新しい家の近くの川はどこまで水が来るのか、いちばん近い避難所はどこか。引っ越して落ち着いた週末に一度だけ調べておくと、大雨の夜に迷わずに済みます。避難の判断は市や気象庁の最新の情報に従ってください。
総合ハザードマップで、家の周りの危険を災害別に見る
福岡市の「総合ハザードマップ」は、洪水・内水、土砂災害、高潮、地震、津波の5つの災害について危険度を地図で示したもので、揺れやすさマップとため池ハザードマップも載っています。市の地図サービス「福岡市Webまっぷ」で住所から見る方法と、PDFをダウンロードする方法の2通りがあります。市はこのマップの目的を、市民が災害時により的確に行動できるようにすることだと説明しています。福岡市総合ハザードマップ
「避難場所」と「避難所」は別のもの
公式の用語では、指定緊急避難場所は災害の危険から命を守るために緊急に逃げる場所、指定避難所は被災した人が一定期間生活する施設です。福岡市は避難場所を2段階で指定していて、公民館や小中学校、グラウンド、公園などの「地区避難場所」と、大規模な公園の「広域避難場所」があります。避難所は災害や施設の状況を確認したうえで開設されるので、災害時に実際に開いている避難所は市の緊急情報ページで確かめることになります。指定緊急避難場所(総合ハザードマップ)
防災メールは空メール1通で登録
福岡市防災メールは、t-fukuoka-city@sg-p.jp へ空メールを送り、返信メールのURLを開いて利用規約に同意し、受け取りたい情報を選ぶと登録が完了します。配信されるのは緊急情報、気象警報・注意報、土砂災害警戒情報、地震情報、津波情報、雨量情報など全16種類で、緊急情報だけは外せません。料金は無料(通信料は利用者負担)で、送信元の bousaimail@fukuoka-city.jp を迷惑メール設定で許可しておくよう市は案内しています。福岡市防災メール
防災アプリ「ツナガル+」とLINE公式アカウント
市の防災アプリ「ツナガル+(プラス)」は、平常時に近くの避難所を地図で表示して設備やルートを確認でき、大規模災害が起きるとアプリが自動で災害時モードに切り替わり、避難所の開設状況や市からの支援情報が見られると説明されています。App StoreとGoogle Playで配布され、利用は無料、基本機能はアカウント登録なしで使えます。福岡市LINE公式アカウントにも「避難行動支援機能」があり、友だち追加すると防災情報の受信設定、避難所検索、ハザードマップの確認、災害時の開設避難所の検索や避難情報のプッシュ通知が使えます。市の公式サイトの「登録する」ページに、これらの入口がまとまっています。登録する(防災アプリ、防災メール、LINE公式など)
出発前のチェックリスト
- 総合ハザードマップで自宅と職場・学校の周りを、洪水・土砂・高潮・地震・津波それぞれ見る。
- 地区避難場所と広域避難場所を1つずつ覚え、歩くルートを確かめる。
- 防災メールに空メールで登録し、送信元アドレスを許可リストに入れる。
- 「ツナガル+」を入れて、避難所の地図表示を一度開いておく。
- 災害時に開設中の避難所は、市の緊急情報ページで確認する。
最新の防災情報と各サービスの入口は福岡市 防災情報トップにあります。年に一度は登録内容と避難先を見直してください。
公式情報確認:2026年9月20日(日本時間)。料金・営業時間は変更されることがあります。

