10月9日、福岡市西区の飯盛神社で流鏑馬が行われます。秋季大祭の神事で、直垂姿の武者が疾走する馬上から的を射ます。2026年の10月9日は金曜日です。日付は毎年動かないので、曜日のほうを先に確かめて予定を立てることになります。
約400年続いてきた秋季大祭の神事
飯盛神社の流鏑馬行事は、旧早良郡一帯で信仰を集めた飯盛神社で、10月9日の秋季大祭(くにちまつり)に五穀豊穣・武運長久・無病息災を祈って行われてきた行事です。元亀4年(1573)の古文書にも見え、近世の地誌類にも記され、天保9年(1838)の伝書も残っています。射手は氏子のうち騎射を業とする家が務め、神馬も氏子から奉納される形が受け継がれてきました。福岡市の無形民俗文化財に指定されています。指定の内容は福岡市の文化財のページにあります。
神社の説明では、旧暦の重陽の節句を月遅れにした日として10月9日午後1時に始まります。鎌倉武士の装束をまとった一行がお汐井取りを終えて神社に参拝するところから始まり、花射手は拝殿前で蟇目の型と天長地久の祈念を捧げ、本社を左から右回りに三度駈け廻ります。馬場では、日記の「始めませい」の言葉に射手が「オー」と答え、そこから流鏑馬が始まります。およそ200メートルの直線に立てられた3枚の網代的を、走る馬の上から次々に射抜きます。的三枚に花射手三名で三三九。天保9年に小笠原流の式法を伝授されて以来、山本・青柳・榊の三家で継承されています。神事の流れは飯盛神社の秋季大祭流鏑馬式のページに詳しく書かれています。
日時・場所・問い合わせ
開始は10月9日の午後1時。会場は福岡市西区大字飯盛609の飯盛神社です。社務所の電話は092-811-1329。神社では諸役として参加する希望者を先着30名まで募っており、申し込みは神社へ直接連絡します。流鏑馬についての問い合わせは、西区役所総務部企画振興課(092-895-7032)でも受け付けています。区の案内は福岡市西区のページにあります。
アクセス
西鉄バス(2番)「飯盛」から徒歩5分です。神社は飯盛山の麓にあり、本殿は慶安3年(1650)に黒田忠之の寄進で建てられた安土桃山風の三社流れ造で、福岡市の有形文化財に指定されています。創建は貞観元年(859)、清和天皇が勅使を遣わして飯盛山の上宮・中宮・下宮と神宮寺の再建を命じたことによると伝えられます。
出かける前のチェックリスト
- 開催日は毎年10月9日。2026年は金曜日
- 開始は午後1時
- 屋外の馬場で行われるので、当日の天候による扱いは飯盛神社(092-811-1329)へ
- 諸役として参加したい場合は先着30名の枠を神社へ問い合わせる
- 行き方は西鉄バス(2番)「飯盛」から徒歩5分
流鏑馬そのものは長い時間続く神事ではありません。午後1時の開始に合わせて出かけられるよう、バスの時刻を先に調べておいてください。
公式情報確認:2026年9月22日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。





