福岡市から車で1時間かからない場所に、山ひとつが色づく寺があります。糟屋郡篠栗町萩尾の呑山観音寺です。「のみやまさん」の名で呼ばれ、モミジとドウダンツツジのほか、ヤマザクラやハゼ、ケヤキなど多種多様の木々が紅葉します。
色づきは例年10月末から。紅葉まつりは10月28日〜11月23日
公式の案内によれば、呑山観音寺では例年10月末から色づきを楽しめます。境内は場所ごとに時期がずれていて、天王院の紅葉の参道が10月末から11月中旬、天王院表参道口と極楽往生院が11月初旬から中旬、百観音堂のドウダンツツジが10月下旬から11月中旬、七福神堂の周辺が10月末から11月中旬。日陰は11月下旬まで紅葉すると案内されています。11月中旬からは参道がモミジの絨毯になります。
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紅葉まつりの期間は10月28日から11月23日まで。期間中は日替わりでキッチンカーなどの出店があり、七五三の無事成長祈願や蚤の市「観音市」も行われます。色づく時期はその年の気温で前後するので、紅葉まつりのページで当日までの様子を確かめてから出かけてください。
秋の特別拝観は一般500円
紅葉まつりの期間は、通常は非公開の特別拝観コースが開きます。瑜祇大宝塔が特別公開され、正面大扉を開いて本尊の両頭愛染明王が御開帳されます。塔から天王院へ続く白壁沿いの参道も同時公開。時間は9時30分から17時まで(最終入場16時)、料金は一般500円、中学生以下は無料です。拝観した人には記念散華が授与され、追加を求める場合は一花500円です。

瑜祇塔は密教経典に説かれる一層の塔で、多宝塔の原型と伝わります。呑山観音寺の塔は高さ21メートルの総木造、朱塗り、本瓦葺で、九州では唯一。木造のものは高野山の瑜祇塔と合わせて全国に2基だけです。隣接するバラ園「花筵庭」も同時に公開され、11月26日まで延長して開園します。四方をモミジに囲まれた庭園で、秋バラと紅葉を一緒に見られます。なお記念撮影やカメラマンを帯同しての撮影には許可が必要です。
行き方と、写経のこと
住所は福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4、電話番号は092-947-4423(午前9時から午後5時)です。JR福北ゆたか線の篠栗駅から車で15分。バスは天神バスセンターから「篠栗」まで35分、博多駅バスセンターから30分です。車の場合、福岡方面からは国道201号を飯塚方面へ進み金出交差点を左折、福岡I.C.から約20分。北九州方面からは若宮I.C.を降りて力丸ダム方面へ約20分です。経路は交通案内のページにあります。
11月は写経を希望する人に信徒会館が開放されます。天王院本堂の受付所で申し出て、志納金500円を納めると写経用紙と手引きを渡されます。書き終えた用紙は本堂に奉納されます。
公式情報確認:2026年9月23日(日本時間)。見頃・料金は変更されることがあります。

