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福岡から鹿児島、新幹線と車どちらが安い?家族4人往復で車が約5万円安い

福岡から鹿児島、新幹線と車どちらが安い?家族4人往復で車が約5万円安い 桜島号の夜行便を走らせるJR九州バスの車両
画像提供:九州旅客鉄道株式会社(2026年7月のプレスリリースより)

博多駅周辺から鹿児島中央駅周辺への費用を、新幹線・高速バス桜島号・自家用車・レンタカーで比べました。1人・2人・家族4人、日帰りと1泊、片道と往復の表と、車の計算式(高速料金+距離÷燃費×ガソリン代)を載せています。

博多駅のあたりから鹿児島中央駅のあたりまで行くときの、新幹線・高速バス・自家用車・レンタカーの費用を、1人・2人・家族4人(大人2人と小学生2人)で比べました。日帰りの往復、1泊の往復、片道に分け、車の計算式も載せています。

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  • 1人なら、いちばん安いのは高速バス「桜島号」のWEB予約(片道3,000円から)。新幹線はネット予約の「九州ネットきっぷ」で片道11,420円です
  • 2人以上なら車が安くなります。家族4人の日帰り往復は、新幹線68,520円に対して自家用車は約18,960円(平日・編集部の試算)で、差は約5万円です
  • 時間は新幹線が最短1時間23分、車は高速道路だけで3時間9分、昼の高速バスは約4時間15分です
  • 12月24日までは、3日間乗り放題の「九州であおう」パス(大人23,000円・こども3,000円)で、家族の1泊旅行の新幹線代が下がります

往復の費用を人数別に比べると

平日の往復は、新幹線が1人22,840円・家族4人68,520円、自家用車は人数にかかわらず約18,960円です。新幹線は九州ネットきっぷ(普通車指定席)、高速バスは昼の便のWEB予約のいちばん安い額から窓口の通常運賃まで、自家用車は福岡IC〜鹿児島ICの高速料金とガソリン代、レンタカーはトヨタレンタカーのC1クラス(ヤリスなど)に免責補償料を足した額です。家族4人は大人2人と小学生2人(たとえば8歳と11歳)で計算しました。

福岡から鹿児島へ家族4人で往復したときの費用の比較。新幹線68,520円、乗り放題パス52,000円、昼の高速バス22,000円から、自家用車約18,960円
家族4人(大人2人+小学生2人)の平日の往復費用。車はガソリン1L170円・燃費15km/Lと置いた編集部の試算(図解:この街手帖 編集部)
往復(平日)1人2人家族4人
新幹線22,840円45,680円68,520円
乗り放題パス23,000円46,000円52,000円
昼の高速バス6,000〜14,000円12,000〜28,000円22,000〜42,000円
自家用車約18,960円約18,960円約18,960円
レンタカー日帰り約28,640円約28,640円約28,640円
レンタカー1泊約37,000円約37,000円約37,000円

自家用車とレンタカーの額は、ガソリンを1リットル170円、燃費を1リットル15kmと置いた編集部の試算です。市内から高速道路までの道のりと、鹿児島での駐車場代は入っていません。1泊するときは宿の代金が別にかかり、車なら宿や近くの駐車場の料金も足します。

土日祝日に高速道路を走るなら、ETCの休日割引で車の費用が下がります。往復とも割引の日なら、自家用車は約15,160円、レンタカーは日帰り約24,840円、1泊約33,200円です(編集部計算)。乗り放題パスは12月24日までの期間限定で、自由席だけが使えます。

片道の費用と、かかる時間

片道は、新幹線が1人11,420円、昼の高速バスがWEB予約で3,000円から、自家用車が平日で約9,480円です。夜行バスなら、乗っている間が移動の時間になります。

片道(平日)1人2人家族4人
新幹線11,420円22,840円34,260円
昼の高速バス3,000〜7,000円6,000〜14,000円11,000〜21,000円
夜行バス8,000〜8,500円16,000〜17,000円24,000〜25,500円
自家用車約9,480円約9,480円約9,480円
手段片道の時間発着
新幹線最短1時間23分博多駅→鹿児島中央駅
昼の高速バス約4時間15分天神→鹿児島中央駅前
夜行バス23時20分発→6時52分着天神→鹿児島中央駅前
車3時間9分福岡IC→鹿児島IC

