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九州の冬の山道はノーマルタイヤNG。反則金6,000円、区間と確認先

九州の冬の山道とノーマルタイヤの記事のサムネイル(雪の道に残るタイヤの跡の写真に題名)

九州の高速道路は大分地区を除き冬用タイヤ規制をせず、大雪では通行止めが中心です。九重・阿蘇・えびの高原の確認先、予防的通行規制区間、レンタカーのスタッドレスの申し込みまでを並べました。

九州の冬の山道と高速道路で、冬用タイヤとチェーンをどう備えるかをまとめました。九州の高速道路は、大分地区を除いて冬用タイヤ規制をしておらず、大雪のときは通行止めが中心です。ノーマルタイヤで雪や凍結の道を走るのは法令違反で、反則金は普通車6,000円です。山道の九重・阿蘇・えびの高原は、道路を管理する機関が確認先を出しています。トヨタレンタカーとニッポンレンタカーは九州の店でスタッドレスが標準装備ではないので、予約のときに自分で申し込みます。記事中の楽天市場のリンクは広告(PR)です。

場所ごとの違いを一覧で

同じ「冬の九州」でも、高速道路と山道で起こることが違います。

場所大雪・凍結のとき備え確認先
高速道路通行止め(冬用タイヤ規制は大分地区のみ)冬用タイヤ・チェーン携行NEXCO西日本・JARTIC
九重国道210号・やまなみハイウェイで雪氷対策、通行止め予定区間ありすべり止め機具が前提おおいた防災情報ポータル
阿蘇国道57号滝室坂など。立ち往生で通行止め・装着確認冬用タイヤ+チェーン九州道路ライブカメラ
えびの高原アクセス道路がチェーン規制になることがあるチェーン宮崎県道路規制情報
福岡・大分の峠国道201号八木山峠、国道10号立石峠など9区間で集中除雪冬用タイヤ・チェーン国土交通省の道路情報

高速道路は冬用タイヤ規制ではなく通行止めになる

NEXCO西日本は、九州の高速道路のほとんど(大分地区を除く)で、他の地域のような冬用タイヤ規制を実施していません。降雪期間が短く積雪する区間としない区間が混在すること、チェーン装着車と冬用タイヤ車が混ざると走りにくいことが理由で、規制を行う各県警との協議の結果としています。よくあるご質問(NEXCO西日本)

【NEXCO西日本】大雪啓発CM(通常地域編)30秒(NEXCO西日本 公式チャンネル)

その代わり、大雪では通行止めになります。2026年1月22日の発表では、九州の広い範囲で通行止めになる可能性があり、高速道路を止めた場合は並行する国道も同時に止めることがあると呼びかけています。大雪による積雪・路面凍結に注意(2026年1月22日・九州地方整備局ほか)

2016年1月の大雪では九州縦貫自動車道が長時間止まり、国道3号の太宰府IC〜広川IC間(約35km)は、普通なら約1時間のところが約6時間かかりました。迂回路も動かなくなるので、雪の予報が出たら出発自体を見直すのが基本です。

大分地区では、NEXCO西日本の大分高速道路事務所が「2018年12月から大雪時のタイヤチェーン装着が義務化された」と案内し、大雪のときはインターチェンジやサービスエリアで冬用タイヤの装着を確認しています。冬用タイヤ規制(大分高速道路事務所)

国土交通省の「チェーン規制箇所一覧」は、大雪特別警報や緊急発表が出るような異例の降雪のときに、峠などで実施する規制の一覧です。2026年10月4日時点で、この一覧に九州の区間は載っていません。チェーン規制について(国土交通省)

九重はやまなみハイウェイと国道210号水分峠

大分県が管理する九重町・玖珠町の道路の雪氷対策は、通る車がすべり止め機具をつけていることを前提にしています。大分県の玖珠土木事務所(玖珠町・九重町の国道387号と県道を管理)は、夜間や早朝は対応が間に合わないことがあり、降雪中は融雪剤をまかない場合もあると案内しています。積雪・凍結による道路対応について(大分県玖珠土木事務所)

同じページに、国道210号、やまなみハイウェイ(別府一の宮線)の牧ノ戸登山口と瀬の本、九酔渓の十三曲がり北側のライブカメラへのリンクがあります。出発前に路面を見られます。

国道210号の水分峠は、国土交通省の大分河川国道事務所が2024年12月10日付の文書で、大雪時の通行止め予定区間を「セブンイレブン九重IC店前(78K400)〜川北交差点(93K200)」と示しています。通行止めの間、区間内に住む人は冬用タイヤかチェーンをつけていれば住居までの通行を許可されますが、水分峠の通り抜けはできません。大雪時における国道210号通行に際してのお願い(大分河川国道事務所)

九重のスキー場へ行く人は、料金と行き方を九州で滑れる九重森林公園スキー場の記事にまとめています。

阿蘇は国道57号の滝室坂に注意

阿蘇の冬は、急な凍結や積雪で道路状況が一変し、立ち往生する危険があります。国土交通省・熊本県・熊本県警察のリーフレットは、気温の低い日に阿蘇方面へ行くときは、気象と道路の確認、冬用タイヤの装着、チェーンの携行・装着を求めています。大型車が立ち往生したときは早い段階で通行止めにし、積雪時にはチェーンと冬用タイヤの装着確認や指導をする場合があるとも書いています(2017年作成)。阿蘇地方の冬、道路の路面凍結・積雪に要注意!(国土交通省ほか)

