愛媛で家に太陽光発電や蓄電池を付けるとき、2026年度に使える市の補助は、松山市が太陽光と蓄電池の同時設置で最大75万9千円、今治市が太陽光で最大50万円、新居浜市が太陽光で最大35万円です。どれも契約の前に申請し、先着で予算に達すると締め切られます。10月中旬の時点で、松山の同時設置は「残りわずか」、今治の太陽光は残り約1件と案内されています。
- 3市とも:工事の契約・注文の前に市へ申請し、交付決定を受けてから契約する。売電の固定価格買取(FIT)の認定を受けない、自家消費の太陽光が対象
- 蓄電池だけを付けるなら:松山市は上限10万円の補助を2027年1月29日まで受け付けている。今治市の蓄電池の補助は、前の年度に付けた人が翌年度に申し込む形
- 国や県の補助と同じ設備で二重には受けられない。県は、太陽光と蓄電池の共同購入の参加登録を12月10日まで受け付けている
合わせて読みたい7件・横にスクロール
愛媛の子ども医療費助成|松山・今治など6市とも18歳の年度末まで窓口負担なし、払い戻しは西条6か月・松山など2年医療・病院
四国発のフェリー航路。三崎〜佐賀関70分1,300円、東予〜大阪は夜行交通・移動
松山・今治・新居浜の市役所は何時まで|夜19時・18時15分まで開く曜日【2026年】手続き・窓口
愛媛の免許返納|手数料は無料、日曜は免許センターだけ・13市町の特典手続き・窓口
愛媛のタクシーアプリ|GO・Uber・DiDiは松山周辺6市町、今治はGOだけ交通・移動
松山の市内電車・伊予鉄バスの運賃と払い方|ICなら250円→230円【2026年】交通・移動
松山市で撤去された自転車の引き取り|和泉自転車保管所は平日9〜16時・2,000円【2026年】手続き・窓口
愛媛3市の太陽光・蓄電池・ZEHの補助を一覧で比較
2026年度に申し込める補助で額が大きいのは、松山市のZEH(上限110万円)と、太陽光と蓄電池の同時設置(上限75万9千円)です。受付の状況は、各市のページが10月中旬に出していたものです。
| 制度 | 補助額 | 交付申請の期限 | 受付の状況 |
|---|---|---|---|
| 松山 太陽光+蓄電池 | 上限75万9千円(太陽光36万円・蓄電池39万9千円) | 2026年12月28日 | 残りわずか |
| 松山 ZEH | 上限110万円 | 2026年12月28日 | 受付中 |
| 松山 蓄電池だけ | 上限10万円 | 2027年1月29日 | 受付中 |
| 今治 太陽光 | 経費の2分の1以内、上限50万円 | 2027年1月29日 | 残り約1件(10月15日) |
| 今治 島しょ部の先行地域 | 経費の3分の2(太陽光とHEMSが必須) | 2026年12月25日 | 先着順 |
| 今治 蓄電池・ZEH | 蓄電池は経費の10分の1で上限9万円、ZEHは30万円 | 2026年度分は締め切り | 前の年度に付けた人が対象 |
| 新居浜 太陽光 | 1kWあたり7万円、上限35万円 | 2026年12月25日 | 予算の残り55万5千円(10月9日) |
出典:松山市 脱炭素加速化補助金のページ(2026年10月16日更新)、今治市 家庭用太陽光発電設備の補助金のページ、新居浜市 個人向け太陽光発電設備導入補助事業のページ(2026年10月9日更新)。2026年10月27日確認。
松山市は太陽光と蓄電池の同時設置で最大75万9千円
松山市の「脱炭素加速化補助金」は、太陽光と蓄電池を同時に付ける場合に最大75万9千円、新築のZEHに最大110万円を出し、交付申請は2026年12月28日17時必着です。2つの区分はどちらか一方しか申し込めず、太陽光だけの設置は対象外です。
太陽光は出力1kWあたり9万円(上限36万円)、蓄電池は価格の3分の1(上限32万9千円)と容量1kWhあたり1万円(上限7万円)の合計で、上限39万9千円です。市の手引きの計算例では、5.5kWの太陽光(税抜70万円)と5.0kWhの蓄電池(税抜90万円)で、太陽光36万円・蓄電池35万円の計71万円になります。発電した電気の30%以上を家で使うこと、FITやFIPの認定を受けないことも条件です。
ZEHは、新築の注文住宅か建売住宅で、愛媛県内に本店がある事業者と契約し、住宅版BELSで「ZEH」の評価を取ることが条件です。工事を終えて書類をそろえ、2027年1月29日までに実績報告をすると補助金が支払われます。過去に市の太陽光・蓄電池・ZEHの補助を受けた人は対象外です。申請はオンラインのほか、市役所別館3階の環境・ゼロカーボンシティ推進課へ窓口か郵送で出せます。松山市 脱炭素加速化補助金 申請の手引き(PDF)
松山市で蓄電池だけを付けるとき
