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東京都シルバーパスの買い方|12,000円か1,000円、記名PASMOで毎月どの月からでも使い始められる

バス停のベンチで待つ人の後ろ姿の写真に「東京都シルバーパス 12,000円か1,000円」の文字

70歳以上の都民が都営交通と都内の路線バスに乗れる東京都シルバーパスは、住民税が課税の人12,000円、非課税か合計所得135万円以下の人1,000円。2026年10月から記名PASMOに入れる形になり、都内約135か所の常設窓口でその場で発行されます。港区・江戸川区は11,000円、江東区は10,000円を助成します。

東京都に住む70歳以上の人が都営交通と都内の路線バスに乗れる東京都シルバーパスは、2026年10月から交通系ICカードのPASMOに入れる形に替わり、毎月どの月からでも使い始められる形になりました。費用は住民税が課税の人が12,000円、非課税または合計所得135万円以下の人が1,000円で、都内に約135か所ある発行窓口でその場で発行されます。

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費用はいくら? 12,000円と1,000円の2つ

令和8年度のパスは、住民税が課税の人は12,000円、非課税の人と、課税でも令和7年の合計所得金額が135万円以下の人は1,000円です。12,000円は、令和7年10月から制度を見直すまでの軽減として、それまでの20,510円から下げられた額です。東京都福祉局「東京都シルバーパスの発行」

区分費用窓口で見せる書類
課税12,000円本人確認書類1点
非課税1,000円本人確認書類+非課税が分かる書類
所得135万円以下1,000円本人確認書類+合計所得が分かる書類

135万円以下かどうかは、毎年6月以降に区市町村から届く「介護保険料納入(決定)通知書」で確かめられます。所得段階区分が1〜6なら1,000円の対象です(品川区・武蔵野市・昭島市・福生市・あきる野市は1〜7、八丈町は1〜9)。通知書に「合計所得金額」の欄があり135万円以下と書かれていれば、それでも対象です。令和8年度は、給与所得がある人は合計所得金額が135万円を超え145万円以下でも1,000円で買える場合があります。東京バス協会「取得について」

記名PASMOが1枚要る

パスの情報は記名PASMOに入れるので、手持ちの記名PASMOを窓口に持って行けば追加の費用はかかりません。PASMOが無い人は窓口で新しく作れて、パスの費用とは別に1,000円(預り金500円と、運賃に使えるチャージ500円)がかかります。新しいPASMOを出せない常設窓口も一部にあります。

使えないのは、モバイルPASMO、無記名のPASMO、クレジットカードなどと一体のPASMO、通勤定期などが入ったPASMO、本人の名前でないPASMO、Suicaなど他社のICカードです。無記名のPASMOは、駅の券売機で名前を登録すれば記名PASMOになります。東京バス協会「磁気カードからICカード(PASMO)への移行」

有効期間は、使い始める月の初日から1年間

パスは一年中発行していて、使い始める日を「申請日当日」「翌月1日」「翌々月1日」から選べます。有効期間は、使い始める日がある月の初日から1年間で、1か月単位で決まります。申し込みは2か月前から受け付けます。東京都シルバーパスのご案内(東京バス協会)

東京都シルバーパスの使い始める日(申請日当日・翌月1日・翌々月1日)と有効期間の数え始め、費用とPASMOの発行費用をまとめた図
使い始める日の選び方と、有効期間の数え始め(出典:東京都福祉局・東京バス協会の公式サイト、2026年10月11日確認/図解:この街手帖 編集部)

これから70歳になる人は、70歳になる月の1日から使えます。たとえば10月15日に70歳になる人は10月1日から使え、その2か月前から申し込めます。東京バス協会「よくある質問」

すでにパスを持っていた人の2026年10月からの更新(郵送・電子申請)は受付を終えています。申し込んでいない人、払込票の入金が済んでいない人は、シルバーパス専用電話に連絡するよう案内されています。東京バス協会「更新について」

窓口に持って行く書類

本人確認書類はマイナンバーカードか運転免許証(2012年4月1日以降に交付された運転経歴証明書も可)の1点で、コピーは使えません。介護保険被保険者証や資格確認証も本人確認書類として使えます。申込用紙は窓口に置いてあり、その場で記入します。

1,000円のパスは、住民税の課税状況が分かる書類がもう1点要ります。介護保険料納入(決定)通知書、住民税の課税証明書または非課税証明書、生活保護受給証明書(「生活扶助」の記載があり、受付日の3か月以内に発行されたもの)のどれかです。4月ごろ届く仮の通知書は使えず、介護保険料の通知書は再発行されないので、なくした人は1月1日に住んでいた区市町村で証明書を取ります。

書類の年度は申し込む日で決まり、2026年9月1日〜2027年5月31日の申し込みは令和8年度の書類を使います。家族などが代わりに申し込むこともでき、本人の書類一式に加えて、代わりに行く人のマイナンバーカードや運転免許証が要ります。東京バス協会「取得について」

