

