新幹線の時間は、2026年9月18日からの変更ダイヤの「みずほ」の値です。「さくら」は博多〜鹿児島中央が1時間41分前後です。車の時間は高速道路の区間だけで、博多駅から福岡ICまでと、鹿児島ICから鹿児島中央駅までの一般道は入っていません。

新幹線は「九州ネットきっぷ」で片道11,420円

博多〜鹿児島中央の九州ネットきっぷは、普通車指定席が大人11,420円・こども5,710円で、乗車日の1か月前の10時から列車の出発6分前まで買えます。駅の窓口で買う通常のきっぷ(運賃と通常期の指定席特急料金の合計)は11,950円なので、530円安くなります。JR九州インターネット列車予約だけで売っている片道のきっぷで、九州新幹線のおねだんは通常期の額です。閑散期は200円安く、繁忙期は200円、最繁忙期は400円高くなります(こどもはその半分)。九州ネットきっぷ(JR九州)

3日前までに決まっているなら、スマートEX・エクスプレス予約の「EX早特3」が博多〜鹿児島中央の普通車指定席で大人11,200円・こども5,590円です。乗車日の1か月前の10時から3日前の23時30分まで売っていて、席数に限りがあります。2026年12月25日〜2027年1月5日は使えません。EX早特3(JR九州)

駅の券売機だけで買える「九州新幹線2枚きっぷ」は、福岡市内〜鹿児島中央の普通車自由席2回分で大人22,840円・こども11,400円、有効期間は1か月です。JR九州は、自由席で往復する通常のきっぷと同じおねだんと案内しているので、安くなるわけではありません。同じ額なら指定席が取れる九州ネットきっぷのほうが、座れる安心があります。九州新幹線2枚きっぷ(JR九州)

九州新幹線は、令和8年熊本地震のあと2026年9月18日から全線で走っていて、熊本〜鹿児島中央で速度を落とした変更ダイヤが当面続きます。博多を8時30分に出る「みずほ601号」は鹿児島中央に9時53分、10時20分発の「みずほ605号」は11時43分に着きます。鹿児島中央から博多へは、6時27分発の「みずほ600号」が7時51分着です。鹿児島中央駅を出る上りの列車は、熊本〜鹿児島中央の発車が地震の前より早くなっているので、帰りの時刻は乗る前に確かめてください。九州新幹線 運行再開後のダイヤ(JR九州、PDF)

地震のあとの鉄道と道路の動きは熊本地震のあとの暮らしに、九州の秋の新しいきっぷは九州の鉄道とバスの秋2026にまとめています。

1泊するなら、新幹線と宿をまとめて予約する方法もあります。往復の新幹線と宿泊がセットになったプラン(日本旅行)(PR)

12月24日までは3日間乗り放題のパスも

「旅して応援『九州であおう』乗り放題パス」は大人23,000円・こども3,000円で、九州新幹線を含むJR九州の自由席に連続する3日間乗れます。使えるのは2026年10月1日〜12月24日、発売は12月21日までです。JR九州Web会員がJR九州インターネット列車予約で、使い始める日の1か月前から前日までに買うきっぷで、こども用は大人用と同じ行程でしか使えません。大人用1枚につき1,000円が熊本県へ寄付されます。旅して応援「九州であおう」乗り放題パス(JR九州)

大人1人の往復では九州ネットきっぷ(22,840円)とほぼ同じ額ですが、家族4人なら52,000円で、九州ネットきっぷの往復68,520円より16,520円安くなります(編集部計算)。座席は自由席だけです。大人用には、鹿児島中央駅の「みやげ横丁」「ぐるめ横丁」などで使える500円の割引券が2枚付きます(税込2,000円以上の会計で1枚)。

