夕方の帰り道に夕食を安く確保したい、捨てられそうな食べものを引き取る買い方に関心がある。そんな人の選択肢に入るのが、食品ロス削減のフードシェアリングアプリ「TABETE(タベテ)」です。
店が売り切れない食べものを出品し、利用者が引き取る仕組み
TABETEは、パン屋やケーキ店、ホテル、飲食店、スーパーなどが、まだおいしく安全に食べられるのに閉店までに売り切るのが難しい食べものをアプリに出品し、利用者が購入して店へ引き取りに行くサービスです。公式ではこの購入を「レスキュー」と呼びます。店頭と同じ商品のこともあれば、試作品やまかない、端材で作った店独自のメニューのこともあります。登録料や月額料金はなく、支払うのは購入時の商品代金だけと公式は説明しています。TABETE公式FAQ(ユーザー向け)
登録から受け取りまでの流れと、福岡市内での探し方
公式トップページに示された流れは、アプリで近くの店や商品を探す、引き取り時間を選んでクレジットカードで決済する、時間になったら店へ行きアプリの画面を提示する、の3段階です。受け取りはアプリの「レスキュー」タブのチケットを店の人に見せる形で、近くの店は検索窓から最寄り駅や都道府県で調べられます。
福岡市については、公式FAQが首都圏や札幌市、金沢市、大阪市、名古屋市と並べて「店舗が多く掲載されている都市」として挙げています。運営会社の株式会社コークッキングは2020年4月に福岡市と食品ロス削減の効果検証に関する協定を結んだと発表しました。ただし公式サイトに市内の参加店一覧やエリア別の情報はなく、今日の出品はアプリで確かめるしかありません。コンビニやスーパーなど一部の店は、店の承認後に商品と価格が確定する「承認型レスキュー」です。TABETE公式サイト
価格・支払い・キャンセルの決まり
価格は出品ごとに店が設定します。店舗向けFAQでは100円から5,980円の範囲とされ、元値もレスキュー価格も税込表示です。支払いはクレジットカード(VISA、Mastercard、American Express、JCB)で、Apple PayやGoogle Payに登録したカードも使え、利用規約では本人名義のカードとされています。決済時の「レスキュー完了メール」が領収書にあたります。
キャンセルは厳しめです。購入後の自己都合によるキャンセルや返金には対応しないと公式は明記しており、店が定めた受け取り期限を過ぎると商品は受け取れず、返金や代替品の請求もできません。返金されるのは、店側の出品ミスや在庫変化、承認型で店が承認しなかった場合、品質に著しい問題があって店が同意した場合などに限られ、購入日から3日以内の手続きが必要です。急用で行けなくなったときは、他の利用者に受け取りを譲る「ギフト機能」を公式は勧めています。返金・キャンセルポリシー
使う前に知っておきたい注意
公式FAQによると、出品の多くは直前まで何が入るか分からない「福袋形式」で、アレルギーなどを理由にした商品の指定や入れ替えはできません。アレルゲン情報を正確に載せるのが難しいため、不安な場合は店に直接確認するか購入を控えるよう案内されています。受け取り可能時間が短い出品もあるので、購入前に「受け取り可能時間」と「店までの距離」を確かめることも公式が求めている点です。受け取り時間の変更は店へ直接連絡する決まりです。アプリ内よくある質問(決済・受け取り)
出発前のチェックリスト
- アプリの登録と、本人名義のクレジットカードの設定を済ませておく。
- 出品の受け取り可能時間に店まで行けるか、距離と合わせて確かめる。
- 中身が選べない前提で、アレルギーが気になるなら購入前に店へ確認する。
- 自己都合のキャンセルはできないので、予定が不確かな日は決済前に考える。
- 受け取りはアプリのチケット提示。電池残量を確かめておく。
今日の出品は、アプリで福岡市内を検索したときの表示がすべてです。仕組みと決まりを知ったうえで、TABETE公式サイトからアプリを入れて、その日の出品を確かめてみてください。
公式情報確認:2026年9月20日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。





