2026年7月28日に起きた令和8年熊本地震で、熊本県内の住家被害は70,422棟にのぼっています。県が9月15日14時時点でまとめた被害情報によると、棟数がとくに多いのは八代市、熊本市、宇城市、宇土市、益城町、氷川町、御船町の7市町です。福岡からは高速道路でも新幹線でも数時間の距離で、食卓に上がるものの産地でもあります。ふるさと納税は、この7市町へ直接お金が入る寄附の形です。申し込みのときに寄附金の使い道を選ぶ欄があり、八代市なら「被災した市内事業者の復旧復興支援」「災害からの復旧・復興まちづくり」、益城町なら「熊本地震災害復旧・復興事業」、氷川町なら「R8年熊本地震氷川町復興支援事業」といった項目が並んでいます。返礼品を選びながら、お金の行き先を指定できるということです。
被害の大きかった7市町と、県が発表した棟数
熊本県災害警戒本部の「令和8年熊本地震に係る被害情報」第57報(2026年9月15日14時00分現在)では、住家被害の合計は70,422棟、うち全壊2,270棟、大規模半壊812棟、半壊5,545棟です。市町村別で棟数が多いのは、八代市18,614棟(うち全壊874棟)、熊本市15,993棟(同54棟)、宇城市11,715棟(同628棟)、宇土市7,805棟(同28棟)、益城町4,174棟(同44棟)、氷川町3,217棟(同526棟)、御船町2,890棟(同13棟)です。同じ時点で避難所は11市町の36か所が開設され、避難者は1,695名と発表されています。数字は推計値を含み、今後修正が入る可能性があると県が注記しています。この記事はこの7市町を扱いますが、内閣府は7月28日付で県内の10市10町1村に災害救助法を適用しており、被害はもっと広い範囲に及んでいます。熊本県の被害情報ページと内閣府の災害救助法適用状況で確認できます。
楽天ふるさと納税で申し込める返礼品
八代市は、訳あり晩白柚 5〜7玉 約8kgが15,000円、い草のネゴザ 88×180cmが15,000円です。熊本市は赤身馬刺しセット 合計250g(50g×5パック、専用醤油付き)が12,000円。宇城市は先行予約の不知火 約5kg(15〜22玉前後)が15,000円です。
宇土市は有明海の海苔が中心で、特選 一番摘み 焼海苔 全形10枚×3袋 計30枚が8,000円、有明産 生のり 磯のり佃煮 3種 各150gが7,000円。益城町は製麺所の味 益城ラーメン 4食入り×2箱 計8食が10,000円、国産馬刺し赤身 約400g(たれ付き)が16,000円です。氷川町も晩白柚の産地で、山本果樹園の晩白柚 2玉(Lサイズ)が12,000円、道の駅竜北の晩白柚ジュレ 170g×12個が13,500円。御船町はめん屋大仙のラーメン3食セットが13,000円です。この11件は、寄附金額が内容量で変わらず、商品ページに金額と内容がそのまま書かれているものを選びました。晩白柚や不知火は先行予約で、発送は2026年12月以降や2027年に入ってからの指定になっています。届くまで間があるので、申し込むときに冷蔵庫の都合を気にする必要はありません。海苔・佃煮・ラーメン・馬刺しは通年の品で、出荷までの日数が商品ページに書かれています。いずれも寄附金の入金後のキャンセルはできないと各ページに記載があります。寄附額や在庫は変わるので、申し込む前に商品ページで確認してください。
控除の仕組みと、各市町の窓口
ふるさと納税は、寄附額から2,000円を差し引いた分が所得税と住民税から控除される仕組みです。控除には上限があり、総務省は給与所得者でおおむね給与所得の40%程度、年金受給者で30%程度と案内しています。確定申告をしない給与所得者は、寄附先が5団体以内なら申請書を翌年1月10日までに出すワンストップ特例が使えます。詳しくは総務省ふるさと納税ポータルサイトと最高限度額の説明にあります。
楽天以外の入口も各市町が用意しています。窓口は八代市、熊本市、宇城市、宇土市、益城町、氷川町、御船町の各公式ページです。いずれも楽天ふるさと納税だけでなく、ふるさとチョイスやさとふるなど複数のポータルサイトからの申し込みを案内しています。熊本市は災害支援の寄附について、ふるさと納税サイトに加えて銀行振込と郵便振替でも受け付けると書いています。返礼品の品ぞろえはサイトごとに違うので、楽天で見つからないものが別の入口にあることもあります。
返礼品を受け取らない寄附と、義援金
返礼品を伴わない災害応援寄附も、同じ楽天ふるさと納税の中で1,000円から受け付けている自治体があります。熊本市は災害支援寄附について返礼品はないと明記したうえで、ふるさと納税サイトのほか銀行振込・郵便振替でも受け付けています。使いみちを自治体に限定せず、被災した世帯へ直接配分されるお金を送りたい場合は義援金という選び方もあります。熊本県は2026年7月29日から10月30日までを受付期間とし、肥後銀行・熊本銀行・ゆうちょ銀行の口座と、県庁や地域振興局など15か所の義援金箱で受け付けています。窓口での振込手数料は免除されると県が案内しています。詳細は熊本県の義援金受付ページにあります。
公式情報確認:2026年9月21日(日本時間)。寄付額・返礼品の内容は変更されることがあります。