高速バス「桜島号」はWEB予約で片道3,000円から

昼の「桜島号」は1日13往復で、天神〜鹿児島中央駅前の大人片道は窓口で7,000円、ハイウェイバスドットコムのWEB予約なら3,000円からです。WEB予約の運賃は出発日と予約の状況で変わる仕組みで、大人3,000〜7,000円、こども2,500〜3,500円の幅です。窓口のこども運賃は3,500円、65歳以上のシニア割は5,500円(窓口で年齢の分かる証明書を見せます)。桜島号昼行便運賃表(2026年9月1日改正、JR九州バス、PDF)

福岡側は西鉄天神高速バスターミナルと博多バスターミナル、鹿児島側は鹿児島中央駅前・天文館・鹿児島本港(高速船ターミナル)などに止まります。所要時間は天神〜鹿児島中央駅前が約4時間15分です。座席指定制で予約が要り、乗車日の前月の同じ日から、当日の始発地を出る30分前まで受け付けます。電話は九州高速バス予約センター(092-734-2727、8時〜19時)です。運行は西日本鉄道・南国交通・鹿児島交通観光バス・鹿児島交通・JR九州バスの5社です。福岡〜鹿児島(桜島号)(西日本鉄道)

WEB予約の運賃は、予約した日を含めて3日以内に払います。乗車日の1〜2日前の予約は前日の23時59分まで、当日の予約は予約と同時のオンライン決済か、始発地を出る30分前までのコンビニ決済が必要で、払わないと予約は取り消されます。JR九州バスは、地震の影響で九州自動車道の八代IC〜宇城氷川スマートICに対面通行の区間があり、大幅に遅れる場合があると案内しています。福岡〜鹿児島 桜島号(JR九州バス)

2026年9月1日からは夜行便が1日1往復走っています。西日本鉄道とJR九州バスが7月15日に発表したもので、夜行便の運行は約6年ぶりです。福岡と鹿児島を結ぶ高速バス「桜島号」6年ぶりに夜行便を復活します!(九州旅客鉄道株式会社のプレスリリース、2026年7月15日)

鹿児島行きは西鉄天神高速バスターミナルを23時20分、博多バスターミナルを23時40分に出て、鹿児島中央駅前に6時52分に着きます。福岡行きは鹿児島中央駅前を23時20分に出て、博多バスターミナルに5時42分、天神に5時56分に着きます。大人片道は通常8,500円・WEB割引8,000円、小児は4,250円・4,000円で、往復割引やシニア割引はありません。4列シートで女性専用席が14席あり、全席に間仕切りのカーテンが付いています。福岡〜鹿児島(桜島号)夜行便(西日本鉄道)

車は高速料金6,330円とガソリン代で片道約9,480円

福岡IC〜鹿児島ICは277.8kmで、普通車の高速料金は平日が6,330円、ETCの休日割引の日は4,430円です。NEXCOの料金検索で、九州自動車道を通る経路の所要時間は3時間9分と出ます(2026年10月7日9時出発・普通車の条件で検索)。福岡(九州道)から鹿児島の高速料金・ルート(ドラぷら)

車の費用は「高速料金+走る距離÷燃費×ガソリン1リットルの値段+駐車場代」で出せます。この記事では、燃費を1リットル15km、ガソリンを1リットル170円と置きました。片道277.8kmで約18.5リットル、ガソリン代は約3,150円、高速料金と合わせて平日は約9,480円です。往復ではガソリン代が約6,300円、合計は平日約18,960円、休日割引の日は約15,160円です(どれも編集部計算)。ガソリンの値段が1リットル10円変わると、片道で約185円変わります。

ガソリンの値段は、資源エネルギー庁が毎週月曜に調べて水曜に公表している石油製品価格調査の結果(資源エネルギー庁)で、全国と都道府県ごとの値を見られます。自分の車の燃費とその週の値段を当てはめると、上の額を自分の条件に直せます。

ETCの休日割引は土日祝日の割引ですが、ゴールデンウイーク・お盆・年末年始・シルバーウイークと3連休には使えません。日付はNEXCO西日本の2026年度における休日割引適用日のお知らせ(NEXCO西日本)で確かめられます。九州自動車道の八代IC〜宇城氷川スマートICには地震のあとの対面通行の区間があるので、時間に余裕を見てください。

