この記事には広告が含まれます。表と各社の節のリンクは、どれも各社・各機関の公式ページです。
蛇口から水が止まらない。トイレがつまった。夜中で、どこに電話すればいいか分からない。そういうときのために、福岡市・糸島市で水まわりを頼める先を先に並べます。漏れているのが道路側なら水道局、家の中なら業者、借りている家ならまず管理会社です。表のあとに、状況別の連絡先、呼ぶ前に確かめること、高額請求を避ける方法、自分でできる応急処置の順で書きました。
水道修理の連絡先を比べる(福岡市・糸島市)
民間の業者は、福岡市と糸島市の両方の指定給水装置工事事業者名簿に載っていて、24時間受付を公式サイトに書いている3社と、全国で受け付ける紹介型の窓口1つを載せました。名前を押すと、その連絡先の説明に移ります。
| 連絡先 | 対応地域 | 受付時間 | 出張費 |
|---|---|---|---|
| 福岡市水道局 | 福岡市(道路〜メーターの漏水) | 平日8時45分〜17時30分。ほかは緊急受付 | 公式に記載なし |
| 給排水メンテナンスセンター | 福岡市 | 24時間・年中無休 | 調査・修理は有料(額は記載なし) |
| 糸島緊急修繕センター | 糸島市 | 24時間 | メーターより家側は有料(額は記載なし) |
| クラシアン | 福岡県内(糸島市を含む) | 24時間・365日 | 無料(見積もり・点検も無料) |
| イースマイル | 福岡市・糸島市ほか | 24時間・365日 | 無料(深夜早朝の割増も無料) |
| 水道救急 | 福岡県内(離島を除く) | 24時間・365日 | 工事をしたときだけ3,300円 |
| 水110番 | 全国で受付(加盟店が来る) | 24時間・365日 | 調査・見積もりは原則無料 |
給湯器が壊れたときは、水道の業者より先に、ガス会社か給湯器のメーカーに頼む方法があります。
| 連絡先 | 対象 | 受付時間 | 出張費 |
|---|---|---|---|
| 西部ガス | ガス給湯器などのガス機器 | 24時間・365日 | 額は記載なし(あんしんパック対象は無料) |
| リンナイ | リンナイ製の機器 | 24時間・365日 | 3,300円〜 |
| ノーリツ | ノーリツ製の機器 | 24時間・365日 | 上限3,300円 |
表の金額は、どれも作業料金や部品代を含みません。夜間・休日の割増があるかどうかは連絡先ごとに違うので、下の節で確かめてください。
福岡市水道局(道路からメーターまでの漏水)
道路や、宅地内の水道メーターまでの間で漏れているときは、水道局の保全部保全課が調査に来ます。受付は月曜から金曜の8時45分から17時30分(092-292-0265)。土曜・日曜・祝日の終日と、平日の17時30分から翌朝8時45分までは、営業時間外緊急電話受付センター(0120-29-0432)です。道路の配水管からメーターまでの給水管で自然に漏れた場合は、所有者か使用者の依頼で水道局が応急修理を行えると書かれています。ただし、簡単に掘ったり壊したり元に戻したりできない塀・樹木・タイルなどがかかる工事はしません。メーターより家側と建物の中の漏水調査は、水道局ではしていません。漏水(水漏れ)や水が出ないときは(福岡市)
給排水メンテナンスセンター(福岡市管工事協同組合)
福岡市の指定給水装置工事事業者でつくる福岡市管工事協同組合が運営する窓口です。電話は0120-1132-55で、24時間・年中無休で受け付けると組合のサイトに書かれています。電話を受けたセンターが修理を割り振り、センターに登録した組合員の業者が家に来る仕組みです。扱うのは宅地内の給水・排水すべての修理で、水漏れの修理、水道器具の交換、トイレ・台所・お風呂のつまりが並んでいます。調査・修理は有料ですが、出張費や料金の目安は公式サイトに載っていません。福岡市水道局も、メーターより家側の漏水の修理先として、この窓口の名前を挙げています。水まわりのメンテナンス(福岡市管工事協同組合)
糸島上下水道緊急修繕センター(糸島市)
