上益城郡山都町長原の通潤橋。嘉永7年(1854年)に矢部の惣庄屋・布田保之助が白糸台地へ水を送るために造った石造アーチ水路橋で、2023年に国宝に指定されました。放水の時間と料金、橋上観覧の扱い、駐車場と行き方を整理しました。
放水の時間と行われない時期
放水は1日1回、午後1時からおよそ15分間です。2026年度は混雑緩和のため、4月29日、8月14日・15日、10月11日、11月22日の5日だけ午前11時と午後1時の2回行われます。2026年の放水は、布田保之助翁の命日にあたる4月3日から始まりました。5月から7月中旬までは農地灌漑のため、12月から3月までは通潤橋の石材の凍結を防止するため、放水は行われません。2026年8月23日は水路の管理作業日として放水を休止しています。放水に使うのは現役の農業用水で、大雨で上流の水を止める場合、橋の上が強風で作業者の安全を確保できない場合、渇水で農業用水が足りない場合などは、予定日でも急きょ取りやめになります。中止は特設サイトで知らせていて、年間の放水日は同じサイトの放水暦(PDF)にまとまっています。2026年(令和8年)放水カレンダーおよび橋上観覧について

見学の料金と橋上観覧
橋を下から見るぶんには時間も定休日もなく、料金は無料です。ただし令和8年中の橋上観覧は、熊本地震の影響による被害の詳細調査分析に期間を要するため休止です。放水については通水試験の結果、可能と判断されて実施されています。休止前の橋上観覧は次の条件で行われていました。観覧時間は放水日の午前10時から午後3時まで。料金は町外の高校生以上が500円、町外の小中学生が200円、山都町民は小学生以上100円、小学4年の社会科見学に関わる児童と引率者が100円で、小学校入学前の乳児・幼児は無料です。観覧証は通潤橋前の物産館「通潤橋 ミエルテラス」の館内で買います。受付は10時から14時30分までの当日受付のみで、事前予約や電話予約はできません。事故防止のため10時から13時までの先着300人という人数制限もあります。橋の上には手すりがなく、白線の内側を歩くことや、子どもと介助が必要な方は同伴者と一緒に上がることが決められています。国宝「通潤橋」橋上部の見学について(山都町)

駐車場とアクセス
駐車場は通潤橋ミエルテラスのもので、大型18台と小型136台。料金は無料です。車は福岡方面からだと大宰府インターチェンジから九州中央自動車道経由で山都通潤橋インターチェンジまで約1時間30分、鹿児島インターチェンジからは約2時間20分、宮崎・延岡方面は延岡ジャンクションから国道218号経由で約1時間30分と案内されています。阿蘇くまもと空港からレンタカーの場合は県道206号、県道28号、県道57号、九州中央自動車道を経由して約40分。バスは熊本桜町バスターミナルの1番のりばから熊本バス[M3-2]の通潤山荘行きに乗り、「通潤橋前」バス停まで約1時間29分です。JR熊本駅から熊本桜町バスターミナルまでは路線バスで約7分です。橋の長さは約78.0メートル、高さ約21.3メートルで、住所は熊本県上益城郡山都町長原です。通潤橋 特設サイト
公式情報確認:2026年9月24日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。