鹿児島中央駅の近くに車を置くなら、駐車場を日付で先に予約しておく方法もあります。特P(とくぴー)で鹿児島中央駅の近くの駐車場を探す(PR)

レンタカーは日帰りの往復で約28,640円

トヨタレンタカーのC1クラス(ヤリスなど)は24時間まで8,580円、以後24時間ごとに7,260円で、免責補償料は24時間ごとに1,100円です。日帰りなら8,580円と免責補償料1,100円で9,680円、1泊(48時間以内)なら8,580円+7,260円と免責補償料2,200円で18,040円です。これに往復の高速料金12,660円とガソリン代約6,300円を足すと、平日の日帰りは約28,640円、1泊は約37,000円になります(編集部計算)。料金一覧(トヨタレンタカー)

料金は店舗や時期で変わることがあり、ハイシーズン料金の期間もあります。トヨタレンタカーのメンバーがWebサイトから予約すると10%引きです。事故のときの休業補償(NOC)も免除にする「安心Wプラン」は24時間ごとに1,650円です。料金の計算方法(トヨタレンタカー)・保険・補償制度(トヨタレンタカー)

鹿児島で返す片道の利用は「ワンウェイシステム」の料金が別にかかり、トヨタレンタカーのサイトで計算できます。

人数と日程で選ぶ

1人で安く行くなら昼の高速バス、時間を優先するなら新幹線、2人以上で車を出せるなら自家用車が、費用を抑えやすい組み合わせです。1人の往復では、自家用車(約18,960円)が新幹線(22,840円)より安く出ますが、運転は往復で6時間以上かかります。

家族4人で1泊するなら、12月24日までは乗り放題パス(52,000円)が新幹線の中では安く、自家用車ならさらに下がります。宿代を浮かせたいときは、夜行バスで朝の6時52分に鹿児島中央駅前に着く方法もあります。鹿児島に着いてから市電・市バスで動くなら鹿児島市の1日乗り放題きっぷ、食事の行き先は鹿児島で行きたい名店10軒、日帰りの湯は鹿児島の立ち寄り湯11施設にまとめています。

よくある質問

子どもの料金はいくら?
新幹線の九州ネットきっぷは、こどもが5,710円で大人の半額です。昼の高速バスはこども運賃が窓口で3,500円、WEB予約で2,500円から、夜行バスの小児は4,250円(WEB割引4,000円)です。車は人数が増えても費用が変わりません。

新幹線で往復すると安くなる?
九州新幹線2枚きっぷ(22,840円)は、自由席で往復する通常のきっぷと同じ額です。九州ネットきっぷとEX早特3は片道のきっぷなので、行きと帰りをそれぞれ予約します。12月24日までの3日間なら、乗り放題パスで往復する方法もあります。

当日でも買える?
九州ネットきっぷは列車の出発6分前まで買えます。桜島号の昼の便は、当日の始発地を出る30分前まで予約できます。EX早特3は3日前まで、乗り放題パスは前日までです。

運賃・料金と時刻は変わることがあります。予約の前に、JR九州・西鉄・JR九州バス・NEXCO・トヨタレンタカーの公式ページで確かめてください。

公式情報確認:2026年10月4日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。

利用する前に知っておきたいこと

時間・休み
新幹線は2026年9月18日からの変更ダイヤ(みずほで最短1時間23分)。桜島号は昼の便が1日13往復(天神〜鹿児島中央駅前 約4時間15分)、夜行便が1日1往復。車は福岡IC〜鹿児島IC 3時間9分
追加費用・持ち物
車は駐車場代、1泊なら宿代が別

場所・アクセス

施設・会場
九州新幹線・高速バス桜島号・九州自動車道
アクセス
新幹線:博多駅→鹿児島中央駅。桜島号:西鉄天神高速バスターミナル・博多バスターミナル→鹿児島中央駅前・天文館ほか。車:福岡IC→九州自動車道→鹿児島IC

情報源・掲載について

確認に使用した公式情報:

情報確認日:2026-10-04

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