糸島市で夜間・土曜・日曜・祝日に漏水などの急ぎの用件があるときの連絡先で、電話は092-322-1313(24時間対応)です。道路の配水管からメーターの手前までで自然に漏れた場合は、糸島市水道課が緊急の修繕工事をします。市は、この範囲を無料修繕範囲としています。メーターより家側の修理は有料で、糸島市指定給水装置工事事業者に頼むか、このセンターに問い合わせる流れです。マンションなどの集合住宅は、所有者か管理会社への連絡が先だと書かれています。糸島上下水道緊急修繕センターのご案内(糸島市)
クラシアン(福岡営業所)
全国に営業所がある水まわりの修理会社です。福岡営業所は福岡市博多区東比恵にあり、公式サイトの出張可能エリアには糸島市も入っています。受付は24時間・365日です。出張・点検・見積もりは無料で、見積もりに納得できずにその場で断っても費用はかからないと書かれています(法人は、成約しなかったときに出張費がかかることがあります)。作業料金の目安は、トイレ・キッチン・蛇口・給湯器などが「事務手数料+8,800円(税込)〜」です。事務手数料の額は、このページには書かれていません。原因が分からない水漏れの調査は18,150円(税込)〜です。福岡市の指定番号は第1279号で、糸島市の名簿にも載っています。クラシアン 福岡営業所(公式)
イースマイル(九州支店 福岡市チーム)
大阪市に本社がある水まわりの修理会社で、福岡市南区折立町に拠点があります。福岡市の7区すべてに対応し、糸島市も対応エリアに入っています。受付は24時間・365日です。公式サイトには、見積もり・キャンセル・出張料金・深夜早朝料金がすべて無料と書かれています。作業料金は、便器内のつまりの異物除去が8,800円〜(税込)、アングル止水栓の交換が13,200円(税込)などです。部品代が別にかかる場合があります。福岡市の指定番号は第1616号で、糸島市の名簿にも載っています。イースマイル 福岡市チーム(公式)
水道救急(株式会社水道救急)
本店が福岡市東区筥松にある地元の会社で、「福岡水道救急」の名前でサイトを出しています。営業所は、ほかに福岡市城南区・博多区、飯塚市にあります。対応は離島を除く福岡県全域で、受付は24時間・365日です。訪問・見積もりは無料で、見積もりに納得できずに工事をしなかった場合は出張費も含めて費用はかからない、深夜の割増料金もない、と書かれています。工事をしたときは、別に出張料3,300円がかかります。作業料金の目安は公式ページに載っていません。福岡市の指定番号は第2001号で、糸島市の名簿にも載っています。福岡水道救急(公式)
水110番(シェアリングテクノロジー株式会社)
名古屋市に本社がある会社が運営する紹介型の窓口です。電話やウェブで受け付けたあと、加盟している業者を家に向かわせます。受付は24時間・365日で、北海道から沖縄まで受け付けると書かれています。現地調査と見積もりは無料と案内していますが、エリア・加盟店・現場の状況によっては、事前に確認したうえで調査・見積もりに費用がかかる場合があるとしています。料金の目安はトイレ7,700円〜、キッチン・洗面所・お風呂6,600円〜(どれも税込)です。ただし、対応エリアや加盟店によってはこの価格や条件で対応できない場合があり、水道局指定工事店が来られない場合もあると注記があります。申し込んだ時点では、どの業者が来るかは決まっていません。水110番(公式)
西部ガス(ガス給湯器の修理)
ガス機器の故障・修理は、西部ガスお客さまサービスセンター(0570-000-312)で24時間・365日受け付けています。ナビダイヤルが使えない電話からは092-633-2440です。修理を頼む前に、ガスの元栓・水の元栓が開いているか、ブレーカーが落ちていないか、エラー表示が出ていないかを見るよう案内しています。修理費は出張費・技術料・部品代などでできていますが、出張費の額は公式ページの文章には書かれていません。「西部ガスのあんしんパック」の対象なら、出張費・技術料は無料で、部品代・部材代だけを払います。賃貸で備え付けの給湯器なら、修理会社が決まっていることがあるので、先にオーナーか管理会社に連絡するよう書かれています。ガス機器の修理サービス(西部ガス)/電話でのお問い合わせ(西部ガス)