買う場所は、都内のどの常設窓口でもよい

パスは区役所や市役所では売っておらず、バス会社の営業所・案内所や都営地下鉄の定期券発売所など、都内に約135か所ある常設窓口で買います。住んでいる区市町村の外の窓口でも発行を受けられます。窓口ごとに受付の時間が違い、9時〜17時の営業所もあれば、午後だけ開く駅前の案内所もあります。臨時に休む窓口もあるので、出かける前に発行場所の一覧と電話で確かめてください。

問い合わせは東京バス協会のシルバーパス専用電話(03-5308-6950)で、2026年10月1日からは平日9時〜17時です。区市町村の役所には問い合わせないよう案内されています。東京バス協会「お問い合わせ」

使える乗り物と、使えないバス

使えるのは都営バス・都営地下鉄・都電(東京さくらトラム)・日暮里・舎人ライナーと、都内の民営バス、八丈町営バス、三宅村営バスです。民営バスは、東急バス・京王バス・関東バス・西武バス・国際興業・小田急バス・京浜急行バス・立川バス・西東京バスなどで、都内の停留所どうしの区間で使えます。

区市町村のコミュニティバス(一部の路線を除く)、高速バス、空港連絡バス、深夜急行バス、定期観光バス、臨時バス・季節バスには乗れません。窓口によっては「地下鉄情報」を入れずに発行され、更新のときに手持ちの記名PASMOをパスにした人も同じです。その場合は、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーに初めて乗る前に、駅の券売機で「シルバーパス地下鉄情報の書き込み」をします。書き込まずに乗ると、運賃がチャージ残高から引かれます(東京バス協会「お持ちの方へ」)。乗り方は、電車は入るときと出るときに改札機にタッチ、バスは運賃を先に払う路線は乗るとき、後で払う路線は乗るときと降りるときにタッチします。東京バス協会「使える路線」

区の購入費助成と、使える路線の確かめ方

12,000円のパスを買った人に、区が購入費を助成するところがあります。江東区は令和8年10月以降に有効のパスを12,000円で買った課税の区民に10,000円を助成し、10月1日から郵送とオンラインで受け付けています。江東区報(令和8年9月1日号)

港区は同じ条件の区民に11,000円を助成し、受付は令和9年3月31日までです。港区「東京都シルバーパスの購入費助成」

江戸川区も11,000円を助成し、所得にかかわらず自己負担1,000円で使えるようにしていて、申請は2027年3月31日まで、申請フォームか郵送です。江戸川区の発表(2026年9月29日) 助成は区ごとに有無も条件も違うので、住んでいる区市町村の案内で確かめてください。

もう1つは、電車で使えるのが都営地下鉄・都電・日暮里・舎人ライナーに限られる点です。ふだん使う駅や路線が都営交通か、近くを走るバスの会社が対象かを、使える路線の一覧で先に見ておくと、12,000円を払う価値があるか判断できます。

なくしたとき、要らなくなったとき

なくしたパスは常設窓口でだけ再発行でき、手数料は1,020円です。受付をした翌日以降14日以内に新しいカードを受け取ります。そのとき代用証も渡され、受け取った日を含む3日間は、路線バスでは代用証を使います。券面に「東京都シルバーパス」と印字されたパス(地下鉄情報が入ったもの)は、新しいカードを都営地下鉄の定期券発売所(日暮里・舎人ライナー日暮里駅を含む)で受け取ります。再発行を扱わない窓口もあるので、再発行・払い戻し窓口の一覧で確かめてから行きます。

都外へ引っ越すなどでパスが要らなくなったら、常設窓口に返します。12,000円のパスは「12,000円−1,000円×使った月数−手数料500円」が払い戻され、10月に買って12月に返すと8,500円です。1,000円のパスは払い戻しがありません。PASMOごと返す場合、チャージ残高と預り金はPASMOの決まりで返金されます。東京バス協会「よくある質問」

公式情報確認:2026年10月25日(日本時間)。

利用する前に知っておきたいこと

時間・休み
パスは一年中発行(当日から使えるパスも毎日発行)。常設窓口の受付時間は窓口ごとに異なる。シルバーパス専用電話は2026年10月1日から平日9:00〜17:00
対象・回数
東京都に住民登録がある満70歳以上の人(寝たきりの人を除く)。70歳になる月の1日から使え、2か月前から申し込める
追加費用・持ち物
記名PASMOが必要(モバイルPASMO・無記名・クレジット一体型・Suicaは不可)。1,000円のパスは課税状況が分かる書類(介護保険料納入(決定)通知書、課税・非課税証明書、生活保護受給証明書のいずれか)も必要
入会・自動継続
有効期間は使い始める日がある月の初日から1年間
キャンセル
12,000円のパスは返すと12,000円−1,000円×使った月数−手数料500円を払い戻し。1,000円のパスは払い戻しなし

場所・アクセス

施設・会場
東京都シルバーパス常設窓口(バス会社の営業所・案内所、都営地下鉄の定期券発売所など都内約135か所)
アクセス
都営バス・都営地下鉄・都電・日暮里・舎人ライナー、都内の民営バス、八丈町営バス、三宅村営バスで使える。高速バス・空港連絡バス・深夜急行バス・コミュニティバス(一部を除く)などは不可

情報源・掲載について

確認に使用した公式情報(14件)

情報確認日:2026年10月25日

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