九州地方整備局は、大雪のときに集中して除雪する「予防的通行規制区間」の1つに、国道57号の滝室坂(阿蘇市一の宮町)を挙げています(2024年1月の発表時点)。大雪による積雪・路面凍結に注意(2024年1月22日・九州地方整備局ほか)

熊本県内の通行規制は、県管理の道路も国・NEXCO・熊本市の道路も、熊本県の「道路情報・道路情報カメラ」のページから確認できます。電話は日本道路交通情報センター(050-3369-6643)です。道路情報・道路情報カメラ(熊本県)

えびの高原はアクセス道路がチェーン規制になることがある

えびの市は、えびの高原のアクセス道路が冬にチェーン規制されることがあると案内しています。道路情報を確かめてから出かけるよう求め、宮崎県道路規制情報とライブ画像へのリンクを出しています。えびの高原(えびの市)

宮崎県の規制情報は、県が管理する国道・県道の通行止め、チェーン必要、時間規制を地図で見られます。宮崎県道路規制情報

福岡・大分の峠を含む9つの予防的通行規制区間

九州地方整備局が国道で「予防的通行規制区間」に選んでいるのは9区間で、うち福岡県が4、大分県が2です。大雪のときに急な上り坂で大型車などが立ち往生しやすい場所を選び、集中的に除雪する区間で、通行止めにする場合があります。2024年1月の発表時点の一覧です(2026年1月の発表には一覧が付いていません)。大雪による積雪・路面凍結に注意(2024年1月22日・九州地方整備局ほか)

路線区間県
国道3号岡垣バイパス福岡県
国道201号八木山峠・八木山バイパス・烏尾峠福岡県
国道10号立石峠・赤松峠大分県
国道210号水分峠大分県
国道57号滝室坂熊本県
国道57号雲仙地区長崎県
国道225号川辺峠鹿児島県

表の県は、路線が通る県から整理しています。

レンタカーのスタッドレスは九州では申し込みが必要

トヨタレンタカーとニッポンレンタカーは、スタッドレスの標準装備の店・地域に九州を入れておらず、九州で借りるなら予約のときに申し込みます。

会社標準装備スタッドレスチェーン
トヨタレンタカー北海道・東北・新潟・岐阜・富山・石川・福井・長野・鳥取の店。九州の店はなしオプション。乗用・バン2,200円、ワゴン・SUV3,300円(24時間まで)店舗により料金が違い、保有しない店もある
ニッポンレンタカー北海道・東北・中部・北陸。九州はなしオプション。公式サイト・アプリで10月〜翌5月の出発分取り扱いなし。自分で用意

トヨタレンタカーは、対象の店と期間を2026年4月〜2027年5月の一覧で出しています。スタッドレスのオプション料金は標準装備の地域・期間には使わない料金で、キャリアやタイヤチェーンの料金は店舗によって違います。予約はWebサイト、予約センター(0800-7000-111)、利用する店舗の電話でできます。オプション装備(トヨタレンタカー)スタッドレス全車標準装備店舗・期間(トヨタレンタカー)

ニッポンレンタカーは、降雪地域として「阿蘇・九重」の名前を挙げ、お出かけ・乗り捨て利用の場合はスタッドレスの申し込みを求めています。スタッドレスなしで降雪地域へ行くと、レンタカーの利用を断ることがあります。スタッドレス装備車は数に限りがあり、予約できない場合もあります。スタッドレスタイヤオプション(ニッポンレンタカー、2026年4月21日現在)

ニッポンレンタカーは、大雪特別警報や緊急発表が出るような降雪では、高速道路や国道の一部区間でスタッドレスでもチェーンの装着が必要になると案内し、タイヤチェーンのオプションは全国で扱っていません。借りる前に、チェーンを自分で用意するか、貸出の有無を店に聞いておくと安心です。

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出発前に確かめること

国土交通省・雪センターなどのポスターは、どうしても出かけるときは車内に毛布、食料・飲料、スコップ、滑り止め(乾いた砂をペットボトルに入れたもの)を積むよう勧めています。九州地方整備局の2026年1月の発表も、冬用タイヤの装着、チェーンの携行・早めの装着、最新の気象・交通情報の確認を求めています。

雪かきや脱出に使う車載スコップは、折りたたみ式なら荷室に収まります。楽天市場で車載用スコップを探す(PR)

よくある質問

ノーマルタイヤで雪の山道を走るとどうなる?

積雪・凍結した道路をノーマルタイヤで走るのは法令違反で、反則金は大型7,000円、普通6,000円、二輪6,000円、原付5,000円です。国土交通省・雪センター・日本自動車タイヤ協会のポスターによる金額で、都道府県の規則に基づきます(沖縄県を除く)。大雪による積雪・路面凍結に注意(2026年1月22日・九州地方整備局ほか)

スタッドレスや4WDならチェーンはいらない?

国土交通省は、チェーン規制のときはスタッドレスでもチェーンのない車は通れず、4WDも同じだと説明しています。チェーンは駆動輪につけるのが基本で、金属・ゴム製・布製は使え、スプレー式は使えません。チェーン規制について(国土交通省)

公式情報確認:2026年10月4日(日本時間)。規制の区間や料金は変更されることがあります。

情報源・掲載について

確認に使用した公式情報:

情報確認日:2026-10-04

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