リンナイ(給湯器メーカー)
給湯器の本体にリンナイと書かれていれば、メーカーに直接頼めます。修理の申し込みは24時間・365日で、固定電話から0120-054321、携帯電話から0570-550258です。修理料金は出張費・技術料・部品費・諸経費でできていて、出張費は3,300円〜です。修理をしなかった場合でも、訪問先までの距離に応じて9,900円〜(税込)がかかります。平日18時以降・土曜17時以降と、日曜・祝日などは、技術料と出張費が50%増しです。修理のお申し込み(リンナイ)
ノーリツ(給湯器メーカー)
ノーリツ製なら、ノーリツコンタクトセンター(0120-911-026、携帯などからは0570-064-910)で24時間・365日受け付けます。19時から翌朝8時までは自動音声での受付です。出張料の上限は3,300円(税込)で、修理をしない場合も出張料のほかに故障診断料がかかります。休日・時間外の訪問を指定すると、出張料・技術料・診断料などが3割増しです。修理のご依頼(ノーリツ)
このほか、福岡市・糸島市の指定給水装置工事事業者は、市が名簿で公開しています。急ぎでないなら、近くの地元の業者をここで先に探しておけます。探し方は下の「呼ぶ前に確かめること」に書きました。
状況別の連絡先
最初に見るのは、漏れているのが水道メーターより道路側か家側かです。福岡市も糸島市も、給水装置は水道メーターを除いてお客さまの財産とし、メーターより家側の修理は利用者の負担としています。給水装置はあなたの財産です(福岡市)
- 道路やメーターまでで漏れている:福岡市は水道局保全部保全課(092-292-0265、時間外は0120-29-0432)、糸島市は糸島上下水道緊急修繕センター(092-322-1313)。
- トイレのつまり:持ち家なら、上の表の民間業者か給排水メンテナンスセンター。水をそれ以上流さず、タンクの止水栓を閉めてから電話します。
- 蛇口の水漏れ:蛇口の下の止水栓か家全体の元栓を閉めてから、業者へ。賃貸の場合、国の標準契約書では蛇口(給水栓)の取替えは借主が自分の負担でしてよい修繕に入っています。ただ、契約書の中身は物件ごとに違うので、先に管理会社に確かめます。
- 排水管のつまり・漏れ:戸建てなら業者へ。マンションなどの集合住宅は、所有者か管理会社が先です。
- 給湯器:本体のメーカーか、都市ガスなら西部ガスへ。プロパンガスの家は、契約しているガス会社に聞きます。賃貸で備え付けなら管理会社が先です。
- 夜間・休日の緊急:道路側なら水道局の時間外窓口、家側なら24時間受付の業者か給排水メンテナンスセンター(糸島市は糸島上下水道緊急修繕センター)。電話の前に、下の「応急処置」で水を止めておきます。
- 賃貸の場合:業者を探す前に管理会社か大家さんへ。
賃貸で管理会社に先に連絡したいのは、壁の中・床下の配管、備え付けの給湯器、下の階に水が回っていそうなとき、建物全体で水が出ないときです。国土交通省の賃貸住宅標準契約書は、第9条第1項で借主が物件を使うために必要な修繕は貸主が行うと定めています。借主が貸主の承諾なしに自分の負担でできる修繕は、別表第4に限られます。水まわりで並んでいるのは、給水栓の取替え、排水栓の取替え、それに「その他費用が軽微な修繕」だけです。賃貸住宅標準契約書について(国土交通省)
業者を呼ぶ前に確かめること
漏れているかどうかと場所:蛇口を全部閉めて、水道メーターのパイロット(または赤い1リットルの針)が回っていないか見ます。回っていれば漏水です。自宅だけ水が出ないときは、メーターボックスの中のバルブが開いているかを先に見ます。水道メーターを読みましょう(福岡市)