すでに太陽光がある家などで蓄電池だけを付けるときは、「ゼロカーボンシティ推進補助金」の住宅用蓄電池システム(上限10万円)が使えます。交付申請は2027年1月29日17時まで、実績報告は2027年2月26日までです。同じ補助金で、家庭用燃料電池(上限6万円)とエコキュート(上限3万円)も受け付けています。蓄電池はメーカーの保証書が出るまで時間がかかることがあるので、日程に余裕を持つよう市が案内しています。松山市 ゼロカーボンシティ推進補助金のページ
今治市は太陽光に最大50万円。島しょ部には別の補助
今治市の家庭用太陽光の補助は、税抜の経費の2分の1以内で上限50万円、受付は2027年1月29日までの先着順で、10月15日の時点で残りは約1件と案内されています。合計出力10kW未満の自家消費型で、中古や既存の設備の置き換えは対象外です。ソーラーカーポートは、住宅の屋根にパネルを載せられない場合に限ります。先着の判定では、環境政策課の窓口で受け付けた申請が優先されます。今治市 ゼロカーボンシティ推進事業(家庭用太陽光発電設備)費補助金のページ
しまなみ海道沿いの島の住民向けの補助
2025年5月に国の「脱炭素先行地域」に選ばれたことを受け、しまなみ海道のブルーラインのメインルート沿い(馬島・大島・伯方島・大三島の地区)に住む人には、経費の3分の2を補助する制度があります。太陽光とHEMSは必ず入れ、蓄電池か高効率の給湯機器(燃料電池・ヒートポンプ式)を1つ以上組み合わせるのが条件です。予定件数は住宅の太陽光で30件、受付は2026年12月25日までで、本庁の環境政策課か吉海・宮窪・伯方・上浦の支所に申請します。対象の範囲は市の地図で確かめます。今治市 脱炭素先行地域づくり事業費補助金のページ
今治市の蓄電池・燃料電池・ZEHの補助
今治市の「住宅用新エネルギー等関連設備設置費補助金」は、前の年度に付けた設備に対して出す補助です。2026年度は2025年度に付けた設備が対象で、事前申込は5月7日から7月31日までで締め切られました。蓄電池と燃料電池は設置費用の10分の1で上限9万円、ZEHは30万円の定額、HEMSは10分の1で上限1万5千円です。補助は1世帯に1回で、財源には愛媛県の補助金も使われています。島しょ部の先行地域の補助とは併用できません。今治市 住宅用新エネルギー等関連設備設置費補助金のページ
新居浜市は太陽光に1kWあたり7万円、上限35万円
新居浜市の個人向け太陽光発電設備導入補助は、出力1kWあたり7万円で上限35万円(5kW分)、受付は2026年12月25日までで、10月9日時点の予算の残りは55万5千円です。対象は一戸建ての専用住宅で、マンション・アパートや店舗との併用住宅は含まれません。10kW未満の自家消費型で、増設や置き換えは対象外です。
申請は市役所2階の環境政策課の窓口で、契約の前に出します。書類に不備がなければ、おおむね2週間以内に交付決定が出ます。工事が終わったら30日以内か2027年1月29日の早い方までに実績報告をし、確定の通知から30日以内か2027年2月12日の早い方までに請求します。同じ窓口の日に郵送で届いた申請は、窓口の分のあとに受け付けます。新居浜市 個人向け太陽光発電設備導入補助事業のページ
愛媛で太陽光・蓄電池の補助を選ぶときの事情
- 松山市の脱炭素加速化補助金と新居浜市の太陽光の補助は国の交付金(重点対策加速化事業)を、今治市の蓄電池などの補助は県の補助金を財源の一部にしています。どの市も、国や県などの補助と同じ設備で重ねて受けることはできません。
- 予算に達した日に申請が重なると、松山市は後日の抽選、今治市は郵送の申請者で抽選、新居浜市は窓口の分を先に受け付けます。締切の日付より前に終わることがあります。
- 県は県内の20市町と組んで、太陽光パネル(10kW未満)と蓄電池の共同購入「愛媛県 みんなのおうちに太陽光」を2023年度から続けています。2026年は12月10日まで参加登録を受け付けていて、登録は無料、登録しても契約の義務はありません。愛媛県 みんなのおうちに太陽光
よくある質問
愛媛で蓄電池だけを付けても補助は出ますか
はい、松山市は蓄電池だけでも上限10万円の補助があり、2027年1月29日まで申し込めます。松山市の脱炭素加速化補助金(上限39万9千円)は、太陽光と同時に付ける場合だけが対象です。
工事が終わってから補助を申し込めますか
いいえ、松山市・新居浜市と今治市の太陽光の補助は、契約の前に申請して交付決定を受けることが条件です。例外は今治市の蓄電池・燃料電池・ZEHの補助で、前の年度に付けた設備を翌年度に申し込みます。
公式情報確認:2026年10月27日(日本時間)。料金や時間は変更されることがあります。
