福岡市早良区小笠木の梶原博多人形工房では、素焼きの人形に自分で色を差す絵付け体験を予約制で受け付けています。料金は絵具と「えと(土鈴)」の生地がセットになって2,200円(税込)からです。
伝統工芸士の工房で、干支の土鈴に色を差す
工房を構えるのは、国指定の伝統工芸士で、内閣総理大臣賞を二度受けている博多人形師の梶原正二さんです。博多人形は400年以上の歴史をもつ経済産業大臣指定・福岡県の伝統的工芸品で、黒田節で知られる武者物から美人物、節句もの、干支、おはじきまで幅広く作られてきました。工房のギャラリーには美人物、男物(武者物)、お地蔵様、観音様、童人形、干支、雛人形などが並んでいて、絵付けに向かう前に完成品の色づかいを見ておけます。梶原さんは細く彫った線に金箔粉を蒔く技法や、雲母でぼかす技法を使い分ける作り手として紹介されています。
絵付け体験で使う生地は、基本が干支の土鈴です。追加料金を払うと生地を選び直すこともでき、シャチは+500円、テディベア・アマビエ・柴犬・招き猫・龍は+1,000円となっています。絵付け体験・予約の公式ページに料金と生地の一覧が出ています。
開催は平日の午後と土曜の午前。予約は電話で
絵付け体験の開催は月曜から金曜の午後です。土曜日は午前中のみの開催で、日曜・祝日は休みになります。予約制なので、希望の日を決めたら092-804-3224へ電話して伝えます。不明な点は公式サイトの問い合わせフォームからも尋ねられます。工房の営業時間は10:00〜17:00で、体験以外の目的で立ち寄るときも、事前に電話で連絡してから向かうよう案内されています。工房の休みは日曜・祝日です。人形の生地を変えたい場合は、電話で日程を伝えるときに一緒に希望を伝えておくと当日が早く進みます。
博多人形の絵付けは、博多区の施設でも受けられます。あわせて検討するならはかた伝統工芸館の体験の記事もどうぞ。
西鉄バス「早良高校前」から徒歩7分、無料駐車場5台
住所は福岡県福岡市早良区大字小笠木617-4。バスで向かう場合は西鉄バスの「早良高校前」バス停から徒歩7分です。車の場合は無料駐車場が5台分あります。工房は室内なので、天気に左右されずに予定を立てられます。工房兼自宅という造りで、毎年2月には「田舎のひなまつり」もここで開かれています。なお梶原さんは展示会にも出ており、2026年10月29日から11月3日にかけては、はかた伝統工芸館で「第拾弐界 博多人形妖怪展」が予定されています。梶原博多人形工房の公式サイトに日程が掲載されています。
公式情報確認:2026年9月21日(日本時間)。料金・開催日は変更されることがあります。