市の指定業者か:福岡市水道局は、給水装置工事主任技術者(国家資格)を置き、必要な機械器具を持ち、業務上の誠実性を誓約した事業者を「指定給水装置工事事業者」に指定しています。福岡市内で給水装置工事をするときは、この指定事業者に頼む決まりです。名簿は事業者の所在地ごとに東区・博多区・中央区・南区・城南区・早良区・西区・市外の8つに分かれていて、問い合わせは水道局保全部節水推進課(092-483-3138)です。糸島市も名簿を市内版と全体版のPDFで出していて、問い合わせは水道課(092-332-2082)です。電話をかける前に、会社名が名簿にあるかを見ておけます。福岡市水道局指定給水装置工事事業者のご案内/糸島市指定給水装置工事事業者一覧
電話で聞いておくこと:見積もりが無料か有料か、出張費はいくらか、深夜・早朝の割増はあるか、作業をしなかったときに費用が出るか。紹介型の窓口なら、来る会社の名前も聞きます。福岡市水道局は複数の見積書を取ることと、工事の前に内容・費用・アフターサービスの説明を受けることを勧めています。糸島市も、料金は一律ではないので複数の事業者から見積もりを取るよう書いています。
水道の使い始め・止める手続きは、別の記事にまとめています。福岡市の水道の使用開始と中止/糸島市の水道の開始と中止
高額請求を避けるには
国民生活センターは2021年10月7日、水回り修理の高額請求について発表しています。インターネット広告に「390円から」「950円〜」と出ていたのに、請求が数十万円になったという相談です。トイレ修理で「390円から」の広告を見て頼み、最終的に55万円を請求された例が挙がっています。水回り修理・解錠・害虫駆除などの緊急対応をまとめた「暮らしのレスキューサービス」の相談は2020年度に5,882件で、そのうちネット広告が関わる割合は41.1%でした。2021年8月末までの2,307件では48.1%に増えています。アドバイスは4つです。インターネット広告の金額を信用しない。地元の信頼できる事業者を前もって探しておく。契約を急かされたり、高額な作業を次々と勧められたりしたら断る。その場で払わない。水回り修理「950円〜」のはずが…数十万円の高額請求に!(国民生活センター)
消費者庁も2025年7月31日に注意喚起を出しています。2024年秋以降、「水道つまり漏れ2,980円~」などの表示を見て頼んだ人が高額な料金を請求された相談が、各地の消費生活センターにたくさん寄せられている、という内容です。調査した事業者の虚偽・誇大な表示も確認されました。水回りトラブル対応業者に関する注意喚起(消費者庁)
上の表や各社の節にある「〜円」も、各社が示す最低額の目安で、実際の請求額ではありません。福岡市水道局が勧めるとおり、工事の前に内容と費用の説明を受け、金額に納得してから作業を始めてもらいます。
払ったあとでもおかしいと思ったら、相談できます。消費者ホットラインは局番なしの188。福岡市消費生活センターは092-781-0999で、月曜から金曜は9時から17時(来所は予約制)、土曜は10時から16時で電話相談だけです。糸島市消費生活センターは092-332-2098で、月曜から金曜の9時から16時45分、場所は糸島市役所2階です。糸島市は、土日祝日は188へと案内しています。福岡市消費生活センター/相談窓口案内(糸島市消費生活センター)
自分でできる応急処置
止水栓を閉める:トイレなら、タンクにつながる給水管の止水栓を、マイナスドライバーか付属の工具で右(時計回り)に回すと閉まります。閉めたあと、レバーを回してタンクに水が入らないことを確かめます。止水栓の閉め方と調整方法(TOTO)
元栓を閉める:止水栓が見つからない、固くて回らない、どこから漏れているか分からないときは、家全体の元栓を閉めます。元栓は水道メーターの近くにあり、形は家によって違いますが、どれも右に回すと閉まります。固い止水栓を無理に回さないこと、とTOTOは書いています。
給湯器:寒い日に凍ってお湯が出ないときは、自然に溶けるまで待つよう西部ガスは勧めています。溶けたあと、給湯器や配管から水が漏れていないか確かめてから使います。
公式情報確認:2026年9月28日(日本時間)。料金・受付時間・連絡先は変わることがあります。頼む前に、各社・各機関の公式ページで確かめてください。

